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俺はホラ吹きイナズマ

明日、大雪なの?

何か今度は当たりそうな予感。

確実に困るけどちょっとワクワク。バカだな、俺って(苦笑)

前記事のタイトル、ツイィッターのフォロワーさんで気付いてくれた人が居て。実はもっと前にも同じ曲の別なフレーズ、使ってんだけどね、同じく「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の記事に(笑)その時も気付いてくれた人、居たなぁ。

THE ROKKETS/I'M FLASH

タイトルに使ったフレーズは2箇所とも「JJF」へのオマージュ、いや、もっと言えばパクリだろう、確実に。

それを批判してる訳じゃなくて。むしろ、カッコイイな、と。日本語への置き換え方と入れ方が絶妙。

Dscn6646

オリジナル・バージョンは84年のTHE ROKKETSの『ROKKET SIZE』に収録。シーナが産休してた時期。インストの1曲を除いて、作詞が菊こと柴山俊之、作曲が鮎川誠の名コンビの手によるスゲー、カッコイイ作品。

子供の頃、対訳を見ながら洋楽を聴いてカッコイイこと唄ってるなぁと思ってて、時折、日本のロックと言われるモノを耳にすると“レベルが全然違うなぁ”って。まだ日本のロックの黎明期だったからね。その後、RCを筆頭にいろいろ出てきて変わって行くんだけど。

そんな中、柴山の歌詞は他のとは違ってた。対訳で読んだようなカッコイイ歌詞をそのまま唄ってるようなカンジで。字面だけ追うと気恥ずかしいような歌詞も聴くと違和感無くて。スゴイなと思った。気が利いてるんだよな、言葉が。

Zi:LiE-YA/ホラ吹きイナズマ

柴山の、自身のバンドでのバージョン。鮎川の飄々とした唄いぶり(それはそれでカッコイイ)とは違ったドスの効いたカッコよさ。さすが。

ちなみに♪残念賞だ♪の件はリチャード・ヘルの「ブランク・ジェネレーション」にほぼ同じフレーズがある。尚且つ、ヘルの数年前にイギー・ポップが“CONSOLATION PRIZES(残念賞)”って曲を発表してた。柴山は絶対、両方知ってた筈(笑)ヘル聴いて“おっ、イギーの真似してる!”って喜んで自分もやったんだと思う、きっと。「ホラ吹きイナズマ」の英語タイトルは「I’M FLASH“Consolation Prize”」だ。確信犯だよね(笑)同アルバムにはジョン・ケールのアルバムタイトル『VINTAGE VIOLENCE』を曲名にしたのもあったしなぁ(笑)

I'M FLASH BAND/I'M FLASH

昨年公開の豊田利晃監督の映画『I'M FLASH!』の主題歌バージョン。映画にも出演した中村達也(豊田監督とはTWIN TAILでも一緒)、チバユウスケ(監督の01年の映画『青い春』ではミッシェルガン・エレファントが主題歌を担当)、ヤマジカズヒデ(豊田作品の多くで音楽を担当)、Kenkenによるスペシャルバンドによるカバー。個人的にはチバは苦手なんだけどコレはカッコイイ。まぁ、曲がいいからね。

だけど、こうして自分の好きなモノがいろいろ繋がってくのを見るのは嬉しいな。俺がロックを聴いてて感じる喜びのひとつ。

最後にもう1曲。

THE ROKKETS/GET IT ON BABY

『ROKKET SIZE』の冒頭を飾るモロ、ラモーンズな曲。のっけのカウントから気分出てるよねぇ(笑)

サイコー!

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日本のロック」カテゴリの記事

コメント

「レモンティー」はどっちのバージョンが好きですか?

投稿: 歩く犬 | 2013年2月 5日 (火) 22時21分

LA MOSCAさん、毎度です。
このアルバム、存在をすっかり忘れてた。持ってたはずなのにどこやったかな。

♪パッと光って消えちまう~

パクリだと思っていたけど、オマージュという言い方もありですね。
こういう直輸入期を経てロックのコトバが磨かれていったんでしょうね。

投稿: goldenblue | 2013年2月 5日 (火) 23時37分

こんにちは、はじめまして。

何でもご存知なんですね。

ほら吹きイナズマは大好きですけど、
私は、なにも知りませんでした。

チバユウスケという人の唄い方は、如月ニーチェの頃の怒髪天の増子なみにかっこいいとおもいます。

投稿: jkl | 2013年2月 6日 (水) 02時17分

>歩く犬様

段トツでサンハウスですね。


>goldenblue様

言い方の問題ですよね(笑)
柴山の歌詞もそうだけど鮎川の作曲にしても(レモンティーとか・笑)
あれだけ思いっきりやっても元ネタに対する愛情を感じるから嫌じゃないのかも。
うん、磨かれて洗練されていったんだろうけどこういう無邪気さが懐かしくも愛おしい気もしますね。

>jkl 様

はじめまして。
コメントありがとうございます。

何でも?
全然まだまだですよ(笑)
いろいろ知って妄想するのが好きなだけだし(笑)
何も知らずに体で“いいっ!”って反応するだけで満足できたらどれだけ幸せだろう?と思ったりもします(苦笑)

投稿: LA MOSCA | 2013年2月 6日 (水) 21時31分

菊柴山の歌詞はどれも衝撃受けました。

言われる様に厳つくてカッコいい対訳を日本語で唄ってる風な。

この曲も日本語詞の語感のカッコ良さ炸裂だと思います!

昔のパクリって堂々としてて開き直ってる感がいいですよね(笑)

めんたい方面はその傾向顕著ですけど(笑)自分の世界観にしてるんですよね。

投稿: みん | 2013年2月 6日 (水) 21時52分

こんばんは!

思えばジョニー・サンダースもリチャード・ヘルも鮎川さんがインタヴューでその名前出してて知ったんでした。こういう人になりたいな~。まあ間違っても菊みたいにはなれませんけどねsweat01

投稿: kzztt | 2013年2月 7日 (木) 00時39分

>みん様

そうそう、開き直ってるし、自分の世界観っていうか、パクってるクセに
「俺の曲だぜ!」みたいな堂々っぷりがサイコーです(笑)
うん、そうですね、めんたい方面は顕著でした。
著しく(笑)


>kzztt様

あぁ、判る。鮎川に限らず、日本のミュージシャンの発言から聴いた外タレは多いです、俺も。

鮎川が熱く、自分の好きな音楽の話してるのを読むのも聞くのも大好きです!

投稿: LA MOSCA | 2013年2月 7日 (木) 21時57分

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