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脳ミソにシールドがぶっ刺さってるようなギタリスト

Dscn2205 リチャード・ロイドと云えば、マシュー・スウィートの初期の作品『EARTH』『GIRLFRIEND』『ALTERD BEAST』『100% FUN』で、彼と曲を分け合うようにして、リード・ギターを弾いてたのが、故ロバート・クワイン。

『100% FUN』には、同じ曲の、左でクワインが、右でロイドがリードをとるなどいう、俺みたいな物好きが大喜びしちゃうネタも仕込まれてて、さすがはオタッキーなマシュー!と唸らされたりもした。

俺がクワインを知ったのは、当然ヴォイドイズ。かなり乱暴な言い方すると、トム・ヴァーラインと演るにはワイルド過ぎた、ジョニサンと演るにはインテリ過ぎたリチャード・ヘルには持ってこいの、両方の素質を兼ね備えたギタリストだったんだと思う。ヴォイドイズで数々の名演を残したのは周知の事実。

その後、大ファンだったというルー・リードのバックで3枚のアルバムに参加。クワインの後のインタヴューを読むと、あまり良い思い出はないようだが、『BLUE MASK』は問答無用の名盤だし、それにはクワインもおおいに貢献してることは誰もが認めるところだろう。

90年代以降は、シオン、斉藤和義など、日本のミュージシャンの作品や、ライヴに参加するなどという、昔じゃ絶対に考えられなかったようなコトもあったな。映像作品にもなったシオンとの93年の渋公でのライヴは行かなかったのを鬼後悔した素晴らしく感動的なモノだったし、今じゃ大好きな斉藤和義(今現在の国内アーティストで一、二を争う位に好き!)も聴く切っ掛けになったのは、クワインが参加した『COLD TUBE』だった。

他にも(聴いたコトないのもあるけど)トム・ウェイツ、ロイド・コール、スクリッティ・ポリッティなんかの作品にも参加してるし、リーダー作も2枚位あるんだよね。

キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ジョニー・サンダース、トム・ヴァーライン、フリー、中村達也。あまりにも特徴というか、クセがあり過ぎて、聴くと一発で分かっちゃって、笑ってしまうようなプレイヤー。クワインも、そんなひとりだよね、間違いなく。最初にMクンに『GIRLFRIEND』聴かせた時、タイトル曲のイントロ、クワインのギターが聴こえてきた瞬間、大爆笑してたもんな。

本日のタイトルは、クワインが亡くなった時、雑誌の取材で斉藤和義が言ってた言葉。正確には「直接、脳ミソにシールドがぶっ刺さってる感じっていうか、感情がそのまんまギターになってるよね」

納得だね!

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