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TONE TWILIGHT ZONE

コレばっかり口に出しても仕方ないけど。

暑い。暑すぎる。異常だよね。ホントに10月頃まで暑いの?もうやだよ。

とは言いつつ、夕方になると涼しげな秋の虫の声が聞こえる。

となると思い出すのはコレ。

Cornelius - Tone Twilight Zone

お~!外から聞こえるリアルな虫の声と一体化して聴こえるよ。なかなか心地良い。

Dscn4333

このアルバム、最初に聴いた時は戸惑った。前作の『ファンタズマ』こそが最高傑作で、“コレを越えるのは難しいだろうなぁ”と思ってたら、真逆のような作品だったから。

『ファンタズマ』が、フリッパーズ・ギター時代の『ヘッド博士の世界塔』、コーネリアスの2nd『69thunder96』を継承した、というか進化させた、あらゆる要素をブチ込み、小山田流にブレンドした足し算型のアルバムだったのに対し、この『POINT』は、隙間の感じられる、思いっきり引き算型の作品。

「音が鳴ってないところを意識することで、より鳴ってるっていうところを意識することができる」

「スネアが鳴ってる時はスネアしか鳴ってなくて、ギターやベースは鳴ってないとか、順番に音が出てくるような構成が多い。それだと、ひとつひとつの音によりフォーカスできる」

ともにリリース時の雑誌インタビューでの小山田本人の発言。

納得。

ここまで音数が絞り込まれると、全ての音に必然性や意味を感じるというか、あるべき音があるべきトコにあるってカンジだね。

ついでにもう1曲。

Cornelius - Brazil

今でいうボーカロイド(ウチの娘もハマってる、初音ミクとか)の走りみたいな、ヴォーカルライダーというソフトに唄わせたスタンダード。不思議な郷愁感があってとてもいい。

先日、レココレに刺激されて書いたこの記事の続編というか、レココレの先手を打って、“LA MOSCA版 90年代、00年代の日本のロック・アルバム・ベスト”的なのを近いうち書こうと計画してるんだけど、前回同様、順位は付けられないなと思いつつ、でもコレは00年代の1位だね、確実に。

コレの後、06年に出た『Sensuous』もスゴイいいけど、ここが現時点での頂点じゃないかな?個人的には小山田の最高傑作だと思う。

いつになるか知らないけど、次作はどうだろう?

楽しみだな。

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