“間に合った”エアロスミス
2013年初の休日。
実家へ顔出してまったりと過ごす。
初夢って昨夜の?それとも一昨日のだっけ?
どっちにしてもあんまり良い夢じゃなかったな、ぼんやりとしか覚えてないけど。
夢は見る方だと思うけど、頻繁に見るのが“間に合わない夢”
ライヴの開演とか電車とか・・・。コレは何を暗示してるんだろう?怖いから夢判断とか調べる気はないけど(苦笑)
ここのところ、何気にリピート率高いのがコレ。
ご近所さんのご好意で少し遅れて聴けたAEROSMITHの新作、『MUSIC FROM ANOTHER DIMENSION!』
エアロのアルバムで最後に聴いたのは『ナイン・ライヴス』で、以降は殆ど興味が無くなった。
再結成以後、賛否両論あったアルバムも嫌いじゃなかったけど(『パーマネント・ヴァケイション』なんか大好きだし)、こういう路線にも飽きてきたし、段々つまんなくなっちゃった気がして。
テンションの高い派手な音が鳴ってるけど耳に残るのは歌メロばかりで、スティーヴン・タイラーのソロ聴いてるみたいなカンジ。演奏が他の4人である必要性はあるのか?とまで思った。
オリジナル・スタジオ作では久々のジャック・ダグラス・プロデュース、90年の『パンプ』以来のスティーヴン&ジョー・ペリー以外のメンバーの作曲参加、しかもかつて無い共作の数。聴く前のそういう情報で今回はちょっと違うかな?と気になってた。
奇しくもほぼ同時期に新作の出たキッスもそうだけど、もう年齢も年齢だし、半端のモノは出したくないと思ったんじゃないかな?実際、トム・ハミルトンも「コレが最後のアルバムかもしれない」なんて言ってるみたいだし。最後かどうかはともかく、やれる内にキチッとしたのを作りたかったんだろう。強い結束力と気迫が感じられる。
キッスと違うのは相変わらず外部のソングライターを導入したりして、まだシングルヒットとか狙ってるっぽい時代への気配りがあるところ。どっちが良い悪いじゃなく、らしいなぁと。エアロもキッスも。
“原点回帰”とか“70年代に戻った”とかは安易に言わない。実際、そうでもないし。でも、「エアロだなぁ」と思える音だよ。このメンバーでやる必然性が感じられる。ちゃんとジョー・ペリーの音が鳴ってる。
しかし、数年前の“お家騒動”がウソのような結束力だな。あの時に腹を割って本音をぶつけ合えたのが逆に甲を成したのかもね。
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コメント
らもさん、あけましておめでとう!
こんな私ですがエアロスミス好きです!
でも全然買って聴いてない…
ホンキン・オン・ボーボゥっていうハーモニカのジャケットのアルバム買ったっきり。
久ぶりに今聴いたけどエアロっぽいです。
かっこいいです!
今年もいろんなカッコイイ音楽教えてくださいね!
私もラモさんのジャンルじゃないの無理やり教えるからね(笑)
今年もよろしくお願いします。
投稿: megumick | 2013年1月 4日 (金) 21時44分
>megumick様
あけましておめでとう!
あっ、俺、それ持ってない(笑)
ブルース・カバーのだよね?
今度聴かせて!
ジャンルじゃないのもよろしく(笑)
こちらこそよろしくね~。
投稿: LA MOSCA | 2013年1月 4日 (金) 21時52分