BUT NOTHING COMES MY WAY

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暑かったなぁ、今日も。昨日よりは少しマシか?アクシデントはとりあえず小休止。だよな?

映画、『ギミーデンジャー』(大ヒット中。たぶん、予想以上の)の公開に合わせて発刊された2冊を眺めつつ、音楽聴いて呑むのがここのところの定番。

1つは『CROSSBEAT special edition SHINKO MUSIC MOOK IGGY POP

もう1つは『ACTION PORTRAIT IGGY POP PHOTO by GIN SATO』(LOFT BOOKS)

前者は今まで無かったのが不思議な(ルー、ジョニサン、パティなんかはとっくにあったのに・・・)イギー初の日本版書籍。ヒストリー、ディスコグラフィー、コラム等、お馴染みのライター(大鷹俊一、小野島大、行川和彦etc)による記事も勿論いいけど、何と言ってもシンコーならではの各時期のインタビューと写真が圧巻。表紙&裏表紙の写真のチョイスもグーだし、サイコーの1冊。

後者は日本のストリート・シーンの生き証人、東京ロッカーズ~ハナタラシまでの写真集『ACTION PORTRAIT GIG』の‟あの”佐藤ジン撮影による79、83、87、89、94年の来日時の写真集。温度や匂いまで感じさせるようなイカシた瞬間を捉えた家宝級の1冊。何度眺めても飽きない。

さっき眺めててふと思い出したのは先日のツィッターでのイギー・ポップ日本FC2代目会長、しみーさんとのやりとり。

「もし、77年にボウイと組んでなかったらどうなってたか?」

ストゥージズ解散後、ボウイ/ベルリン期に前後して組んでたex.ストゥージズ後期のギタリスト、ジェイムス・ウィリアムスンともっと作品残した可能性は高い。しみーさんが言うようにボウイとの方がイレギュラーだもんね、それまでのイギー史を考えると。

聴いてみたかった気もするけど、‟パンクの元祖”として(実際に言われてたけど、もっと)祭り上げられて、そのイメージに凝り固まっちゃって、つまらない、小さい存在になっちゃってた危険性も・・・。

77年、パンクの時代に『イディオット』と『ラスト・フォー・ライフ』を残したのはデカい。『ポスト・ポップ・ディプレッション』が出た後の今、より強くそう感じる。イギーは裸でウホウホ言って暴れるだけのヤツじゃない。

この2冊や、ジム・ジャームッシュ特集のユリイカ最新号で鋤田正義撮影の写真を見てると70年代後半~80年代前半のイギーをどうしたって思い出す。

此処に何度も書いたけど、低迷期というのが定説になってるアリスタ期に俺は強い思い入れがある。

なんたって、長いイギーの歴史の中で俺が一番好きなステージ衣装は『パーティー』のツアー、『Live in S.F.』のビデオで観た黒のミニスカートだしさ(笑)

確かに‟名作”と呼べるような作品は無いかもしれないし、イギー本人のコンディションも良かったとは言えない時期だとは思うけど、きっちり、かっちり仕上がってないゆえの良さがある、と思う。それは俺が大ファンだからかもしれない。アバタもえくぼ的な。でも、他の時期にあまり好きになれなかった作品はある。何でもいいワケでは無いんだよね。

今夜聴いてるのはコレ。

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ボウイ/ベルリン期の後、明確なヴィジョンも無いまま、流されたり、振れ戻ったりしながら迷走してたアリスタ期の1枚目、79年の『NEW VALUES』

ボウイ/ベルリン期の前、ストゥージズ解散後に作られたイギー・ポップ&ジェイムス・ウィリアムスン名義の『キル・シティー』同様、ウィリアムスン・プロデュースで末期ストゥージズでキーボードを弾いてたスコット・サーストン全面参加。ウィリアムスンは何故かプロデュースのみで殆どギターを弾いてない。作曲も1曲のみ。その代りと言うかサーストンは4曲作曲。

iggy pop - new values

サーストンとの共作の1つ、アルバム2曲目に配置されたタイトル曲。1曲目の「テル・ミー・ア・ストーリー」と並ぶ俺のフェイバリット。うねるリフに乗るイギーの吐き捨てるようなヴォーカルがカッコイイ。

