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2008年12月14日 (日)

紛れもなくロック!

Dscn2216 ブログを始めた当初から、書きたい、書こうと思って書けずにいた斉藤和義についての記事。この方の熱い記事に刺激を受けて、書いてみようかなと。

名前位は知ってたけど、出会いは、清志郎の30周年記念ライヴ『RESPECT!』の映像。「シュー」を弾き語って、何か言おうとして言わずに去っていく姿が印象的だった。そして、お約束の(ほぼ)全員参加のラスト「雨上がりの夜空に」で、俺が一番大好きな箇所 ♪こんなこといつまでも長くは続かない いい加減明日のこと考えた方がいい♪を清志郎にマイクを向けられ唄ってた。

その少し後に、友人Pクンに「コレ、ロバート・クワイン参加してるよ」と、『COLD TUBE』を聴かせてもらう。正直、この段階じゃ、まだ“ふーん”ってカンジで、あまり引っかかってなかった。

4年後、フジ・ロック’04にMクンと行った時に出演してて、『ジレンマ』と『Because』を聴いてたMクンと観る予定たててたんだけど、その前の時間帯に隣りのオレンジ(斉藤和義はヘヴンに出演)にUA観に行って途中で寝ちゃって、Mクンに置いてかれちゃって見逃すという、今にして思えば大失態を演じてしまう。あっ、Mクンは“ホワイトに行ってるよ”というメールを残してったんだけど、そう、ステージを間違えて(笑)、結局、ヤツも観てないんだ、この時は。で、後のTV放送で、この時の「歌うたいのバラッド」を観て後悔することしきりだった。

それ以降、Mクンが音源集め始まって、俺も廻してもらって聴いてるうちに、だんだんわかってきたんだよね、この人の良さが。翌年だったかに地元、水戸に来た時には、どうしても都合つかずに行けなくて、観に行ったMクンの「スゲー良かった!サイコーだった!」という報告聞いて、またしても後悔する。

結局、俺がライヴを観れたのは、06年夏の代々木公園の弾き語りフリー・ライヴだった。いいな、とは思ってたものの、コレで完全にやられた。まさに百聞は一見にしかず。Mクンとふたりで気持ちよく酔っ払って、騒ぎまくって観てたら、俺たちの後ろにいた、やはりほろ酔い加減の3人組もいいカンジで騒いでて、更に楽しくなっちゃっったりして。「歩いて帰ろう」のバックにイギーの「LUST FOR LIFE」のリズム・トラックを使用したんだけど、Mクンが「ラスト・フォー・ライフじゃん!」つったら、「イギー!ロックン・ロール!」とか叫んでくれたりしてたっけ。

終了後にMクンが購入したDVD『十二月in武道館~青春ブルース完結編~』を観て、斉藤和義は俺の中で特別な存在となる。コレ、スゲーよ!

あたま2曲「アゲハ」「月影」の叙情性。「古いラジカセ」「どうしようもない哀しみに」のアコギの表現力。「無意識と意識の間で」の繊細なピアノ(全盛期のビリー・ジョエルなみ!)。「好きな人の手」「約束の十二月」のテレキャスの音色。「すっぱいぶどう」「何処へ行こう」「僕の踵はなかなか減らない」の壮絶なピッキング。「彼女は言った」「君の顔が好きだ」のスケベだけど、誠実で真実な弾けっぷり。自分が観たライヴが弾き語りだったせいもあるけど、バンド編成より、こっちの方がいんじゃないか、と思う位に素晴らしいんだよな。

演奏面ばかり取り上げちゃったけど、唄がスゲーんだ、また。少し掠れた印象的などこにでも居そうで、どこにも居ない独特な声。

そして歌詞ね。好きな曲、全部の歌詞を書き連ねたいトコだけど、我慢して(笑)ふたつだけ。

「真夜中のプール」

古い友達が教えてくれたんだ

もうすぐ君が結婚するってことを

あの日の君の泣き顔が横切った

懐かしい校庭の片隅に

知らないうちに僕ら大人になっていく

あの大きかった鉄棒も肩の下

おめでとう相手は何をしている人?

優しくしてくれるかい?

あの日描いた未来とは何か少し違ってるけど

それが時の流れ

真夜中に飛び込んだプールで

服のまんま泳いだ夏

君は憶えてる?

