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2008年9月 8日 (月)

エゴイスティックな天才

Dscn1711 先日レンタルしてきてスゲエ気に入ったダニー・ハサウェイを聴きまくってて、ふと思い出したこの人。テレンス・トレント・ダービー

元々は嫁が大好きで、87年の大変な話題になったデヴュー作の頃は、俺は“ふ~ん”ってカンジだったんだけど、(当時はまだ結婚してなかったけど)彼女に聴かされるうちに“イイなぁ”と思うようになっていった。

この時期には、テレンス同様にあらゆる楽器をこなすマルチ・プレイヤーの黒人アーティスト、レニー・クラヴィッツも登場してきてたけど、断然、カッコよくて歌も上手くて頭も良さそうなテレンスの方が好きだったな。

それでも1stは、優等生的なアルバムでクォリティーは恐ろしく高かったものの、音作りも普通っちゃ普通だったので、ただカッコイイな、で終わってたんだけど、難解な方向に行っちゃった2年後の2ndを挟んで、そこから更に3年半後に出た3rd『SYMPHONY OR DAMN』 コレがサイコーだった。

コレが出た頃に結婚したんで、嫁がガンガン聴いてて俺も一緒に聴いて、スゲエ気に入ったというのもあるが、2ndでも試みてた挑戦的な音作りで、尚且つ、1stのようなポピュラリティーもありつつ、更に深化してブッとんでるトコもあるというスゲエアルバム。俺、『ホワイトアルバム』とか『サンディ二スタ』とかのバラエティーに富んでてゴッタ煮的なアルバムが大好きなんだけど、そんなカンジもちょっとあったね。

このアルバムの時に初来日があり、嫁と武道館まで観に行った。とても長く密度の濃いスゲエ、ライヴだった。アルバムでは、グランド・ビートに乗せたゴスペルってカンジのアレンジで超カッコよかった「TURN THE PAGE」って曲が、リズム隊抜きのアコースティック・バラードに変えられてたことに驚いて感動したっけ。

この2年後に4th『バイブレーター』(コレも力作)をリリースし再来日して、それも観に行った(ヘアー・スタイルが黒髪ドレッドから金髪のパンチに変わっててビックリ。アンコールで黒髪ボブのヅラ被ってT-レックスの「チルドレン・オブ・ザ・レヴォリューション」やってた)が、その後、6年間の沈黙の後、名前をサナンダ・マイトルーヤに改名し、気が抜けたようなアルバムを出したのが7年前。もう、音楽シーンには戻って来ないのかな?

イカレててエゴイスティックなヤツだったけど、あの天才的なウタをまた聴いてみたいな~。

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