アルバム自体はアリスタの3枚では一番、評価高そうだけど、俺はイマひとつ。良い曲はあるのにサウンド・プロダクションが弱い。イギーとウィリアムソンが噛み合ってなかったのかも。この後、長きに亘って、2人が組まなかったのも判る気がする。でも、34年を経て傑作を生みだしてくれたからホントに良かった。

そうは言ってもこのアルバムも結構聴いたんだよな。イギーの本気度は伝わってくるから。

売れてる時も売れてない時も、スタッフからプレッシャーかけられてヤケっぱちな時も、いつもイギーは本気、その時々で。

キース・リチャーズ、ルー・リード、パティ・スミス、遠藤ミチロウ。俺の好きな人はみんな、そうだけど、イギーは明け透けにそれを言う。

そこが大好きなんだよ。

 

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MUSIC IS LIFE, AND LIFE IS NOT BUSINESS

♪気が狂ってんじゃねーの?

 頭おかしいんじゃねーの?

 まさか、やめてよ♪

まったくだよ。

耕太郎の言うとおり。

またまたのアクシデント発生に凹み気味のここ数日、その後の調整的な意味の今日の休日もパッとしない気分・・・。ブログ書いて気を紛らわそう。

もう二週間近く経ってしまうけど、新宿で観た素晴らしかった映画の話。

 

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スゲー欲しかったTシャツとバッヂが品切れ中だったり、俺の行った後に楽しげな企画(ほぼ等身大パネル!素肌にジャケット!)が始まったりで、少しばかりモヤモヤしちゃったけど映画そのものはすこぶる良かった。大きな期待を持ってたけど、それを上回る素晴らしい内容だった。

THE STOOGESのドキュメンタリー、『GIMME DANGER

Gimme Danger - Official trailer

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彼らは他のバンドとまるで違っている

序盤に出てくる、‟ピーナッツバター”や‟イギーでワッショイ”で有名な、1970年の‟あの”シンシナティポップフェスティヴァルのMCだかレポーターの、この一言、つまり、ストゥージズが如何に特異な存在だったか、そして、その所為でどれだけ過小評価されてきたかが、これでもかと強調される前半。

それがあるから、パンクの時代を経ての再評価、30年ぶりの復活と続く後半への感動もひとしお。特にラスト近く、2010年のロックの殿堂入りの時のイギーのスピーチでのキメの言葉が出た場面では身震いして鼻先がつーんと来たよ。

俺は誰の真似でもなく、既成の下劣なモノをなぞらない良いアルバムを作り出そうと努力してきた。コレはあくまで個人的な表現だ

レコードを出し始めた頃、自分ではすごい作品だと思ってたけど同意してくれる人は殆ど居なかった。当時は正しい評価を受けられなかった。でも、今では大勢の人があの頃の作品を評価してくれる。だから自信もついたし、何よりも自分を信じてきてよかったと思う。俺はさ、絶対に諦めない人間なんだよ。自分の信念を貫き通すことは大切なんだ。だから、今もあの当時のアルバムを宣伝して、著作権料を稼ぐんだ。これは俺のプライドの問題でもある。今ではあの頃の曲は発表当時より有名になった。俺が唄い続けてきたからさ。やっと正当な評価を受けるようになったんだ

この93年と94年、共に『アメリカン・シーザー』の時期の2つの大好きな発言を思い出した。イギー・ポップは全然ブレない、もう50年も。

 

