最近のトラックバック

« YOU MAKE ME ― | トップページ | ドーデモイイゼ »

2008年8月 1日 (金)

TIME

Dscn2073 RICHARD HELLと云えば、やっぱり圧倒的に『BLANK GENERATION』の評価が高いよね。それは俺も納得なんだけど、2ndの『DESTINY STREET』があまり語られないことが、とても残念だ。すげえいいアルバムなんだけどねぇ。

『BLANK GENERATION』は1977年という時期ならではの勢いというか、時代を射抜いてるみたいなカンジがあって、そこが何物にも代えがたい大きな魅力ではあるんだけど、純粋に1枚のアルバムとしては、『DESTINY STREET』の方が優れてるんじゃないかと。いや、単純に俺は、こっちの方が好きってコトだけかも知れない。

『DESTINY STREET』に「TIME」という名曲がある。訳詞を少しだけ。

時だけが 本当に本当な本物の歌を作れる

俺達は感情をもて遊んだただの言い訳しか書けない

時がそうさせること位は知っていても

そして 俺は時の真実を無性に歌にしたくなった

哲人を稟と黙らせてしまうような

すぐくじけるのは承知の上で

すぐウソでベタベタになっちまうのさ

訳詩:秋山幸子(NEWS WAVE) TOYS FACTORYより91年にリリースされたCDより

深読みと思われるかも知れないが、『BLANK GENERATION』から数年を経て過去の人として忘れかけられてた頃に、まずシングルとして出たこの曲、“あの1stの名曲は、自分じゃなく、時代(時)が書いたのだ。で、時についての歌を書こうとしたが、ウソでベタベタになってくじけてしまった”という意味に聴こえてしまう、どうしても。

近年リリースされた2枚の編集盤、その名も『TIME』、『アンソロジー』には(両方とも)違う訳詩がついててニュアンスが違ってるのだけど、俺的には、この掲載した秋山女史の訳詩で深読みしていたいな。

ちなみにシングル・テイクの同曲は、今は上記2枚の編集盤で聴ける。『DESTINY』収録テイクより、シングル・テイクの方がイイという意見が多いようだが、俺はアルバム・テイクの方が断然、好き。

シングルの方が、ドタバタしててVOIDOIDSっぽいかもだけど、アルバム・テイクの、FRED MAHER (後にQUINEと一緒にLOU REED、MATTHEW SWEETのバックでも名演を残した名ドラマー)のどっしりしたビート&QUINEの泣きのギターがとてもイイんだよね。

« YOU MAKE ME ― | トップページ | ドーデモイイゼ »

NY PUNK」カテゴリの記事

コメント

おいらも2ndの方がすっき~!

俺もDESTINY派です。

>P様
>おーや様

お~!
御二方もですか!
イイっすよね~!

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/498183/22710839

この記事へのトラックバック一覧です: TIME:

« YOU MAKE ME ― | トップページ | ドーデモイイゼ »