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イツカ キット イツカ ドコカデ

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今夜はコレ。

THE ROOSTERZ、84年の『φ(PHY)』

バンド創設者でフロントマンの大江のラスト作。

昨日のロキシー・ミュージックからの流れで・・・。

当時、エコバニとかからの影響云々言われてたけど、どっちかつうとロキシー(特に後期)っぽいような気がする。

半数の曲で作詞を担当した彼らの師匠的存在だったとも言える柴山俊之も花田も好きだったみたいだもんね、ロキシー。

この後、思い出したけど、ロキシーには「SETIMENTAL FOOL」って曲あったし、このアルバムの頃のインタビューで花田は「『VENUS』は菅原洋一に唄って欲しい。あの人は日本のブライアン・フェリーでしょ(笑)」なんて言ってたし、『RIFF ROUGH』の頃、ラジオ出た時に、ロキシーの曲かけてたりもしてて、間違いないと思うな。

勿論、バンドとしてサイコーによかったのはオリジナルメンバーの時期だったと思うし、この後の花田-下山体制の時期も素晴らしいと思うけど、作品としてはコレが一番好き。

池畑、井上の順に抜けて、ベースには柞山が加入してたにも関わらずレコーディングでは下山が弾いたり、ここまで、殆どの曲を手がけてきたリーダーの大江が作詞作曲に携わったのが10曲中、わずか3曲だったりと、片翼飛行的な状態だったのに作品のクォリティーは怖ろしく高い。

前々作の『DIS』から加入した下山が馴染んで、花田との協力体制がばっちりだったんだろうね。2人のギターがサイコー。まるでトム・ヴァーラインとリチャード・ロイドのよう。勿論、同じことやってるっていうんじゃなく、絡みの密度の濃さが。

下山よりひと足先に参加したキーボードの安藤の存在も大きい。この透明感への貢献は大だろう。

そして柴山の歌詞ね。相変わらず、字面で追うと気恥ずかしくなるような歌詞だけど、いい、とても。

大江のヴォーカルは1stの頃とは別人のようで不安定極まりないけど、これしかないだろ?!ってカンジ。コレ聴いて「唄が下手だ」とか言う人ははっきり言って何も判ってない。そういう人とは音楽の話は出来ない、俺は。

それにしても、デビューからたった4年でここまで来たってスゴイよなぁ。ものスゴイ勢いで駆け抜けたんだね。

VENUS / THE ROOSTERZ

冒頭に収録の大名曲。柴山-花田作。あまりにも美しい。

THE ROOSTERZ / COME ON

2曲目に入ってる、このアルバム中、唯一の大江作詞作曲作。この曲だけ、ハードで質感違うのが興味深い。でもカッコイイ。

THE ROOSTERZ / DOWN DOWN

3曲目の花田ヴォーカル曲。このアンニュイ感がいいなぁ(笑)キーボードの単調なフレーズが耳にこびり付く。低音でハーモニー付けてるのは柴山なんだろうな。

THE ROOSTERZ  / STREET IN THE DARKNESS

俺のNo,1フェイバリット。ほら、俺、暗いからさ(笑)♪夜より暗い 昼間の街角 誰か生き方 教えておくれ♪サイコーだね(笑)

THE ROOSTERZ / LAST SOUL

大江の歌詞。曲は下山。大江の最後のメッセージ。

Music From Original Motion Picture "PUNISHMENT" / THE ROOSTERZ

最後に入ってる、花田&下山共作のインスト。“PUNISHMENT”ってのがいいね。この憂鬱そうな気だるさがたまらない。

04年のフジロックでの、オリジナル・メンバー復活(俺も観た!)、昨年、今年と続いたラスト・メンバーの復活と来たら、この時期のメンバーでも復活して欲しいと思うのは俺だけだろうか?

このアルバムの曲とか「GOOD DREAMS」とか「SAD SONG」とか聴きたい、また。

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