みんな水の泡
11月かぁ・・・。
月並みだけど早い、ホントに早い。
個人的なあんなことや、日本中を巻き込んだあんなことがあっても月日は流れる。
もうそんなに経ったのか?って気もするし、まだそんなもんなのって気もする。時間って不思議。
1日目終了。まぁ、今日は準備日だからな。ちょっとカッとくることもあったけど、「へ~」と嬉しくなることもあった。あと2日。問題は明後日。何とか平穏に無事終わらせたい。どうせやるなら楽しくやろうぜ。いや、俺も(笑)
今夜はコレ。
忌野清志郎率いるラフィータフィー『秋の十字架』、2000年リリース作。
正直言うと、この時期は少しばかり、清志郎に対して醒めてた時期。何度目かの。
あんまり笑えないふざけたカンジの曲も多かったし、あんまり本気でやってるようにも思えなくて・・・。俺の思う、“理想の清志郎”とのギャップがデカかった。勝手な言い分だけど。このアルバムもあまり聴きかえさなかった。
けど、この曲。
この曲は最初からグッと引っかかった。
ファンの数だけの清志郎像があるだろうけど、コレが俺の思う、他の誰にも出来ない清志郎。
ヴォーカルにワウを掛けちゃう荒技もともかく、この歌詞と唄い方。“反骨のメッセージソング”、♪オイラ、なんとかだぜ♪的なのは真似出来てもコレは出来ない。やったところで足元にも及ばない。
こういう曲が1曲でもあると次も買わざるをえなかったんだよね。
随分、久しぶりに聴いたけど、1曲目のコレもいいね。
表面的にはおふざけがあっても、歳を重ねて憂いを帯びたブルースマン的な雰囲気が出てきた時期だったんだな。ジャケも含めたブックレットの写真もそういうカンジが出てて秀逸。
もう1曲だけ。
清志郎の影響を隠そうとしない、ワタナベイビーとの共作。
ホントだな。清志郎の言うとおり。
必要だよ、ユーモアが。
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コメント
僕が清志郎に距離を置いていたのはもう少し前かな~
だから、十字架シリーズは全て好きです。
今考えればバカみたいなんだけど、昔の清志郎もどってこ~い、とか思いながらライブみていたのを思い出します。
投稿: マイト | 2011年11月 6日 (日) 04時02分
>マイト様
もう少し前?
2.3’sとか?
俺も同じようなこと思ってたよ。
今聴くとスゴイいいね、この時期。
投稿: LA MOSCA | 2011年11月 6日 (日) 19時32分