教会の鐘が聞こえる

白いドレスが目に浮かぶ

あの日描いた未来とは何か少し違ってるけど

それが今は好きで

真夜中に飛び込んだプールは

二度と戻らぬあの夏を僕に見せた

少し酔いすぎたみたいだ

プールサイドに君の影

月に照らされて

「ジユウニナリタイ」

Ⅰ WANNA BE FREE

ジユウニナリタイ

くだらないことはもう忘れて

ノートもワープロも取っ払って

血の滴るステーキなんかより

明日のことなど気にせずに

誰かの視線なんか気にしないで

自分の観察なんかしないで

一生抱えて行くんだろうけど

渋滞に巻き込まれることもなく

過去なんかに縛られることもなく

たとえ無理だとしても

カッコよくなりたい気持ちを放棄せず

流行り廃りに惑わされずに

誰かの意見に振り回されずに

彼女と自然に抱き合いながら

携帯電話はだから欲しくない

変態だって別にいいじゃない

何処へ行くのかわからなくても

面倒くさいことは放っておいて

もうひとりの僕と仲良くしながら

生きていくことなど死ぬまでの暇つぶし

Ⅰ WANNA BE FREE

ジユウニナリタイ

何処へ行くのかわからないけれど

君は君のままで

昨日のことなどもう忘れて

生きていくことなんて死ぬまでの暇つぶしさ

ジユウニナリタイ

Ⅰ WANNA BE FREE

誤解を恐れずに、大雑把に乱暴に言うと、この人って、いい意味での日本独自の音楽性を持ってると思うな。俺の好きなので言うと、RC、シオン、ブルーハーツあたりとも共通する、一歩間違えるとフォークと勘違いされかねない“日本のロック”

でも!コレ、紛れもなくロックだぜ!

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日本のロック」カテゴリの記事

コメント

世間からみた斎藤和義はきっとフォークな人です。

引っ掛かりもしないけど、
積極的に嫌われることもない人。


そこは清士郎さん・しおんさん辺りもそうなんだろうな…

モスカさんの言う
『良い意味で日本独特のロック』
と歌詞の叙情性によるものかもしれない。


それも一面ですが、ロックな部分を見逃すのはとてももったいないことだ…


スピリットがロックです。

モスカさんと斎藤さんの馴れ初めは、
私も似たような感じで、
初めて聴いた瞬間に惚れたわけではないからわかります。


でも一度ハマると一生ものの大切な音楽になる。


『ありそうでない声』
それはもう、その通り!!


『ジョン・レノンって聴くのは簡単だけど、
難しいんですよねー』 
と斎藤さんが言っていました。

『それは…あんたもだ』
心の中でツッコみました(笑)!

私にも特別な人です。

顔文字のない文章は私が真剣な時です。

>RED HOT JET CITY 様

君に刺激されて書いてはみたものの、やっぱり上手く表現できなかった・・・。
難しいことやってる人じゃないのに、なかなか言い表せない。

「それは・・・あんたもだ」
ホントだね!

スピリットがロック。
そう!何でコレが出てこなかったんだろう?

一昨日の土曜、記事に出てくるMクンと呑んだんだけど、呑んで斉藤和義の話をしてると必ず俺の口から出るフレーズがまた出た。

「こういうのをロックって言うんだよ!」

俺のたりない部分を補助するようなコメントをありがとう!

≫顔文字のない文章は私が真剣な時です。

憶えておきます(笑)


こんばんは!

僕はこれから斉藤和義をじっくり聴いていきます。

斉藤和義は僕と同い年なんですね。

曲を聴いているとあーーー同じ様なミュージシャンを聴いていたのかもなと感じる点が沢山あります。『男節』はボブ・ディランの影響バリバリに感じるし!!

素敵なミュージシャンを知る事ができました。

>ちゅう吉様

あっ、俺のひとつ下だから、そうですよね。
同世代ですよね、俺らの。

そうそう、絶対、ちゅう吉サン、気に入る筈と思ってました、勝手に。

歌詞&唄もサイコーに良いけど、ギターがまたスゲーですよ!ホントに。

なんじゃ、コレ。疲れた。独りよがりじゃん!

>?様

はい、当ブログは独りよがりでツッコミどころ満載のブログなんです。すいません!

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