I DON’T WANNA FACE IT
昨日、記事を書いた後、コレを聴いた。
言うまでもなく、あの『ダブル・ファンタジー』と同時期に、それから直後に製作されてて、そして“あの日”から4年近くを経て日の目を見た“最後の”オリジナル・アルバム。篠山紀信によるジャケット、レコーディング・スタッフ(何故か、こっちにはプロデューサー、ジャック・ダグラスの名前はないが)、ジョンとヨーコの曲を交互に配する構成など、『ダブル~』の姉妹的な作品。
デヴィッド・ボウイ作品への参加が有名なアール・スリック、俺のNo,1フェイバリット・アルバム、ルー・リードの『ベルリン』への参加や、後のキング・クリムゾンのメンバーとしてお馴染みのトニー・レヴィンほか、アンディー・ニューマーク、アラン・シュワルツバーグなど、(当時の)NY界隈のトップ・クラスのスタジオ・ミュージシャンによるサウンドがジョンにとっては新しく、ソロ作品を通して聴くと、ここでガラッと変わったカンジが新鮮でいい。
大規模なツアーの予定もあったようだし、この続きが見られなかったのが今更ながら残念でならない。
リリース当時、一番話題となった「グロウ・オールド・ウイズ・ミー」も、軽快な「ノーバディー・トールド・ミー」も、美しくもファンキーな「マイ・リトル・フラワー・プリンセス」も、「スターティング・オーヴァー」と対のような「アイム・ステッピング・アウト」もいいけれど。
昨夜はファンキーでノリのいい「アイ・ドント・ワナ・フェイス・イット」にグッときた。この参加メンバーならではのファンキーさは、当時のジョンの新機軸だったんじゃないかな?このメンツでのライヴが実現してたら、過去の曲もこういったファンキーなアレンジが施されてたかもね。たとえば「カム・トゥゲザー」とか。聴いてみたかったな~。
この曲にこんな歌詞がある。
平和と愛を求めてるんだって?
でっかいバンドのリーダーだって?
人類を救いたいんだと言うけれど
君は人間嫌いじゃなかったのかい?
映画『イマジン』の中で、家までやって来た狂信的なファンを招き入れて飯食わせちゃうような面もありつつ、こういう自己に対するクールな視点持ってたトコが凄い。だから好きなんだよ、ジョンが。
このアルバム、アナログでしか持ってないけど、以前、Pクンに回してもらったボックスセットに全曲(ヨーコの曲省く)収録されてた。
このジャケ写真ってサイコーだと思わない?
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コメント
LA MOSCAさん、こんばんは。
奇遇ですが僕も今日、このアルバムを聴いていました。このアルバムでのリラックスしたジョンは最高ですね。I'm steping outでは、そろそろ退屈してきたからいっちょ何かやらかしたろか、なんてことも歌ってますし、ジョンを愛と平和の聖者にしたいヒトはこのアルバムの何を聴いてるんだ、なんて思ってしまいます。
投稿: goldenblue | 2010年3月18日 (木) 00時28分
この息子が今、日本で車の宣伝してるなんてね。あの世のオヤジもビックリだ。
投稿: P | 2010年3月18日 (木) 00時32分
>goldenblue様
そうそう、このリラックスしたカンジがいいですよね。
「I'm steping out」良い曲ですよね。
俺も大好きです!
ジョンが聖者だなんて、俺からした笑っちゃいますね。
>P様
うん、ビックリだろうね、オヤジさんも。
投稿: LA MOSCA | 2010年3月18日 (木) 21時32分