僕は待ち人
待ち人現れず。
やっぱり、“異常な期待は羞恥の念”ってことだな。
まぁ、先は長いし、焦らず気長に待とう。テキイージー。
エレカシも全く動向追わなくなっちゃったな(こんなんばっか)。「ガストロンジャー」のシングル買ったのが最後、ってもう10年以上前かよ?!デヴューからずっと聴いてたけど、96年の『ココロに花を』で止まっちゃって。
浮世離れしてて異端で孤高なバンドが、こういう開かれた歌を唄い出したのが新鮮ではあったのだけど、それがずっと続くとね・・・。
エアロの『パーマネント・ヴァケイション』やレッチリの『カリフォルニケイション』以降にも同じようなことを感じたんだよね。えっ?ずっとコレ?みたいな。
画像の『Ⅱ』は1stの勢いもありつつ、その後、数枚に亘って続く、異端さの片鱗も顔を出し始めた最高傑作だと思う。
全編が良いんだけれど、何と言ってもラストの「待つ男」
圧巻。こんなのそれまで聴いたことなかった。
動画は08年、ウチの近くで毎年やってるROCK IN JAPANより。リリースから20年を経ても有効だね、この曲は。
本日の記事タイトルに拝借したのは、この問答無用の名盤に収録の問答無用の名曲の邦題。なかなかの名邦題だと思う。“レキシントン125番で売人を待ってる”というサイテーな唄だけど、曲もカッコイイ。
さぁ、今から延び延びになってた、パティの『ドリーム・オブ・ライフ』観ようかな。
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コメント
久々のカキコにて失礼イタシマス~!!
私もエレカシは「Ⅱ」が最高傑作だと思ってマス。当時、NHK-BS「BAND STAND」か何かで初めてエレカシの「待つ男」を観て衝撃を受けマシタ。
ちなみに、このアルバムの中では「太陽ギラギラ」が一番好きデス。
あと、1stアルバムと2ndアルバムとの間にCDシングルだけで発売された「ふわふわ」って曲も、エレカシらしくて好きデシタね~!!
投稿: Mr.エレクト | 2010年4月12日 (月) 07時28分
>Mr.エレクト様
エレさん、お久し振りです!
まだ読んでくれてたんですね~。
嬉しい!
あっ、「太陽ギラギラ」!
俺も大好きです。
昔、『生活』の頃かな?
渋公かなんかで観た時、終演後
「今日、太陽ギラギラやんなかったね」と言ってる人が居て、思わず抱きしめたくなったの思い出しました。
「ふわふわ」!コレもよかったですよね!
♪うるせぇ だまれ ボケなす 俺に命令するな♪
ってヤツですね。
投稿: LA MOSCA | 2010年4月12日 (月) 21時38分