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イギー自らの依頼で監督を務めたというジム・ジャームッシュ。俺は『ストレンジャー・ザン・パラダイス』、『ダウン・バイ・ロー』、『ミステリー・トレイン』しか観たことが無くて、ファンってワケでもないんだけど、コレはドンピシャと思った。特にストゥージズがパンクに与えた影響を伝えるくだりは自身も熱狂的なファンなこの人ならでは。伊達にイギーと20年来の友人関係保ってないな、とも思ったね。インタビュー・シーンの‟近い”カンジとか。

そうそう、インタビュー。この手の映画にしてはコメンテーターが極端に少ない。大抵出てくる、同期や影響を受けたりのミュージシャンは皆無。ロンスコットのアシュトン兄弟、ジェイムス・ウィリアムスン、それにスティーヴ・マッケイ、マイク・ワットのバンド・メンバーの他はストゥージズを見出したダニー・フィールズ(ジャーナリスト上がりでエレクトラ、アトランティックのA&Rを経て、後にラモーンズのマネージャー)、そしてアシュトン兄弟の妹、キャシーのみ。この辺は敢えてだろう。パーソナルに、コアに仕上げたかったんじゃないかな?

しかし、この映画、観終わった時のカタルシスが半端じゃない。40年越しで得た栄光だもんな。本人たちは勿論、ずっと好きで居続けたファンもそう感じるのをジャームッシュは痛いほどわかってる、自分も大ファンだから。

もう、ストゥージズはWORLD’S FORGOTTEN BOYじゃない。今やロックのメインストリームの1つだよ、それも巨大な。

 

Iggy & The Stooges - Search And Destroy

Iggy & The Stooges - Search And Destroy

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甲州街道はもう秋なのさ

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♪もう、こんなに遠くまで

 まるで昨日のことのように♪

 

今日は休み、また。

買ってきたレコード聴いて、イギー関連の書物を読んで。先週のお出かけの余韻を楽しんだ一日。

旅日記の後編を書こう。

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遂に、いよいよ、此処へ来てしまった。

ずっと躊躇してた、7年ものあいだ。

最初のうちは賑やかで騒々しかったら嫌だからってのもあったし、‟自分が58歳になって、まだ生きてたら行こう”とか考えてた。

でも、ホントは此処に行くと自分の中で何かが終わってしまう気がして怖かった、だから行かなかったんだと思う。

今回、行く気になったのは何でだろうな?

‟58歳まで生きられるかどうか判らない、生きてても行ける状態かどうか判らない”という本能的な焦りがあったのかも知れない。1回も行けないのは嫌だなって。

あと、あれだ、もう終わってもいい、そう思ったのかも知れない。

で、実際に行ってみて。

終わった、ような気がした。

それが何か?って言葉にするのは難しいんだけど・・・。

物凄い陳腐な言い方すると自分の思春期というか青春というか。

52歳にもなって、こっ恥ずかしいな、書いてて(苦笑)

でも、15の時に清志郎を知って、好きになって夢中になって影響され続けてきた日々は終わった。終わったっていうのは言い過ぎかな?でも変わると思う。ここから先はちょっと違っていくような気がする。

もう清志郎を、ロックを聴かないってことじゃないよ、勿論。普段の生活だって目に見えて変わるとも思えない、少なくても今すぐには。

ただ、自分の意識というか気分は変わっていく、ような気がする。

変わらないこともあるだろうけど何かは変わっていくんじゃないかな?

ここがターニングポイントになる、そんな気がしてる。

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高円寺からの道中、車窓から見る景色がどんどん田舎になっていくことに気持ちがざわついてるうちに高尾に到着。

南口からタクシーで(送迎バスがあるらしいけど、たぶん時間が早すぎて始まってなかったっぽい)10分弱ぐらい?1メーターだったと思う。途中から普通車がすれちがえないぐらい道が細くなる。

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霊園入口からがまた長い。坂道を延々と昇っていく。

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歩いてる時、心臓がバクバクしてたのは‟もうすぐなのか?着いちゃうのか?”と思ってたから?それとも、ただの更年期?(笑)暑かったからね、朝から。

