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NEVER FIND LOVE

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今夜もMATTHEW SWEETを聴いている。89年の2nd、『EARTH』

俺もこの人を知ったのは『GIRLFRIEND』で、スゲー良かったからすぐに遡ってひとつ前のコレを買ったのだ。

しつこいようだけど、4ピース主体の生なバンドサウンドの人、と思われてるだろうけど、それだけじゃないのがこの人。

この2ndはマシューと共同でプロデュースもした俺の大好きなドラマー、フレッド・マー(リチャード・ヘルの『DESTINY STREET』、ルー・リードの80年代の数作にも参加。他に俺は未聴ながら、スクリッティ・ポリッティ、マテリアル、ロイド・コール等の作品にも参加作あり)がマシューと連名でプログラミングをしてる。クレジット見るとキーボード関係がないのでドラムだけじゃなくキーボードもなのかな?ドラムはフレッドでキーボードはマシューってことか?

同じくフレッドがドラムを打ち込みで担当したルー・リードの『ニュー・センセーションズ』に近しいモノを感じるね。音楽性は違えど音の質感が。耳当たり良くて一聴すると軟弱なポップにも聴こえかねないけど、やっぱりロックで。

俺は『GIRLFRIEND』に代表されるような“バンドサウンド”だからマシューが好きなんじゃなくて、この人がやってる音楽が好きなんだよ。

マシューだけじゃなく全部そう。パンクだからミチロウが好きなんではなく、ロックン・ロールだからTHE GODが好きなんじゃない。何をやってるかより誰がやってるか。俺が聴いてるのは音楽じゃなく人だから。極論だけど。

話が逸れた。

打ち込みだから、ソフトでメロウな感触の音だけど、次作、『GIRLFRIEND』以降に開花するマシューならではのメロディーも既に感じられてやっぱりいいな。次作以降も大活躍する、ロバート・クワイン、リチャード・ロイド(クワイン4曲、ロイド6曲)のギターもいい仕事っぷりだ。

賛美歌でも始まりそうなオルガンのイントロに被さってくるロイドのリード・ギター、その後ろで歯切れよくリズムを刻むマシューのギター。タイトなドラムが入ってきてマシュー・メロディーが冴え渡る冒頭の「EASY」はじめ、捨て曲なし。

キャプテン・ビーフハート出身で、この後、ジェフ・バックリーとも共演するギャリー・ルーカスのスライドもサイコーでどことなくジョン・レノンっぽいバラード「LOVE」なんか震えがくるほどいい。

マシューの作品中、3本の指に入るね、個人的には。

もう1回聴こうっと。

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コメント

フレッドは84年頃にスクリッティ・ポリッティが大ブレイクしたときの音楽的な立役者でした。グリーンって人は、音楽的センスは最高だしダンスミュージック・フリークなんですけど、リズム的な演奏センスが残念ながら欠けてるんですよね。そこをうまく補完してくれるこの人と組んだのは大成功でしたし、またこういう人を探してくるのがグリーンのセンスのよさとも言えます。

あまり関係ない話ですみません。きっとLA MOSCAさんはスクリッティ・ポリッティ聴かれたとしてもあんまりお好きじゃない気がするのでお勧めはしませんが、デビューの頃からどんどん音楽性が変わってきてるのに、僕にとってはこの人がやってるから好きだと言えるミュージシャンの名前がちらっと出てきたもので、今回のテーマと合ってるかと思い、ついダラダラ書いてしまいました。

投稿: yas | 2011年3月 4日 (金) 01時10分

>yas様

関係なくもないじゃないですか?!
スクリッティ・ポリッティ、気になりつつスルーしてきてるので、そのうち聴いてみようかな?
yasさんのコメ読んでたら聴きたくなりました。
“この人がやってるから好き”ってアーティストが居れば居るほど幸せですよね、音楽好きとしては。
面倒くさかったり大変だったりもしますが(笑)

投稿: LA MOSCA | 2011年3月 6日 (日) 21時42分

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