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2010年4月22日 (木)

My Idea Of Fun Is Killing Everyone

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昨日に引き続き、STOOGESを聴いてる。

今夜は07年の再結成後初にして、今のところ唯一のフル・アルバム。

昨年1月にロン・アシュトンが亡くなっちゃってまさかのジェイムス・ウィリアムスンの復帰がありストゥージズは継続中。このアルバムはロンの遺作でもあるんだな。

コレ出た時は、実はあまりピンと来なくて。期待がデカ過ぎたというより、期待と違ってたと言うべきか・・・。別に1stや『funhouse』の再現を求めてた訳じゃないけど、このメンツならではの憎悪感や混沌みたいなモノが全くと言っていいほど感じられなくて。30年のソロ活動を経た後なんで仕方ないのかもしれないが、唄メロやなんかにイギーのソロっぽさも感じたし。ストゥージズである必然性が感じられなかった。

3年を経て、そういった先入観抜きで聴いてみると悪くないような気もするね。どうしてもイギーのソロの延長っぽい雰囲気はあって、これ以前の(ソロ)数作で感じられた、悪くないけどどこか煮え切らない、手放しで絶賛できない部分もあるけど、それにイギー本人が苛立ってるカンジもイイっちゅうかね。再結成だって何も考えず能天気にホイホイした訳じゃなく葛藤があるのが感じられる。

それは歌詞に顕著に表れてるね。以下、断片的に抜粋。

こんなのは粋じゃないって?

そんなことお前には言わせねえ

口出しする資格はないぜ 

お前だって同じ穴の狢だからな

ヘイ ベイビー 俺の気持ちを察してくれよ

―「Trollin’」―

ぶっちゃけた話、金こそが基本だ

王様のような暮らしをするには金が要るのさ

ATMの辺りをブラブラする俺

ストゥージズは秘かに貧困と戦ってるんだぜ

―「ATM」―

今日目覚めて思ったのは

何もしたくねえってこと

働きたくなんかない

笑顔なんか見せたくない

俺はヘトヘトだ

疲れきってクタクタだ

―「I’m Fried」―

かつて、「俺は決して、どんな意味にでも取れるようなものは唄わない。歌詞を聴いたらそうとしか取れないようなのがいいんだ」と語ったイギー。ここでもそれは健在だ。

このアルバム中の俺のフェイバリットは、タイトル曲の「The Weirdness」

ひどく疎外された気分

俺の脳裏を恐怖が駆け巡る

“現代的な生活”を言い表す単語が頭に浮かぶ

骨身に沁みる俺の痛みと痒さを

上手く表現してるのはその単語だけ

つまり“イカレてる”ってこと

ここはイカレてる

この歌詞をヨレたブルースに乗せて疲れきった声で唄うんだよ。

この倦怠感がどうしようもなくリアル。

本日の記事タイトル。

04年3月に初めてストゥージズを観た時に、“新曲”として演奏されて、07年のフジでも演奏された「My Idea Of Fun」のサビのフレーズ。

俺にとっての楽しみは

どいつもこいつも皆殺しにすること

身震いするほどカッコイイ!

これぞ、イギー!

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