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それが視界に入った時、鳥肌が立った。

誰も居なかった。平日の9時前だもん、当たり前だよね(笑)

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何を想い、何を伝えたいのか判らなくて、割と無の状態で手を合わせてきた、5分ぐらい。でも、感謝の想いはあったかな?同じ時代に居てくれたことへの感謝。

帰りは高尾駅まで歩いた、30分近くかけて。帰りは下りだからね(笑)

閑静な山道を独りで歩きながらいろいろ考えたよ。

勿論、清志郎のこと、これまでの自分のこと、そしてこれからの自分のこと。

RCサクセション/甲州街道はもう秋なのさ

曲はコレだな、またしてもベタだけど(笑)

それにしても、52歳まで思春期とは長過ぎだよなぁ(苦笑)

でも終わった。

たぶんね(笑)

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LA MOSCA旅日記/新宿の片隅から

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また一人、俺のところから巣立っていった。

仕方ないこととは言え、やっぱりちょっと寂しい。とか言いつつすぐ忘れちゃうんだろうけどね、俺、薄情だから(笑)

レコ探の次は旅日記で。新宿だね、今回は。えーっと2年以上ぶりかな?

この辺はよく来てた頃(30年ぐらい前)の面影がかなり残ってて、ほっとする。ペットショップは近年は開いてるのを見たことないけど開いてる時もあるらしい。

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まずは思い出横丁で腹ごしらえ。老舗の(1971年創業だって)かめやで天玉せいろ。一番の名物、天玉そばは暑くて断念。でも、せいろもスゲー美味かったし、なんとコレで400円。

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後ろで待ってる時の気分はデッカード捜査官(笑)

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映画の席確保をしくじって時間がたっぷりあったので、じっくり時間をかけて‟伝説”のレコ屋街を歩いた。このスルー出来ない看板の店はいつ頃からあるんだろう?‟あっち方面”のブツがてんこ盛りの懐かしい雰囲気の店。1枚も買わなかったけど(笑)

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飛ぶ鳥を落とす勢いで店舗数を増やしたVINYL JAPANも今や、この一店舗のみ。近年は呼び屋業の方がメインなのかも。まだ開いてなくて入れず。

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此処の2階も昔からあるけど、まさか同じ店じゃないよな?此処も開いてなかった・・・。

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この店も開いてなかったけど、シャッターの隙間から見えた店内は店と言うより倉庫。此処ってIKO-IKOの前はなんて店だったっけ?結構通った筈なのに思い出せない。

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4年半前に来た時も驚いたけど、まだ建物がそのまま残ってた、WOODSTOCK跡地。人の足元見るような高値のブツが多めだったけど、大好きだったな。

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その目の前の柏木公園。此処も当時の匂いがぷんぷんしてた。昔同様、ベンチに座って缶コーヒー飲んできたよ(笑)

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日高屋で炒飯食って、シネマカリテへ。

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途中で寄ったユニオンに「ステッカー付き前売り券」完売の表記が。

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映画観終わった後は、いつものごとくこの街へ。

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パパもレアもサンカクヤマもやってなくて、BE‐INと文禄堂とDRAMAを覗いて一休でちょっとだけ呑んで一日目終了。

しかし、わかってたとはいえ、寂しかったなぁ、西新宿。俺、いい歳こいて物凄いおセンチ野郎だから(笑)

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二日目のことは次回へ続く。

今回の曲はコレしかない、ベタだけど(笑)

