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2010年6月17日 (木)

SET THE TWILIGHT REELING

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こないだ『SMOKE』と『BLUE IN THE FACE』のことを書いて思い出した、ルー・リード、96年のコレを聴く。

1曲目の「EGG CREAM」は『BLUE~』のエンディング・テーマに使われてた。バージョンは違ったけど。

エッグ・クリームとはNYはブルックリン伝統の、ミルク、チョコレートシロップ、ソーダ水で作る飲み物。卵もクリームも入らないのに何故か、この名称。

こんな子供が好きそうな飲み物に対する偏愛を、“あの”ルー・リードが唄ってるってのがいいねぇ。

チョコレートの泡が鼻の穴を駆け巡るとかYOU SCREAM I STEAMなんて言葉遊び(榊原郁恵かよ!って古くていけないね、話が)もあったりして、なんだか浮かれててらしくないのもいい。

前にこのアルバム取り上げた時にも書いたけど、当時、ルーは新しい恋の真っ只中だったようで。もう54歳とかだった筈だけど(笑)

アルバム全体が“ウキウキ感”に溢れてて、その前の『MAGIC AND LOSS』、『SONGS FOR DRELLA』(亡くなったアンディー・ウォーホルに捧げたジョン・ケールとの共作)、『NEW YORK』などのコンセプトありきの作品(どれもいいけどね)とは違った、ただただ楽曲を集めた普通のアルバムで、そこが好きだな。

「NYC Man」なんて、あまりにも直球なタイトルの曲もあった。普通、こういうのやると自分のパロディーみたくなっちゃって、イマひとつだったりするんだけど、イメージ通りでありながら、しっかり名曲だったね。後のオールタイム・ベストのタイトルになるぐらい。

そして、それを上回るほど良かったのがタイトル曲。タイトルの意味は“明け方、魚釣りのリールを巻き上げるように少しずつ朝を呼び込む”といったカンジらしい。

この曲、最後に入ってんだけど、この1曲前の「RIPTIDE」がノイジーなギターの炸裂するヘヴィーなモノで、アコギで淡々と始まるこの最終曲の序盤に、“いかにも最後の曲だな~、いいなぁ”と訳知り顔で聴き入ってたら、後半の大爆発。コレを最初に聴いた時の驚きは未だに忘れてない。

僕は新しく見つけた男を受け入れ、黎明をぐるぐるよろめく

という歌詞共々、“この期に及んで、また生まれ変わって新しいことするってのかよ?”と興奮した。

ルーの近作の中じゃ、取り立てて評価が高い訳でもないと思うけど、俺は大好き。いいアルバムだと思う。

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コメント

こんばんは!
お邪魔します( ̄▽ ̄)

やっぱりいいアルバムですよね。
こんな雨風の強い夜にもピッタリ・・・

投稿: kzztt | 2011年5月30日 (月) 00時36分

>kzztt様

いいですよね~、コレ。
いくらピッタリでも雨風強いのは嫌です、俺は(笑)
ジャケ、ケースから出すとビミョーですね、確かに(苦笑)

投稿: LA MOSCA | 2011年5月30日 (月) 21時22分

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