言葉は散るよ、春の終わりに
やっとこさ、お互いの都合が合っておふくろのアパートへ顔を出してきた。
いつも、顔合わせる度に「そんなこと言うなよ!」とか「違うよ、そうじゃねーよ!」とか文句ばかり言ってる俺も今日は全部飲み込んで我慢してきた。
親父が34年前に建てた思い出いっぱいの家にはもう住めないんだもんなぁ。俺は20年近く前に出ちゃったし、親父も妹も居なくなっちゃったし、ずっと専業主婦であの家に居続けたおふくろ。その寂しさは俺なんかとは比べようもないだろうからね。
嫁と娘は行かなかったので、久し振りに親子水入らずで昔話に花を咲かせてきた。普段だったら「そんな湿っぽい話ばっかりすんなよ~」とか言う俺だけど今日ぐらいはいいかなと思って。
ウォーキングがてらの帰り道、某中古屋で入手した2枚。
Tommy Heavenly6のマキシは『銀魂』の初代オープニングテーマ・ソング。いつか盤で欲しいと思ってたから見つけられて嬉しい。いい曲なんだよ、コレ。
ホントはカップリングに「二人だけのデート」のカバーが入ってる盤が欲しかったけど贅沢言えないな、¥105だったし(笑)
約1ヶ月前に入手して観まくったもののココで取り上げなかったコレ。
昨年末、リキッドでのラスト・ライヴを完全収録したミドリの『さよなら、後藤さん。』のDVD。ほぼ毎回のことながらイラストでも目のトコ塗りつぶしてる後藤まりこ。
開封するとブックレットの、同じ構図でこっち見てるバージョンのイラスト。
俺の買った限定2枚組(ディスク2はvideo clip集)は2枚目の盤面に服着たバージョンのイラスト。通常版のジャケは、この服着用バージョンだそうだ。
この山本直樹のイラストが凄い良くて思わず見とれてしまう。素晴らしいと思う。
たとえば、このパッケージでの仕掛け。
「なんで自分ら来たん? 最後やからやろ? ボク解散するて言うつもりなかったよ、ホンマは。正直言うたら、解散するって言うたのはチケット売り切れへんかったからや。めっちゃダサいやろ。でも最後くらいぎょうさんの人で終わりたいやん」
「安心してや、もうちょっとで終わるから。別に無理心中を計りに来たわけやない。ボクの投身自殺や。見といてほしい」
などのぶっちゃけたMC。
アンコールでの以前の“ユニフォーム”であるセーラー服姿。
頭にマイクを打ち付けての流血。
そしてustreamでの泣きながらの解散宣言。
確かに作為的でクサいかもしれない。でも、だからどうだってんだ?この世に全く作為的じゃないモノなんてあるのか?極論だけど。
それでも俺にとっては後藤まりこ、いや、ミドリの音楽はリアル。
この切羽詰ったギリギリなカンジは本物だよ。
アンコール終了後にドラムの小銭喜剛が「めっちゃいいバンドやろ、ミドリって。わしこのバンドめっちゃ好きやねん!」と言ってるのに俺も激しく同意。
つくづく1回ぐらい、ライヴ観たかった・・・。
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