SION - 新宿の片隅から 

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LA MOSCAのレコ屋探訪⑩-新宿レコード

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アクシデント発生。

でも久々だな。懐かしいカンジ(笑)実は昨夜に電話が来てて、遊んできた余韻が一気に醒めたんだけど(苦笑)ブログ書いて気を紛らわそう。

この看板ってそのままだよね?懐かしい。モーレツに懐かしい。

ストゥージズの映画が新宿だったので、絶対に此処は行こうと決めてた。レコ探、その10、新宿レコード。

通ったなぁ、宿レコは。かれこれ30年以上前に。創業47年だって。

少し前にとある方のブログ読んで思い出して。入って右奥、レジカウンターのすぐ前のNYパンク・コーナーが、とかやりとりして(笑)で、ちょっと調べたら1月に名物店主&マダムが引退したらしくて。80歳過ぎてたって?じゃあ仕方ねえよな。

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場所も同じビルの2階から3階に移転。移転は数年前だったみたい。確かに震災以降、数年前に小滝橋通りを歩いてて、下から見上げて「まだ、ある!」と思ったのを憶えてるもんな。バナナやアビイ・ロードのポスターはもう無かったけど(笑)今は通りに面してない反対側。階段ではなくエレヴェーターで昇って行くんだね。

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昔からプログレとハード・ロック、ヘビメタが強い店だったけど、こういうのも面出しで置いてある処が宿レコならでは、店主変わっても。

この店主が、ブログのネタにと思い、一言、二言話を聞こうとしたら止まんないの、話が(笑)

宿レコの黎明期(オープン当初からの常連だったらしい)、西新宿のレコ屋黄金時代、そして今の状況と、その中でどうありたいか。なるべく値段を抑えたいって言ってたよ。

聞けば、店主はex.業界人で。尋常じゃない情熱と音楽キチガイぶりは痛いほど伝わってきた。なんか嬉しかったね、話、たくさん聞けて。

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コレを買ってきた。

ex.NEW YORK DOLLSのSYLVAIN SYLVAIN、80年リリースの1stソロ、『TEENAGE NEWS』 

日本盤帯付き(見本盤)。1400円也。

ドールズ一派のソロでは、ずっとジョニサンのみだったけど、2年前にヨハンセンの1stを手に入れて、いつかシルヴェインのも、と思ってた。

ジョニサンのパンクっぽさやフォーキーなカンジ、ヨハンセンの黒っぽさとも違う、ポップでオールディーなロックン・ロール。かなりカッコイイ。声もいい声してたんだな、シル。

Sylvain Sylvain - Teenage News

このタイトル曲は、『レッド・パテント・レザー』やTOKYO DOLLSでもやってたシルの代表曲。考えたら、「払い落とせ」も「フランケンシュタイン」も「パッスン・ブーツ」もシルの曲だ。いい曲書いてたんだな。

昨年7月に来日してた記憶も新しいけど、来年2月にまた来るんだね、しかもサミー・ヤッファ、スティーヴ・コンテ+リヴァティーンズのドラマーを引き連れて。ちょっと観たい気もするけど行けるかなぁ?

話、戻るけど宿レコ。変わってたけど変わってなくてよかった。32年前に「シャムとか好き?」って言われてポスター貰ったのは一生忘れないぐらい嬉しかったもんな。くれたの店主夫妻じゃなかったし、此処でシャム69のレコード買ったことなかったけど(笑)

また行きたい。

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I FEEL ALRIGHT

「どうした?もう終わりかよ?」

心の中で何度もそう強がりを言いながら過ごした本日。

予想どおりのフルボッコ。そっちからもこっちからもパンチが飛んできた。

でもへーき。明日はコレを観るから。

めんどくせーこと、全部先延ばしにして逃げるように帰ってきた。

Gimme Danger Official Trailer

写真Tは品切れ中だし、やっぱり雨のようだけど(ミチロウダムド。こういう映画を観る時は雨・・・)、全然いいよ、そんなの。だって、ストゥージズだもん。

The Stooges - 1970

何度も何度も書いたけど、この曲が気も狂わんばかりに好き。こんなカッコよくて興奮する曲、他にあるか?いや、あるけどさ(笑)でも、スゲーよ、どうにも。

後半の延々と続くリフレイン。

もう10分でも1時間でも1年でも100年でも続けって思う、いつも。

次はコレを聴こう。

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IGGY & THE STOOGESの『METALLIC K.O.』

