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2012年5月27日 (日)

LA MOSCAが選ぶヴォーカリスト・ベスト10

ピーカンの日曜。

心配してた昨日のバリウムの余波もなく、気分よく過ごせた1日。思いっきり掃除して、布団干して、ウォーキング行って、昼食代わりに柿ピー食って(笑)

それにしても昨日の健診の採血注射は痛かった。注射は平気な方だけど、どうも血管が見つけづらい腕らしくて。でも「痛いですか?痛いですよねぇ(含み笑い)」はねーだろ?昨年に引き続きのホモ(推測)看護師クン、来年は君に当たらないことを祈る。

4回に分けて書いてきた、パート別ベスト10もいよいよラスト、ヴォーカリスト篇。

10.STEVEN TYLER

Aerosmith - Cry Me a River

この手の人の中でも断トツに好き。イメージ的にはミックの影響下のシンガーって思われてるかもしれないけど、どっちかというとJB。ブラックと言ってもブルースやソウルよりファンク色が強い。同系統ではドールズのヨハンセンも好きだけど、やっぱりスティーヴンかな?貼った曲は唯一、非オリジナルメンバー作のアルバムに収録のカバー曲。この振り絞るような唄い方が堪らない。

9.JEFF BUCKLEY

Jeff Buckley - Mojo Pin

前評判に乗せられて聴いたはいいものの、最初はよく判らなかった。予想してたカンジと余りにも違ってたし。だけど聴きこむうちに少しづつ引き込まれてって。『グレース』の帯に“奇跡の声”って書いてあるけどホントだよな。ここ数年、没後に出た作品を観聴きしたけど、どれもスゴイよくてつくづく来日公演観なかったのが悔やまれる。生で聴いてみたかった・・・。

8.MATTHEW SWEET

Mattew Sweet - Worse To Live

ずっと此処を読んでくれてる人には、俺がこのおデブちゃんをどれほど好きか判ってもらえてると思う(笑)音作りや楽曲のよさもさることながら、このスウィートな声の魅力もとてつもなくデカい。出世作『ガールフレンド』以降は全てのヴォーカル・パートを一人でこなしてる。ライヴ感溢れるサウンドの人ってイメージかもしれないけど、意外と宅録系(笑)曲は『ガールフレンド』とタメ張るぐらい好きな『イン・リヴァース』収録のもの。ギター3人、ベース2人、ドラム2人(1人はコレにも共同プロデュースで参加のフレッド・マー)を含む17人編成の重厚な音に埋もれない唄。ピアノも本人。

7.RICHARD HELL

Richard Hell - The Hunter Was Drowned

このNYパンクの奇才のミーハーなんだ、俺(笑)音楽的にはかつてのバンドメイト、トム・ヴァーラインの方が優れてるかもしれないし、カリスマ性ではパティ・スミスに負けてるかもしれないけど。パンクの真のオリジネーターの一人だと思うしね。曲はヴォイドイズがなし崩し的に崩壊した後、何故かニューオリンズに出向いて録られたデモ音源。ドラムにミーターズのジギー・モデリストが参加。意外にこういう泥臭いのも合ってる。唄は相変わらず下手だけど、そこも魅力。奇妙な歌詞も含めてこれだけのクォリティーの楽曲を、結局、デモ止まりでキチンと仕上げないトコもパンク(笑)

6.PATTI SMITH

Patti Smith - Gimme Shelter

そのヘル以上のカリスマ(笑)だけど、ホントにライヴ観たことある人なら判ると思うけど、そのオーラたるや尋常じゃないからねぇ。ジム・モリソンのステージってこんなだったのかな?と夢想させるぐらい。つくづくライヴ観て、ホントの凄さが判った人。曲は敢えてオリジナルじゃなく、ストーンズの超有名曲のカバー。5年前のカバー・アルバムより。この難しい曲を見事に自分のモノにしてると思う。冒頭に聴こえるギターはかつての恋人、ヴァーライン。やっぱり笑っちゃう、らし過ぎて。

5.JOHN LYDON

Public Image Ltd. - F.F.F

ピストルズ時代も勿論大好きだけど、PIL初期の脱ロックサウンドと「ロックは死んだ」発言にその気になってた信者(俺含む・笑)に冷や水を浴びせたハードロック曲を。普通に唄が上手いことにビックリ(笑)プロデュースはビル・ラズウェル、ギターにスティーヴ・ヴァイ(ザッパ、デイヴ・リー・ロス、その他、数多のヘビメタ・バンド)、オルガンがバーニー・ウォーレル(P‐ファンク)、ドラムがジャズの名匠、トニー・ウィリアムス、そしてバック・ヴォーカルにストーンズでお馴染のバナード・ファラー。クォリティー高いサウンドにも負けないライドンの声。

4.IGGY POP

Iggy Pop - Les Feuilles Mortes

常々、思ってるんだけど、イギーって、ちょい聴きの人には“裸でウホウホ喚いてる元祖パンクおやじ”ぐらいにしか思われてないふうで哀しい。こういうのも上手に唄えちゃう人なんだよ。コレは3年前のもっかのところの最新作より。あっ、ヴァージンと揉めてDLオンリーでシナトラ、エディット・ピアフ、ビートルズ、ロイ・オービソンなんかをカバーしたアルバムが出たんだった。早く聴かなきゃ。

