全てが不鮮明
一昨日の記事で触れた、84年のニューオリンズのデモ録音以降、表立った音楽活動もせず(ROIRからのライヴ・コンピレーション『FUNHUNT』には85年3月のライヴが入ってたが)、すっかりシーンから姿を消してしまった(スキャンダルのパティ・スマイスと結婚して、85年、彼女の来日にくっついて来たなんてこともあった)HELLが突如、来日したのが90年4月。
観れたのは嬉しかったものの、どう贔屓目に見てもやっつけ仕事ってカンジの来日公演だったので、その後の実のある活動なんてのも全然、期待してなかったんだけど、2年後くらいに、これまた突然出たのが、このDIM STARS名義のアルバム。
ソニック・ユースからサーストン・ムーアとスティーヴ・シェリー。ヴェルヴェット・モンキーズ~ダイナソーjr~ガムボール等のバンドに参加し、ティーンエイジ・ファンクラブ等のプロデュースでもお馴染みだったドン・フレミング。そして、やはり参加(13曲中5曲)のロバート・クワイン。
このメンツから予想されるまんまの音。それに乗っかるHELLの相も変らぬヘナヘナの唄(笑)
VOIDOIDS時代より素晴らしいとか言いたいワケじゃない、勿論。
でも!やっぱりいいなぁ!
HELL独特の奇天烈な歌詞も健在だし。
このプロジェクト後の、ロキノンのインタヴューでのサーストン発言の抜粋。
「ものすごく仕事しやすいって人ではないよね。わがままだし、振る舞いはおかしいし。でもって、アイツの論理は地球上の誰とも共通しない回路だしさ(笑)だけど彼の持ってきたアイディアはどれも素晴らしいものだった。口あんぐりあけて見てるしかなかったよ。ベースもまともに弾けるわけじゃないし歌も平気で音程はずすんだけど、天才的なんだよなぁ。もし、究極のパンク・ロッカーなんてものが存在するんだったら、まさしく彼のことだな」
そうだよな! サーストン。俺もそう思うよ!
本日の記事タイトルは、同アルバム収録曲「ALL MY WITCHES COME TRUE」の歌詞(つうかタイトルの日本語訳だね)より。
♪WOO WOO♪って調子っぱずれなコーラスがVOIDOIDSしてるサイコーにイカシた曲だ。
画像、上のは同じメンバーながら、RICHARD HELL名義で出た先行シングル。
アルバム日本盤のライナーは、よしもとよしとも&小野島大の対談で、コレがまた面白いんで、中古とかで見かけた方は是非。
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コメント
あんましDIM STARS好きじゃなっかたけど、もう一度聴いてみようとおもいました・・・
て何処にあるかな・・てへぇ(ノ∀`)・゚・。
整頓はできてるけどね、並び順の整理ができてません・・あしからず。help!ラモ兄ぃ!
投稿: ナカムラマミ | 2009年9月12日 (土) 12時15分
>ナカムラマミ様
レス遅くてすいません!
DIM STARSスゲーいい!ってわけじゃないけど、
ヘルだからねぇ、俺的には。
久々だったし。
とりあえず悪夢の来日公演よりは全然よかったよ。
整理整頓ね(笑)
マジでバイトにしようかな(笑)
投稿: LA MOSCA | 2009年9月13日 (日) 19時18分