歌じゃなく歌い手の方
友人のM君は、自分の好きなアーティスト(言葉悪いけど、ほとんどが全盛期を過ぎたベテラン)の新作が出ると、常に前の作品より良いモノや傑作級を求めている。
俺はアーティストに優しすぎるのか(特にベテランに対しては)元気で新しいの出してくれたとか、これまでとは違う面を見せてくれたとか、最高傑作ではないけどちょっと枯れた別な味が出てきたとか、何かしら良いところを見出して大概は満足出来る。
いろんな考え方があるとは思うけど、俺の場合作品よりもアーティスト本人に興味があるから。流行廃りの使い捨ての音楽じゃなく、ロックを選択して聴くというのはそういう事だと思う。クサイ言い方すると生き様を聴くというか。
そういやSTONESに「 THE SINGER NOT THE SONG 」という曲があったな。あと昔、ヒロトが「何をやってるかよりも誰がやってるかが大事」とか言ってたけど、まったくもって同感だね。
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