3.LOU REED

Lou Reed- Coney Island Baby

ひと頃(ダウナー期ね・笑)だったらナンバー1にしてたね、この人のこと。淡々とした原曲もいいんだけど、8人編成のバンドを従えてドラマチックに唄われる78年のボトムラインでのこのライヴバージョンが堪らなく好き。昔、泣きながらこのバージョンを生聴きしてる夢見て、起きたらホントに涙出てたことある(笑)上手く言葉に出来ないけど、こういう気持ちにさせてくれる人ってルーだけかも。

2.MICK JAGGER

Mick Jagger - Wired All Night

前にも書いたかもしれないけど、ポール・ロジャースがミックに向かって「アンタより俺の方が上手い」って言ったらミックが「かもな。でも俺、ミック・ジャガーだから」って返したってエピソードが大好き。あと清志郎の発言で「ああいうのを上手いって言うんじゃないの?自分の音程持ってるっていうか(笑)」っていうのも好き。ミックを象徴してると思う。誰もこんな風に唄わないし唄えない。この人の曲、決められなくて悩んだけど、ちょっと捻って93年のソロ、『ワンダーリング・スピリット』収録のコレ。この時期、あまり聴かれなかった、あの“ニチャッ”とした唄い方。アルバム自体がミックのソロ作でピカイチの出来。聴いた時、謝りたくなった。「なめててすいませんでした!」って(笑)

1.JOHN LENNON

The Beatles- Mr Moonlight

Img209

スイマセンね、ベタ中のベタで(笑)でもやっぱりね。いろんな付加要素、全部取っ払って声だけで別格。この最初のシャウトで全部持ってくもんね。何唄っても滲み出る哀感と色気。正直(強すぎてか)聴きたくない時もあるんだけどそれでもナンバー1。

以上、4回に亘ってダラダラと続けたけど、考えるの楽しかった。読んでる人はつまんなかったかもしれないけど(苦笑)

いつか、国内アーティスト篇もやろうかな。

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コメント

ウソ~、信じられな~い(笑)

まぁ、いいや・・・

投稿: megumick | 2012年5月27日 (日) 20時33分

ラモスカさんらしいランキングだと思いました。


興味深い内容にも惹かれました。


次は今まで生で観たライブベスト10を希望します!!

投稿: TAIKE | 2012年5月27日 (日) 21時05分

お疲れ様でした!遂にヴォーカルまで音楽ミックのワンダーリング持って来るのが渋いっす!あの作品は、ミックのヴォーカリストとして最高傑作だと思います♪♪
そして、ジョン…もう声からして、反則です。何を歌ってもジョン…。
そこはミック同様なんですよね!
R&R、あの声で決められたら…

投稿: リュウ | 2012年5月27日 (日) 23時06分

全然つまんなくなかったですよ(笑)

いつかの国内編も楽しみにしてます。

投稿: みん | 2012年5月28日 (月) 08時05分

LA MOSCAさん、こんにちは。連載、楽しく拝見しました!
この手の企画は僕もやろうと思ったことあるけどなかなか絞れなくて(笑)、ありきたりのじゃなくてLA MOSCAさんくらい潔く個人的に偏ったセレクトの方が読んでいて楽しいですね!プレイヤーは知らなくても、思い入れは伝わります!
僕もルー・リード・バンドの3人は3人とも入れると思います。

 

投稿: | 2012年5月28日 (月) 08時16分

>megumick様

許してね~(笑)


>TAIKE様

どうせ人の選んだの読んでも納得いかないし、
それなら思いっきり、自分の好きに選ぼうかな?と。
ライヴ・ベスト10、既に脳内セレクション始まってます!(笑)
そのうち書きます。


>リュウ様

『ワンダーリング~』は衝撃でしたね。
こんなスゴイと思わなかったから・・・。ナメてました(笑)
うん、ジョンは声だけでスゴイ。
自分の声、嫌いだったみたいですけどね(笑)


>みん様

ありがとうございます!
国内篇も脳内人選始まってます(笑)
いつかきっと。


>?様

コレ、どなたでしょう?
レココレ立ち読みしたらつまんなかったから自分で書いて
あとで読んで納得しようと思って(笑)
ルーのあの時期のメンツは奇跡的ですね!

投稿: LA MOSCA | 2012年5月28日 (月) 22時08分

すいません!
コレ、私でした!
レココレ、立ち読みしてきましたが確かにつまんなかったです(笑)。
明日、Live in Itary聴こうっと!
あとPILも久しぶりに聴きたくなりました。

投稿: goldenblue | 2012年5月28日 (月) 23時37分

>goldenblue様

やっぱり・・・。
なんとなく貴方かと思ってました(笑)
PIL、最近よく聴きかえしてます。
初期のも『アルバム』以降のもどっちもいいです。
久しぶりの新作も出るみたいですね。
『ライヴ・イン・イタリー』は俺もずっと聴いてないな。
近いうち聴こうかな。

投稿: LA MOSCA | 2012年5月29日 (火) 21時41分

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