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なんて儚いのかな

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たとえば、ジョニー・サンダースが『HURT ME』を、ザ・スターリンが『Fish Inn』を、ブルーハーツのマーシーが『夏のぬけがら』を出した時に、「意外だ」とか「ガッカリした」とか言った人たちって“判ってねえなぁ”と思っちゃう。

俺だって「抱きしめたい」も「ブラウン・シュガー」も「雨あがりの夜空に」も大好きだけど、それだけじゃねえだろ?

ミドリ、2年ぶりのフル・アルバム『ShinSekai』を聴いて、やっぱり、そういうふうに思って離れてく人も居るかもな、と思った。

セーラー服とか露骨な歌詞とか過激な音楽性とか、表面的に食いつきのいい部分、いっぱいあるからな、このバンド。

「理解よりも、誤解を求めようと思ってやってます」と言ったのはザ・スターリン時代のミチロウだが、ミドリも誤解される要素が沢山あるもんね。

バンドや周りがどれ位の人気を期待して、今現在、それに見合った結果を出してるのかどうか判らないし、あまり興味もないけどね、俺は。

でも、コレで離れるヤツが居たとしたら勿体無いなぁって。

食いつきのいい部分はかなり減ったと思う。聴きようによっては地味になったと感じるかもしれない。だけど深化してるよ、間違いなく。

聴いてると自分がどうにかなってしまいそうな危険な音楽。少なくとも俺にとっては。こういうトコがどうしようもなくロックでありパンクだと思うのだ。

とりわけ、メロウでポップなメロディーに切ない歌詞が乗る「スピードビート」、鍵盤のハジメがメイン・ヴォーカルの怖ろしいほど哀しい「春メロ」、アップテンポにロリっぽい可愛い唄声で残酷な歌詞の「リズム」あたりはヤバイ。最後の「どんぞこ」の迫力もスゴイ。

封入されてた発売記念ツアー「新世界ツアー」のチラシに書かれたコピー

“脱、鬱!!!!!!!!!!

しあわせなんか、怖くない、!!!!!!!!!!

・・・、あー、ごめんやっぱ嘘

っていうのがわざとらしくもミドリらしくて、またいいな。

なんて偉そうに言ってみたものの、俺も聴き始めて3ヶ月位だけどね、このバンド(笑)全部の音源聴いた訳じゃないし、ライヴも観てないし。

あ~、ライヴ観たい!リリースものも全部欲しい!

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コメント

過激じゃなけりゃあかん!
なんて思っている人は拍子抜けしちゃうんじゃないでしょうか。
でも、音だけじゃなく歌詞の深さも読み取ってほしいですよね。
スローなテンポの曲をやり始めたとたん『このバンドも丸くなったなぁ』なんて人は、LA MOSCAさんや僕たちの言いたいことわからんでしょうね。

投稿: マイト | 2010年5月26日 (水) 01時03分

>マイト様

表面的な過激さだけじゃなく、一見、地味に感じても過激な場合もあるしね。
こっちの方がもっと際どくてヤバイぞ!的な。
うん、でもわかんないヤツ多いよね。
音楽ごときにそこまで深く考えないってことでしょうか?
だとしたらちょっと寂しいな。

投稿: LA MOSCA | 2010年5月26日 (水) 21時19分

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