A面に73年10月6日、B面に74年2月9日のデトロイトはミシガン・パレスでの、スコット・サーストン加入後の‟末期”ストゥージズ(後者はラストGIG)のライヴ・アルバム。

今では、コレの拡張版もあるし、この手の音源はたくさん聴けるけど、このアルバムが出た76年にはコレでしか聴けなかった。音は勿論よくないけど、それを差し引いても余りあるカッコよさ。特に「COCK IN MY POCKET]~[LOUIE LOUIE」の後半2曲。「LOUIE LOUIE」のジェームス・ウィリアムスンのギターのエロティックな音色!

それにしても楽しみだなぁ、映画。

個人的初イギーから30年。

2017年もあっという間に過ぎていく

長く生きててよかったよ。

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フィールオーライ

超絶に楽しみな、待ち遠しいことが出来た。

クソみたいなこと、憂うべきことは山ほどあるけど、それでも生きてるってことは素晴らしい。

たとえ、今週の水木が雨だとしてもさ(苦笑)

とにかく、何があっても10月22日までは絶対に死ねない。

いや、待てよ、10月27日までにしておこうかな。2049観たいもんな。

いやいや、待てよ、11月19日までは・・・。

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今夜、聴いてるのはコレ。

VIBRATORS、78年の2ndアルバム、『V2』

何故、名盤と謳われる1stじゃなく、こっちかと言うと、単に記事タイトルに戴いたこの曲を貼りたかったから(笑)今の気分ってことで。

The Vibrators - Feel Alright

ヴァイヴレイターズの中心人物のKNOXはデビュー当時、既に30歳越えてて、他のメンバーも含め、それなりにキャリアを積んでたけど、パンクに触発されたってカンジ。

999U.K.サブス辺りの同様のバンドとの違いはパブ・ロック周辺からじゃなくグラム上がりだったってところ。そういった意味じゃザ・ボーイズに近いかも。

クリス・スぺディング、チャーリー・ハーパー、ハノイ・ロックスといった繋がりのある名前も納得のチープな雰囲気(褒め言葉)が魅力。

正直言うと深い思い入れは無いんだけど、時々、無性に聴きたくなる。

さて、コレ終わったら、天邪鬼なこと言ってないで1stを聴くか(笑)

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さらば夏の日 2017.AUG.

みんな、バカだなあ。

て言うか、俺も。

それも、かなりのハイレベルで。

もしや俺が優勝?ってぐらいに。

8月唯一の連休だった昨日と今日は、ほとんどウチで過ごした。明日から、ちょっと真剣にやらなきゃならない新展開があるし、とことんリラックスしたくて。

昨日はずっと気になってた部屋に散らばってるCDの整理に明け暮れて、今日は映画ばかり観てた。

アウトレイジ』、『アウトレイジ・ビヨンド』、そして『セッション』(笑)

全部、何度も観たことあるやつばかり。

 

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合間にちょっと前に買ったコレを読んだ。

最後のアルバム、『夢助』に焦点を絞った清志郎特集の『ロック・ジェット』 70号。

実を言うと俺は『夢助』をそんなに聴き返してない。

曲も演奏もいいと思うけど、清志郎の声が・・・。痛々しいと言うか違和感あって、どうも中身に集中出来なくて。

激しい雨」も「毎日がブランニューデイ」も声が戻った『完全復活祭』のライヴ・バージョンの方が断然好き。余計なこと考えずに曲に集中出来て。

『完全復活祭』で演ってない曲で好きなのは、プロデューサーのスティーヴ・クロッパーとの共作、「THIS TIME」とクロッパーが気に入って、作曲者・細野晴臣のデモ音源をそのまま使用した最終曲、「あいつの口笛」だな。

