ここもすっかり火の海
一日のみの休み、あっという間にこの時間。
ツィッターの方で知ったコレを『銀魂』四十巻と一緒に買ってきた。
以前も一度買ったあるんだけど、ミチロウの『プロジェクトFUKUSHIMA!』に関するインタビュー載ってたから。
2ページしかなかったから立ち読みで済まそうかとも思ったけど内容が濃そうだったので・・・。
ミチロウの現在の深い思いが誌面からはみ出そうな勢いの良い記事。他のページは前回同様、社会勉強になりそうなカンジ(笑)
ミチロウ・インタビューといえば、一週間前に届いたコレ。
震災・原発事故後のミチロウの行動及び発言はずっと彼を追い続けてきた俺には意外な部分も多くて。反原発、反核、その他、社会的な行動・発言を極端に嫌う人というイメージ強かったからね。“嫌だ”って言うんじゃなく疑問や違和感を感じるトコも正直あった。でも、この11ページにも及ぶインタビュー読んですっきりした。今回の事故を受けて確かにミチロウはちょっと変わったかもしれない。けど、彼のアイデンティティーは全然揺らいでなかった。
内容についてはココでは触れない。この、20歳の女の子が一人で作ったらしいミニコミをミチロウが好きで未読の方には是非読んで欲しいから。他の記事も全面的に共感、共鳴は出来ないものの、作り手の思いが伝わる素晴らしいモノばかり。一部ショップ、ライヴハウスの他、通販もやってるので是非!
ちなみに“なまいき”とは“生活”を読み替えたものだそうだ。こういう若い人には今後も継続して頑張ってほしい。
今聴いてるのはコレ。
ザなしスターリンの4thアルバム『STREET VALUE』、91年作。
コレの前の『殺菌バリケード』に少しばかり興醒めした俺が『GO GO スターリン』以来、はじめて発売日に入手しなかったアルバム。発売から1ヶ月後ぐらいかなぁ、買ったの。
コレも最初は不満だった。何か普通で。ミチロウの作品にある、良い意味での違和感というか気持ち悪さがあまり感じられなくて。
今でもミチロウの全作品中、印象が薄い方のアルバムかな?でも「限りある限り」、「日曜日は遊ばない」は名曲だな、今聴いても。最近でもライヴでやることのある2曲だし、それもいいけど、このバンド・バージョンの方が俺は好き。
久しぶりに聴きかえしたのは、ある方に聴かせる機会があったから。その人は「火の海」がスゴイ好きだって言ってた。
「バックをもっと重くして暗く唄って“お前の犬になる”とかの感じにしたくなかったから、打ち込みで乾いた感じにした。自分の中の湿った部分を音に吸い取られて、最後はカスカスになって終わっちゃうみたいな曲をやりたいなと」
リリース時のミチロウの発言。判るわ。怖いぐらいにカスカス。
でも、このアルバムの次、ライヴアルバム『行方不明』の最後、「虫」の後に、この曲のイントロが重いギターで奏でられてフェイドアウトしてくトコを聴くと、そっちも聴きたかった!と思ってしまうのは俺だけ?
いつか再発になった時にでも聴けるといいな~。
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