僕を認めてよ
デストローイ!ウォーッ!
ってカンジで未だにミドリがへヴィロテ中。
俺の数少ないディープな友人、ここでもお馴染みのMクンにもPクンにも思いっきり不評だったけど、コレ、いいって!絶対。
コレで椎名林檎思い出して久々に聴いたって、こないだ書いたけど、その時も書いたとおり、俺は『無罪モラトリアム』よりこっちが好き。
『無罪~』がスゲー売れて、その次だってことで、大きな期待を持たれてリリースされた2nd。
全13曲入りで、7曲目の「罪と罰」を軸に、1曲目と13曲目、2曲目と12曲目という具合に曲が対になってるこのアルバム。楽曲もサウンドもバラエティーに富みながらもコンセプチャルな作りで、こういうのが大好きな俺は「コレは傑作だっ!」と興奮して聴いてたんだけど・・・。枚数は行っただろうけど、やっぱり『無罪~』より判りづらいと思うし、耳あたりの良い『無罪~』がお気に召した方々が実際はどう思ったのか難しいトコだよね。
前回の記事 同様、今聴くと、普遍性よりも時の流れを感じる。個人的には。
当時から一番気に入ってて、どうにも譲れないのが9曲目の「月に負け犬」(動画は東京事変バージョン)
♪此の河は絶えず流れゆき
一つでも浮かべてはならない
花などがあるだろうか
無い筈だ
僕を認めてよ♪
この歌詞を声をひっくりかえらせながら唄うのだ。
切ない、あまりにも切ないね。
今も、林檎の曲でNO.1。
でも、なんで、この曲の一人称は“僕”なんだろう?
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コメント
俺も「勝訴ストリップ」が林檎さんのアルバムではベストです。
2枚目でいきなり聴き手を突き放した感じがすごく爽快だったなぁww
投稿: hiroumi | 2010年2月27日 (土) 12時21分
>hiroumi様
いいですよねぇ、コレ。
≫2枚目でいきなり聴き手を突き放した感じがすごく 爽快だったなぁ
あぁ、そんなカンジでしたよね。
俺も天邪鬼なんで、そんなトコに引っかかったのかも(笑)
投稿: LA MOSCA | 2010年2月27日 (土) 22時44分