憂いを含んだギタリスト
ルースターズ末期~『Riff Rough』の頃の花田を聴いてるとリチャード・ロイドのソロ作品を連想してしまうのは俺だけだろうか?
何か勝手なイメージだけど、ナイーヴな美青年ギタリストがPOPなメロディーを余り力強くない声で唄っているって雰囲気があって共通性を感じるんだよね。
そういや花田はルースターズ時代に、ロイドと同系と言ってもよさそうな、エリオット・マーフィーの「Drive All Night」をカヴァーしてたっけ。(って原曲知らないけど)
リチャード・ロイドのソロ・アルバムは4枚出てて、個人的には87年の3rd、CBGBでのライヴ『REAL TIME』が一番好き。テレヴィジョン時代にも演ってたサーティン・フロア・エレヴェイターズの「FIRE ENGINE」のカヴァー(これまた原曲は未聴)が1曲目に入ってて、ギター・ソロの前に♪BURN♪ってシャウトしてるけど、ちっともBURNってカンジしなくてイイなぁ(笑)
カヴァーと云えば、昔ブートで聴いた、1stソロ前、テレヴィジョン存命中にレコーディングされたロイド単独の「GET OFF OF MY CLOUD」も、ヘナチョコな唄がサイコーだったな。何かヤケっぱちみたいで。
昨年だかにテレヴィジョン脱退したらしいけど、本当かな?ここへきて辞めちゃうのかよ?ってカンジだよねー。テレヴィジョンはどうなっていくんだろう?
画像は1stソロ『ALCHEMY』のジャケ。カッコイイけど、ちょっとナルシくん入ってるよね(笑) もう今は面影ゼロだけど(笑)
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コメント
ソロは去年出た新譜を入れると4枚じゃなくて5枚かな。「キミがスキライフ」のギターが一番好きです。
投稿: ユカリ | 2008年8月14日 (木) 21時07分
>ユカリ様
はじめまして!
へー、去年新作出たの知りませんでした。
情報ありがとうございます。
マシュー・スウィートのアルバムでのギター
サイコーですよね!
投稿: LA MOSCA | 2008年8月14日 (木) 21時30分