JUST BECAUSE
やっぱりグジュグジュだ、今夜は。
というか
昨日の記事の冒頭部分、ウソです。
どうにでもなれ!なんてこれっぽっちも思えてない。
逆にどうすりゃいいんだ、と思ってる・・・。
昨日のリトル・リチャードからの連想で今夜はコレ。前にも取り上げたことあるけど、ジョンの、大好きな大好きなアルバム。
ヨーコに追い出されて、NYから離れロスで自暴自棄な生活を送ってた時期に(リリースは、やっぱり大好きな『心の壁、愛の橋』 の次だけど、製作開始はこっちの方が先)レコーディングされたスタンダード・ロックンロールのカバー集。
アイディアはよかったけど、相棒(フィル・スペクター)が悪かったようで、揉めまくってテープ持ち逃げされて、フィル無しで『心の壁~』を作った後にNYで完成にこぎつけたというエピソードも有名だね。
冒頭の「BE-BOP-A-LULA」から最後の「JUST BECAUSE」まで全ての曲がサイコー。
リリースされた75年の時点でもかなり古臭い、ノスタルジックな音作りだったようだけど、そこは敢えてだったんだろう。
オリジナルがあまりにも有名なベン・E・キングの「STAND BY ME」
割と淡々としたオリジナルと比較して、ジョンは感情込め過ぎってくらい思いっきり唄ってる。
いつも思うことだけど、こんな唄い方するヤツ、他に居ないよね。
ウェンザナイッ!、ハズカムッ!、ってね。
昔、高橋幸宏が言ってたんだけど、ジョンの声って倍音(ひとつの声をワーっと出したとき同時にいっぱいの音が鳴ってる声)がスゲー大きいんだってね。確かに強力に印象に残るもんねぇ。
リトル・リチャードの昨日、貼った2曲のメドレー
John Lennon_Rip It Up - Ready Teddy (アンソロジー・バージョンだけど・・・)
カッコイイな~!
俺がアルバム中、一番思い入れの強い「JUST BECAUSE」
この曲をはじめて聴いたのは俺が13歳のとき。いや、14歳だったかな?それとも22歳のときかも知れない。いや、本当は12歳だったかな?
この唄い出しのセリフのトコでやられちゃう。
君がさよならを言ったからって
僕が泣いて暮らすと思うかい?
どんなにこの胸が痛んでも
僕は君の好きなようにさせてあげるよ
うーん、いいなぁ。サイコーでしょ?
そして画像下の04年のリミックス&リマスター盤収録のリプライズ
John Lennon - Just Because (reprise)
さようなら
長い1年だった
「グッドナイト・ウィーン」を聴きながら終わりにしよう
リンゴとポールとジョージに
ご機嫌いかが?
みんなおうちに帰ったかな?
それはいいことだ
この後、『ダブル・ファンタジー』まで5年間沈黙することを考えると、コレは深い、別れの言葉だったんじゃないだろうかとふと思ってしまう。
コレ、最初に聴いたときはウルッときたねぇ。
昨日、あんなこと書いたクセに、結局、センチメンタルになっちまったな(苦笑)
| 固定リンク
「戯言」カテゴリの記事
- 奥行きの深い日々(終)(2017.11.19)
- スピーカーのなか居るような あなたの声はとてもやさしい(2017.10.09)
- ALL THINGS MUST PASS(2017.10.06)
- SWEETNESS FOLLOWS(2017.09.29)
- DUST & BONES(2017.09.25)
「BEATLES」カテゴリの記事
- スピーカーのなか居るような あなたの声はとてもやさしい(2017.10.09)
- ALL THINGS MUST PASS(2017.10.06)
- CITY SLANG(2017.07.12)
- I KNOW YOUR NAME(2017.07.09)
- WITHIN YOU WITHOUT YOU(2017.05.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント