最近のトラックバック

« ハートに火をつけて | トップページ | 我が心の金曜日 »

2012年10月23日 (火)

いくじなしのPure Boyと恥ずかしがりのWild Boy

120920_191122

約1ヶ月前に赤坂で初日を観た斉藤和義と中村達也によるMANNISH BOYSの初のツアーが昨日で無事終了。

スゴイよかったけど、回を重ねると更によくなるような気もしたからあと何回か観たかったな。

ライヴ観た翌日に書いた記事ではネタバレと思って書かなかったことをいくつか。

まず、登場した時のお揃いの金髪姿には度肝抜かれた。予想だにしなかったもんね。せっちゃん、全然似合ってねーし(笑)まぁ、本人も判ってるだろうけど(笑)せっちゃんの髪型があんなだから、MCで「アンドレ!」「オスカル!」ってベルバラごっこして笑わせてた。

「どうせ、みんなツィッターとかに書いちゃうでしょ?驚いてくれるの今日だけだよね」と言ったせっちゃんに「ウソ!じゃあ、戻していい?俺、黒の方がいいんだけど」と返した達也。MCは終始、こんなカンジ。いつものユルユルのせっちゃんに達也が自然児的に絡む。笑わされっぱなし。

後半に堀江博久(コーネリアスのライヴ等にも参加するマルチプレイヤー)がサポートで加わってからの、「DIRTY BUNNY」、「Oh Amy」(エイミー・ワインハウスのこと?)、「7」とシリアスな曲が続いた場面ではさすがに、こういうおちゃらけMCはなかったけどね(笑)

そうそう、セットリスト。ツアー以前のアルバム作る前にフェスとかに参加した時はせっちゃんの持ち曲やってたみたいだけど、1曲抜かして全部アルバムの曲ってのが潔かったな。「猿の惑星」や「オオカミ中年」すら無し。個人的には“あの”「ずっとウソだった」が無いのがよかった。コレやって他の曲より俄然盛り上がるのなんか観たくなかったから。期待してた人には悪いけど「ざまーみろ!」ってカンジ。

せっちゃんの持ち曲で唯一やったのは「バカにすんなよ!」。当然、時事ネタ入れながら。途中、達也が「まだあんの?」つったら、せっちゃん「もう少し」だって(笑)ギターのフレーズがブルースの定番の♪ジャジャージャジャン♪(オープニングS.E.にもなったマディーの「MANNISH BOY」にも登場するアレ)になったら「アイ・アム・ア・マン!」って叫んだ達也にTHE GODの『MAJIME』を思い出したのは俺だけだろうな(笑)

対バン2つ入れてまで短い演奏時間にしたのは敢えてだと思う。マニッシュボーイズの曲だけをやりたかったんだろう、きっと。

Dscn6343

アルバムはまだ飽きずに聴き続けてるんだけど、最初、クレジット見てビックリしたのがせっちゃんがドラムで達也がギター(うち1曲はベースも)とパートチェンジしてる曲が2曲あったこと。ヴォーカルもせっちゃんと一緒に少しは唄うかな?とは思ってたけど、まさかのメインヴォーカル曲まであるし。“ひょっとしてライヴでも?”と期待してたら、アンコール1曲目「ないない!」でギターを弾きながら唄う達也を初体験。コレがまた“達也メインで書いたんだろうな”というのがモロ判りな曲で。「クロマニヨンズみたいな曲出来た!」って持ってきたらしい(笑)単純だけどカッコイイ。ギターはストラトだったよ。

クレジットではAll Written&Songs&Arranged by MANNISH BOYSになってて、実際どういうカンジで作ったのかな?と気になってたら、こんな雑誌が発売されて。

Dscn6411

はじめて買ったよ、この雑誌。ドラムなんてやらないのに(苦笑)何故か俺の知る範囲では他の紙メディアに取材記事が無い。依頼がないのか受けないのか?

予想どおり、作詞作曲(オキシドール以来だって!)、そしてギターやヴォーカルもせっちゃんに勧められてやったみたい。今まで表に出てなかった達也の顔を見せてくれた。せっちゃんに感謝。

せっちゃんの方は「無意識にも“斉藤和義はこうあるべき”みたいなのがあって、家でデタラメに弾いてる素のカンジは出せなかったけど今回は出せた」ってことでこっちは達也に感謝だな。

同席インタビューの他に、最近の他の活動の話題中心の達也単独インタビューもあって、チャボの話やらもあって面白かった。オキシドールマスベのことを聞かれて「その話も出るんかぁ」と嬉しそうなのもいい。「オキシドールは同級生を集めて作ったバンドで詞や曲も書いてたし、一番“自分”って感じが強いバンドかもしれん」って言葉が印象に残ったな。「(オキシの)音、聴いた?俺のドラム、変わっとらんでしょ?」カッコイイよな、言うことが。

アルバムの話に戻ると、「MANNISH BOYSのテーマ」、「Dark is easy」、「Mach Venus」とかの予想範囲の曲も、前述のパートチェンジの「カーニヴァル」、「ないない!」も、「やさしくなりたい」のカップリング曲に名古屋ローカルのセリフを乗せた「あいされたいやつらのひとりごと」もいいけど、達也のモノローグが素晴らしい「DIRTY BUNNY」と、まさかのテクノテイストな「7」がサイコーにいいなぁ。

「7」はせっちゃんがヴォコーダーで♪レベル7♪と連呼するだけのほぼインストなんだけど、映像が浮かぶというかイマジネイティヴな曲。俺にPV作らせてくれたら、日本のあらゆる幸せな日常(渋谷の雑踏とか行楽地、田舎の田園風景とか)の映像を早回しで全編に使いたい。ラストには満面の笑みの赤ちゃん。なんか、そんなイメージ。

いや、でもやっぱり全部いいよな、このアルバム。乱暴な言い方すると、音で全てを表現する達也、言葉にも重きを置くせっちゃんってイメージあると思うけど、それが入れ替わる瞬間もあって。混ざったりぶつかったりしながら。えらいスリリング。

ライヴで一番ぐっときた「LOVE&LOVE」。明るく昇りつめていくような曲調にビビりながらも未来を信じようとする歌詞を乗せたせっちゃん。

「ないない!」の後半のナレーションをカンペ見ながら喋って、たぶん恥ずかしくなって途中でカンペ破り捨ててやめちゃった達也。

いくじなしのPure Boyと恥ずかしがりのWild Boy。

サイコーのコンビだと思う。

いつの日かの続きを楽しみにしてよう。

MANNISH BOYS/「Ma! Ma! Ma! MANNISH BOYS!!!」トレーラー

« ハートに火をつけて | トップページ | 我が心の金曜日 »

日本のパンク」カテゴリの記事

日本のロック」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

THE GOD」カテゴリの記事

コメント

カッケがった!特にラストの3曲。もう、ペロ~ンて出したくなった!

こんばんは!
ホントに楽しいライブだったなぁ♪
それにしても終わるまでネタ晴らししないラモさんって
律儀な人ですね~
細かい台詞までよく覚えてるね。
目の前に蘇ってきました。
達也さんってドラムが凄く激しくてかっこいいのになんだか
可愛いなって思った。
ラモさんの作ったPV凄く良さそう,見てみたい!

関係ないけど、 西成沢って所にはジョニー・ディップや
シオンに似た人がいるの?(笑)

>西成沢のジョニー・ディップ様

出すなよ、気持ち悪いから(笑)
「ないない!」は達也曰く「クロマニヨンズみたいな曲」ってことだけど、俺はパピヨンファックス思い出したよ(笑)

>megumick様

楽しかったよねぇ、ホントに。
ネタバレはマナー違反だと思うし、せっちゃんが嫌悪してるみたいだから・・・。
よく憶えてるでしょ?(笑)
こうやって詳細に書くのは後で思い出せるようにって意味もあるんだよ(笑)
そうそう、たっちゃんはカワイイ人なんだよ、怖いけど(笑)
PVねぇ、技術があれば作ってみたい、勝手に(笑)

西成沢の彼はどっちにも似ても似つかないよ(笑)

読破してしまいました。封印ネタも聞いてなるほどと!

二人の掛け合いが目に浮かんできましたし。鮮明に(笑)

その本こっちに見当たらないんですよね。明日町中探し回ります!

俺は「ないない!」初期のアナーキー思い出しました(笑)

タイトルピッタリでいいですね!次の機会があったら絶対に行きます!

いつも楽しく読んでますのでーー。
( ̄ー ̄)bグッ!

>みん様

読破ありがとうございます!
浮かぶでしょ?鮮明に(笑)
アナーキーね、うんうん、ああいうピュアなカンジですよね(笑)
次は是非!
あっ、雑誌も必読ですよ!

>謎の男ちゅう吉様

お~!!!
またコメントくれるとは思わなかった!
ありがと~!
元気?

あたしは『例の曲』が無くて、立ち直れないくらい落ち込みました。
でも。チケットが取れて、せっちゃんたっつぁんのライヴを観ることができて、ホント運が良かったと思います。
せっちゃんは職場の後輩の子が教えてくれて聴き始めたのですが、初めてライヴに行った時の衝撃(笑)今も思い出します。

>saya様

初コメ、ありがとうございます。
そっか、人それぞれですからね。
そういう人が多かった気がします。
俺はあの曲だけ異常に盛り上がる光景を見たくなかったんです。
“他にもっといい曲いっぱいあるんだぞ!”って。
初せっちゃんは何に衝撃受けたんでしょうか?

こんばんは。
衝撃を受けた=『君の顔が好きだ』です。
STALINで免疫があったはずだったのですが、ありゃ~こりゃ後輩が言ってたとおりだと。
今はもう大丈夫ですが。。
さて、LA MOSCAさんの仰ること、そう、せっちゃんの曲は、あの曲じゃなく、いい曲がいっぱいあるっていうこと、それが改めてよく分かりました。また、ライヴ行きたいと思います。

>saya様

あぁ、アレ(笑)
アレと「彼女は言った」は直球ですからね(笑)
でもずっと前にインタビューで「♪君の声が好きだ♪って入れたのは“そうは言っても形あるものだけじゃないぞ”ってこと」って言ってて、実は深いんだなと思いました。
うん、あの曲だけ、アレが一番みたいなノリがちょっとね、耐えられないカンジです。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/498183/47561376

この記事へのトラックバック一覧です: いくじなしのPure Boyと恥ずかしがりのWild Boy:

« ハートに火をつけて | トップページ | 我が心の金曜日 »