誰もが満たされない心を抱えている
職種上、正月休みのない俺。元旦も普通に仕事して、昨日と今日は通常の土日休み。
俺と嫁の実家が両方ともまぁまぁ近いんで、昨日一日で二件とも顔を出してきた。
俺の実家から嫁の実家へ移動する途中のブックオフへ立ち寄って、こんな4枚を発見して購入。しめて2,200円也。たまに根気強く探すとこういうこともあるんだね。他の3枚はまた後日に取り上げるとして、今夜は昨年の7月に別なトコで買いそびれてからずっと探してた(新品で買えって話もあるけど、ビンボーなので・・・)スプリングスティーンのベストを。
盤では、それほど持ってないけど、昔はそれなりに聴いてたね、この人。やっぱり、若気の至りで『ボーン・イン・ザ・USA』以降は聴かなくなってしまった。“アイツも終わったぜ”とか判った風なこと言って(苦笑)でも、こうして通して聴くと、それ以降の曲も違和感なく聴けるな。
今回、無償に欲しくなったのは、ラモーンズの映画『エンド・オブ・ザ・センチュリー』で、ジョーイ・ラモーンが「77、8年にライヴを観に来たスプリングスティーンに楽曲提供を依頼したんだ。パティと『ビコーズ・ザ・ナイト』を共作したりしてたし。で、ヤツが書いてきたのが『ハングリー・ハート』さ。出来が良すぎて、ヤツのマネージャーが俺たちにくれずに本人に唄わせたんだよ」とか言ってるのを観て、この曲が聴きたくなったから。いや、同曲収録の『ザ・リバー』持ってたはずなんだけど、若気の至りの頃に手放したんだな、きっと。
当時、日本の某・人気ロック・シンガーもクリソツな曲やってたけど(嫌いじゃないけどね)、昨年、チャボもライヴでカバーしたらしいね、この曲。
モータウンっぽい曲調に、今の俺がメチャメチャ感情移入してしまう歌詞。いや~、いいね~。
http://www.youtube.com/watch?v=0Jq1YG-azuM
リリースされたのは、ラモーンズがフィル・スペクター・プロデュースの『エンド・オブ・ザ・センチュリー』(映画じゃなくアルバムの方ね)をリリースしたのと同じ79年。このアルバムでやってくれてたらなぁ・・・。
今日の午前中、年末年始にちょっぴり増えてしまった体重にビビり、サボり気味だったウォーキングをしながらこの曲聴いてたら、「何たらかんたらハングリー・ハート」って、ぶっきら棒にジョーイが言って、ディー・ディーがすかさず「ワントォシッフォッ!」と叫んで、ジョニーがコードをかき鳴らし始める映像が鮮明に脳裏に浮かんだ。
聴いてみたかったな、ラモーンズの『ハングリー・ハート』
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コメント
LA MOSCAさん、こんばんは。
そうなのか、ハングリーハートは元々はRAMONES用の曲だったのですか!聴いてみたかったですね。
あ。そいうえばこないだTV見てたらいきなりジョーイの“What a Wonderful World”が!コカコーラのCMでした。COKEとジョーイ、そういやベスト・マッチかも。
投稿: goldenblue | 2010年1月 6日 (水) 03時25分
>goldenblue様
ね?聴いてみたかったでしょ?
こういう暇な夢想をするのが大好きです(笑)
お~、コークのCMにジョーイの「What a Wonderful World」ですか。
あってますね、確かに。
投稿: LA MOSCA | 2010年1月 6日 (水) 22時16分