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21世紀を駆け足で行く母なる自然を見つめている

病み上がりの6連続勤務、昨日で終了。長い一週間だった・・・。

先週の日曜に寝込んでて行けなかった墓参りに行った他は予定どおり家でのんびり過ごす。

とは言うものの、朝っぱらに知ったこんな情報に心躍らされて落ち着かない気分。もうダメだ、浮き足立っちゃって(笑)コレは何としてもチケット取って行きたい。NONが唄うの観たの20年前が最後だもんなぁ。

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二週間近く前に届いてから、ほぼ毎日聴いてるコレ。

PATTI SMITHの8年ぶりのオリジナル・アルバム『BANGA』

本国盤はもっと前に出てたけど、訳詩、やっぱり書いてた大鷹俊一の解説、それにパティ本人によるライナーも読めたし日本盤待っててよかった。これらに目を通しながら二週間聴き続けてじわじわと体に染み始めてきた。

居住まいを正して聴きたくなるベテラン・アーティストっていうのが何組か居るけど、パティもそんなひとり。

ネット繋がりのある方がツィッターで「毎回、クオリティーの高い、聴きたい音楽を聴かせてくれる人」って言ってたけど俺も同感。絶対に期待を裏切られないって意味じゃ唯一かもしれない。

過去をなぞって同じようなことしてる訳じゃなく、年齢や時代を感じさせるところもあるし、いろいろやってるんだけど、無理なく地続きな雰囲気がある。ブレや嘘くささが全く感じられない。

スノビズムやインテリ臭、アート気取りを批判的に言われることもあるパティ、俺も感じないでもないし(それでも70年代ほどじゃないけど)彼女の世界を理解しきれてるとは思わないけど、それでもカッコイイし大好き。

88年の9年ぶりの復帰作『ドリーム・オブ・ライフ』以降、特に顕著な傾向だけど、暗くヘヴィーな曲もありつつ、アルバム全体のフィーリングは至ってポジティヴ。今作もアタマの「Amerigo」からそんなカンジ。

Patti Smith - April Fool

お馴染、トム・ヴァーラインの笑っちゃうほどヴァーラインなリード・ギターが彩りを添える先行シングル。

Patti Smith - Banga

最初に聴いた時、サビに来たところで鳥肌が立ったタイトル曲。やたらラウドだったり闇雲にノリノリじゃなくても興奮出来る音楽ってあるんだなと改めて思い知らされた1曲。オープニングのドラム&ギターは“あの”ジョニー・デップだそうだ。

震災後の日本へのメッセージ「Fuji‐san」、エイミー・ワインハウスに捧げられた「This Is The Girl」、前述のデップの誕生日に贈られた「Nine」(コレもヴァーライン参加曲)など、他も聴きモノばかり。

Patti Smith - After The Gold Rush

バンドのベーシック・トラックにイタリアの社会派バンド、カーサ・デル・ヴェントの即興演奏を重ねた11曲目のヘヴィーな長尺曲「Constantine’s Dream」の後、アルバムを締めくくるニール・ヤングのあまりにも有名な曲のカバー。

無邪気で希望に満ち溢れた60年代の終わりがやさしく唄われた70年リリースのこの曲を今、唄うことの意味は何だろう?

♪Look at Mother Nature on the run

 In the Nineteen seventies♪

サビのこのフレーズを最後に“Twenty First Cetury”に変えた意味の重さをセコイ島国のド田舎の町で噛みしめながらもう1回聴こう。

年明けの10年ぶりの単独来日公演、やっぱり行けないかなぁ・・・。

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コメント

物凄く気になります!


全て所有はしていませんが、聴いたアルバムは渋く、個性的だなぁと感じました。


今も現役って所にまた惚れました(^O^)

投稿: TAIKE | 2012年8月19日 (日) 21時41分

病み上がり&連勤お疲れ様です!!
長く暑い夏も…そろそろ終わり、それはそれで、少し寂しいです…
パティの新作、周りで評価高いので気になってます♪
チェックします!

投稿: リュウ | 2012年8月21日 (火) 20時44分

>TAIKE様

現役って意味じゃ、ルー・リードもそうなんだけど
ヤツの場合、毎回楽しめるかというとそうでもなくて・・・。
パティは96年の『ゴーン・アゲイン』以来、ハズレなし。
コレってスゴイことだと思う。

>リュウ様

お疲れさまです!
夏の終わりは幾つになっても寂しいですね(笑)
無理なく自然な2012年のパティ・スミスでした!

投稿: LA MOSCA | 2012年8月21日 (火) 21時08分

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