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2010年3月 8日 (月)

拝啓、忌野清志郎

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14年前、真心ブラザーズが「拝啓、ジョン・レノン」というシングルをリリースした時、“歌詞がジョン・レノンを冒涜してる”という理由で一部の放送局が放送禁止にしたことがあった。

よく聴けば真逆なのになぁ、とあきれてしまった。そしてそれ以上に、ジョンを冒涜すると放送禁止にするという行為にヤバさを感じた。ジョンは神様でも王様でもねえだろ、って。

あの日以降、メディア、世間、そして一部のファンの、清志郎に対する捉え方にも同じようなヤバさを感じることがある。神格化し過ぎてるというか。

そりゃ、俺も、ブッとんだ才能を持った特別な人だとは思う。「普通の人間じゃねえよな」とか言ってたりもした。でも、それと同時に平凡な“善良な市民”の一面も持ってた人だと思うんだよね。「知ってるつもり?」やタッペイ君と観てたTV番組で泣くとか言ってたしさ(笑)どっちの顔も俺は大好き。

それに、TV、ラジオ、レコード会社をはじめ、清志郎のイタズラ、やんちゃに泣かされた大人も多いよね?あんまり崇めなくてもいいんじゃないの?(笑)

とか考えてたら、Y.HAGAさんのこんな記事を昨夜、読んで。

これからは、オレら一人ひとりが自分なりの清志郎と生きていけばいいだけの話”か。

なるほど、こりゃ、いいや。俺一人でイライラしててもキリがないしな。

HAGAさん、ありがとう!おかげですっきりしました!(笑)

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『Baby#1』と一緒に購入したこのムック本を読み続けてる。

あの『生卵』を出版した河出書房新社からなので共通する雰囲気も感じるけど、決して清志郎を神格化などしない“わかってる”人たち(春日、銀次、厚見麗、筑紫さん、坂本龍一、竹中直人、三浦友和、冨士夫、横尾さん、アッコちゃん、スマッシュの日高社長、加奈崎さん、町田康、そして勿論、チャボ、三宅、梅津、片山、そして何とリンコ!)のインタヴュー、寄稿、対談などが中心の誌面は、RC20周年の時に出た『遊びじゃないんだっ』に近いかも。

チャボをはじめ、皆いい話してるんだけど、やっぱり、リンコ。RC停止直後には加奈崎のバックやったりしてたみたいだけど、その後、音楽活動やめちゃって、発言等もまったく目にしなかったこの人の言葉を聞きたかったのは俺だけじゃないだろう。内容には触れないけど、今回一番グッときたのはリンコの言葉かもしれない。頑張って取材してくれた編集スタッフと話してくれたリンコに感謝!

一昨日、記事にした『Baby#1』についてひとこと追記。

俺、あの日以降、清志郎の音源や映像に接する時、清志郎が居なくなってしまったことが脳裏をよぎってしまって心から楽しめてなかったんだけど、今回はじめて、そういうこと考えずに没頭できた。俺がバカで薄情だから?そうかもしれない。でも、アルバム全体に漲るポジティヴなフィーリングも関係してると思う、絶対。

ホントに聴けてよかった!

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コメント

LA MOSCAさん、こんにちは。
本人の死後に発掘された音源には懐疑的なとこがあって、これ買うかどうしようか迷っていたのですが、LA MOSCAさんやいろんな方のコメント見て聴いてみることにしました。
清志郎が亡くなってからの持ち上げられ方には僕もちょっと違和感がありますがこのアルバムには素の清志郎が笑っていそうですね。

どもども、こんにちはー。実は私、「拝啓、ジョン・レノン」が苦手な人です(^_^;)。その倉持氏のジョンに対する愛情はわかるのですが、言葉の使い方って人それぞれの捉え方があって。例え話でも「バカ」という言葉を使われると、引いてしまいます。いや、わかるんですよ。人それぞれの表現ですからね。ただ、私は受け入れることはできませんでしたなぁ。

いやあ、オレの拙い記事ですっきりしてもらえたなんて、おこがましいや。なんか、照れてしまいます(苦笑)。

オレ、実は清志郎の死後に出されたいろんな企画に関して、心からグッときたものなんてほとんどないんだよね。例のサントラもそうだし、「Oh Radio」もそう。去年暮れのジョン・レノン・スーパーライブで清志郎のホノグラム映像が流されたなんて話を聞いた時は、悪趣味極まりないと思いました。

でもね、今はもうそういうことはどうでもいいと思ってるんです。
100人いたら100通りの清志郎像があるわけで、そのどれもがその通り。パブリックイメージってのは、結局みんなの最大公倍数的なものをクローズアップするしかできないんですよね。言い方を変えると、表現者の残した作品が“みんなのもの”になっていくってには、そういう過程を通らなければならないってことなんだと思います。
でも、そのどれもにいちいち生真面目に付き合うつもりはさらさらありません。適当に楽しんで、適当に突き放す。そんなスタンスでいようと…。
これからオレらは、自分なりの清志郎と生きていくことを試されてるって、オレはそう思うことにしました。

>goldenblue 様

や、俺もgoldenblueさんと同じく懐疑的になってましたけど、コレは聴いて間違いなしというか聴いた方がいいです、絶対。
俺らの大好きだった清志郎がここには居ます。

>なお様

なるほど・・・。
考えたこともなかったけど、そういうふうに思う人も居るんですね。
俺はOKというか気に入ってました。
人それぞれなんですね。

>Y.HAGA様

いや、マジでありがとうございました。

俺の場合「Oh Radio」はOKだったんですが、HAGAさんの言うようにグッとこないモノが多くて。
ていうか腹立たしかったりとかもあって。

でも俺が正しくて、他の人は間違ってるってのも単なるエゴだもんね。
みんなが自分の思う清志郎と接していけばいいんだよね、ホントに。


>“歌詞がジョン・レノンを冒涜してる”という理由で一部の放送局が放送禁止

にゃはは、それは誰が決めたかしらないけど、頭固すぎですね~

清志郎天国ツアー後のイベントや作品についての捉え方は人それぞれでいいんじゃないでしょうか。
僕は、CDも個展も書籍も嬉しかったなぁ
あ、第三書館は除きますが^^;

>マイト様

笑っちゃうでしょ?
ジョンは神様かなんかなのか?って。

うん。人それぞれですよね。
ファンの数だけの清志郎像があるってことで。
第三書館?
もしかしてアレ?
立ち読みしたけど、マイトさんのも載ってたよね?

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