『ロックジェット』には、その細野、クロッパー、それから三宅伸治、そして勿論、チャボのインタビューが掲載されてる。俺が購入の決め手にしたのはチャボ。当たり前だけど。

そんなにたくさんは載ってなかったけど、先述の「激しい雨」と「ブランニューデイ」を共作したいきさつ、それに制作の様子を聞かせてくれて読み応えばっちり。なんとなく想像してたことがチャボ本人の口から出てたりもして。コレを読んだ時にも思ったけど、近年のチャボは随分はっきり、こういうこと言うね。みんなが聞きたいこと、自分が言えることはちゃんと言っておこうって思ってるんだろうなぁ。

チャボの今年のバースデイ・ライヴは、このタイトルで、このビジュアルで、しかも野音。

でも俺は行かない。

今の俺はチャボのライヴをそれほど観たいと思ってない。

アルバムも出れば買うけど、そんなに深くは聴いてない。

理由は前に書いたことだけじゃない、ホント言うと。

正直に言うね。

これ言ったら身も蓋もないけど、チャボの隣りには清志郎が居て欲しい、居ないと寂しい。

BOOK』と『』はRCがまだある時のソロだったから。それ以降も離れてても清志郎は居たから。

もうチャボが清志郎と並ぶことはない、清志郎は居ないって実感したくないから。

‟清志郎の方が好き”ってことじゃない。‟チャボの方が好き”な訳でもない。

ただ、一緒に居て欲しかった。別行動してても‟そこ”にお互いの存在を感じさせてほしかった。

忌野清志郎&仲井戸麗市 - 忙しすぎたから 1994

23年前の夏、RC以降、はじめて大々的にふたりが共演した時の1曲。

俺はチケット取れなくて行けなかった、始発に乗って行って並んだのに。ホントに‟瞬殺”だったんだよ。

リンコが詞を書いてケンチが唄った曲をふたりで演る、しかも、この曲の時にはまだ混ざってなかったチャボが唄ってるのっていうのがいいなぁ。

イントロをしくじって、照れくさそうにチャボに向かって「もう1回」って言う清志郎、そしてハモる箇所とエンディングで清志郎の方を見るチャボの顔。

たまんないんだよなぁ、こういうのが。

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今からはオリジナルの方が収録された『楽しい夕に』を聴こう。

RCサクセション、72年12月リリースの2nd。

それこそ、あんまり聴き返してこなかったけど今夜は聴きたい気分。「九月になったのに」も入ってるしな(笑)

仲井戸麗市 / さらば夏の日 '64 AUG.

何とかこの曲に辿り着いた・・・(笑)

今年も無事、夏が越せそうだ。

もう既に涼しいを通り越して肌寒いけど(笑)

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変わったもの、変わらないもの

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コレが

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こうなって

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最終的にこう。

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コレも

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こうなって

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こっちはまだ途中。

すべては変わっていく。変わらないものなんて何もない。

こんな俺でもね、変わってきてる、劣化だけじゃなくて。‟成長”とか‟進化”とかは言わない。だからって、‟衰退”や‟退化”だけとも言いきれない。

でも変化はしてる。

大きな分岐点に居る気がする。ターニングポイントだ、また。

変わらないことが1つだけ。それはロックン・ロールが大好きだってこと。キチガイみたいに。人生を棒に振るレベルで。

それ以外は、もうどーでもいい。コレがあれば何も要らない。

いや、何もでは無いかな?ちょっと言い過ぎた(苦笑)

でも、あんまり要らない。

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このクソみたいにダサいジャケットのCDはいつ買ったんだっけな?去年か今年だな。まだ、そんなに前じゃない。買ったのはヨーロピアンパパなのは憶えてる。何度も手に取っては置いてを繰り返したあげく、堪えきれずに買ったんだよな。

『NEW YORK ROCKS Original PUNK Classics of the 70’s』ってタイトルもダセえなぁ(笑)

