I WANNA BE なりたかったひとたち 海外編
海外編っつても、こないだ書いた国内編のひとたち程の思いはないんだよね、実は。想像力が貧困なので、自分が西洋人になってるイメージが出来ないのかもしれない。それに、恐れ多くて、ジョン・レノンやキース・リチャーズ、ジョニー・ロットンとかになりたいと思ったこともないな、カッコイイとは思ってても。ジョニサン、シド、ディー・ディーなんかは辛そうだしね、人生として。
で、若干、地味かもしれないが、まずはNY PUNK系のこの3人。
トム・ヴァーレイン
インテリで性格の悪い孤高の吟遊詩人ってイメージがカッコイイ。神経質で不健康そうなルックスもイイなぁ。そういや、このひとも黒のベレー、被ってたね、昔。
このひとも神経質&不健康っぽかったね。でもって美青年だし。ソロ・アルバムでの切なくて、どこか情けない唄と泣きの入ったメロディーもよかった。マシュー・スウィートの作品に参加して素晴らしいギターを弾いてるのも、頼れる助っ人ってカンジでカッコイイ。
音楽評論家、プロデューサー、そしてパティ・スミスの相棒と肩書き的には一番カッコイイかもなのが、レニー・ケイ
前記2名が、今や昔の面影は何処ってカンジなのに対して、このひとは、70年代より最近の方がカッコイイね。パティの初来日を恵比寿ガーデン・ホールで観た時は、白いシャツに黒ベスト、黒の革パン姿でサイコーにカッコよかった。フジ・ロックで2年連続で遭遇して、少しだけ話をしたケド、ホントにイイひとっぽかったな。思うに、鳥井賀句って、このひとに憧れてるよね、きっと。あっ、別に批判してるわけじゃないよ。賀句さん好きだから、俺。実際、レニーと交流もあるみたいだし。
2ギターのR&Rバンドだと、リード・ギタリストよりも、こっちのタイプに目がいくナスティー・スーサイド、イジー・ストラドリン
ヴォーカリスト、リード・ギタリストに次ぐ第3の男っていうか、一歩下がってクールに出しゃばらずに弾いてるカンジに憧れるね。
ナスティーはハノイ、チェリー・ボムズ解散後にソロ・バンド、チープ&ナスティーでヴォーカルやってたけど、意外にイイ声してるんだよね。ちょっとビリー・アイドルみたいで。俺はアンディー・マッコイより全然好き。
イジーは、『ユーズ・ユア・イリュージョン』の時に、実はメイン・ソングライターだったことが発覚して、それがまたカッコイイね。いわく「俺の曲も何曲か入ってるね」 スカシ過ぎ(笑)やなカンジ(笑) でもカッコイイんだよな。脱退してジュジュ・ハウンズでの初来日っての観たな、そういえば。キースに成りきってて微笑ましかったっけ。ボ・ディドリーの『crackin’up』をストーンズっぽくやったりして。
なんか海外編、ギタリストばっかりだね。俺、ギター弾けないんだけど・・・。
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