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この超ベタなソング・リストに負けちゃったんだよ。

ベタと言いつつ、ヴェルヴェットやパティ、TVの絶妙にツボ圧された選曲、ミンク・デヴィルやスーサイドの微妙にハズした選曲、全14曲に何故か入ってるマンプスといったところがまたいい。

The Electric Chairs / Max's Kansas City

ウェイン・カウンティーの代表曲が、このバージョンじゃなく、初期の、バック・ストリート・ボーイズとのテイクで最後に入ってるのもいいね。俺、エレクトリック・チェアーズ、持ってないんだよ、コレもいつか絶対に。

俺はNYパンクが大好きだ、もう30年以上も。

長く聴いてれば偉いってワケじゃないけど、これだけ好きで居続けてるってことは本当に好きなんだろう、たぶん、最後まで。

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I MUST HAVE BEEN COMPLETELY MAD

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帰ってきた時に階段で遭遇。

‟夏の亡骸”かと思いきやジタバタしてたので、ひっくり返してやったら「ヂッ!」つって元気に飛んでった。

残り少ない生を謳歌してくれるといいな。

決まりごとなんか無視して八日目まで生きろ、そして好きなだけ啼け、ただし、俺の部屋のベランダ以外で(笑)

それにしても暑い。まだ、7連チャンの半分も終わってないのに既にヘロヘロ。

涼しげな音楽が聴きたい。

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TOM VERLAINE、90年リリースの6枚目のソロ・アルバム、『THE WONDER』

「AUGUST」って曲も入ってるし、ちょうどいいかな?って(笑)

ここ数日、久々に聴いてる、トム・ヴァーラインのソロを。テレヴィジョンじゃなく、ソロをね。

コレ出た頃が最も、ヴァーライン及びテレヴィジョンに思い入れを持ってた時期かも。ソロ作ではこのアルバムが一番好き、たぶん。

WORDS FROM THE FRONT」や「BREAKIN’ IN MY HEART」のような長尺のハイライト曲は無いけど曲の粒揃いの良さではこのアルバムがナンバー1じゃないかなぁ。

涼しいと言うかクールなんだよな、特に冒頭の「KALEIDESCOPIN’」(リリース前にはアルバム・タイトル曲とアナウンスされてた)や、シングル曲の「SHIMMER」辺りが。

彼流のファンクって趣きで新鮮だった。アルバム全体に言えることだけど、何だかギターも控えめでシンセや打ち込みも目立つし、‟歌モノ”寄りな印象もある。

だけど、トム・ヴァーラインなんだよなぁ、どこからどう聴いても。それがいい、とても。

‟涼しげ”ってイメージで言うと、コレの2つ前、84年作の『COVER』に近い気がする。アレの発展型と言うか。

ふと思って、自分のブログを遡ったら6年前に同じような書き出しで取り上げてた、『COVER』は(笑)

クールで涼しげと言いつつ、真っ赤なジャケ画(トム本人が描いたと何処かで読んだような記憶が・・・)に象徴されるように秘めた熱さも感じる。まさに‟醒めた炎”ってカンジ。

対訳どころか歌詞も無かったから、よくわかんないけど、「EGYPT」、「CALAIS」とタイトルに地名が入ってる曲があるのも特色。元からそうだけど、孤高の吟遊詩人ってイメージが強くなってきてた時期だったのかもしれない。

Tom Verlaine -Stalingrad

コレも地名だね。アルバム中、俺のナンバー1フェイバリット。歌メロと、いかにもこの人なギターソロがとてもいい。

翌91年に何故かアコギ1本弾き語りで来日(俺の初トム)した時、この曲で大きな歓声が上がったんだよなぁ。アコギ1本でもヤツはヤツでしかなかった名ライヴだったよ。

歌モノ寄りだったコレに相反するようにインスト作(初)の『WARM AND COOL』が2年後に出て、その直後にTV再結成したんだよね。

ターニングポイントだったのかもね、この頃が。

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