時代に合わせて呼吸しなかった女のブルース
もう少し暖かくなると思ってたんだけどな、今日から。
朝、白いものがチラついた時、驚いたよ、すぐ止んだけど。
昨日、ジャニス・ジョップリン聴いてて、“日本の女性ブルース・シンガーといえば・・・”って考えてて頭に浮かんだのがこの人。
浅川マキの初期音源からなる2枚組ベスト『DARKNESS Ⅰ』 95年のリリース。
メジャー・デビュー前のザ・スターリンを愛聴してた、パンク雑誌『DOLL』で見た自宅に飾られたパティ・スミスのポートレート、下山淳、池畑潤二、奈良敏博などをバンドメンバーにしてた時期があること、そして一度だけ観たチャボとの共演(『絵』の時の渋公に飛び入りした時)。
ずっと、いつかはと思ってて、コレを聴いてみたものの、あまりピンと来なかった。
アンダーグラウンド臭みたいなのはミーハーにカッコイイと思ったけど。黒装束でタバコ片手に的な。まぁ、こう思うのは俺だけじゃないだろうけど。
で、久々に聴いたら、やっぱり前とは違って聴こえる。以前のようにミーハー心もくすぐられるけどそれだけじゃない。なんか包容力のようなものを感じるんだよなぁ。あと、意外にユーモラスなトコもあるなって。
ディスク2の“JAZZ VERSION”と題された方なんて全然いいと思えなかったのに最近、ほんのちょっとだけ、ジャズかじり出したからか、カッコよく聴こえる。
この曲には不参加だけど、山下洋輔、近藤等則、つのだひろなんかの参加曲もある。
いいね~。もう少し、別なアルバムも聴きたくなってきた。
昨日も書いたけど、背伸びしたり、カッコつけで聴いて、のめり込めなかった作品に再び出会って入り込めるのっていいな。得した気分で(笑)
まだまだ、棚で眠ってて俺との出会いを待ってるアルバムがあるかもしれないな。
こういう楽しさがあるから音楽を聴くのはやめられない。
このアルバムには入ってないけど、絶品なロッド・スチュワートのカバー。真島昌利やシェイディー・ドールズも、このマキの日本語詩のバージョンでカバーしてた。
今日の記事タイトル。
RCの本でマキがチャボに向けて言った言葉、「チャボなら時代に合わせて呼吸しなくても行けるさ」から戴いた。
まんま本人のことだと思う。これだけ一貫したイメージだった人も珍しいでしょ?時代を超越してた。カッコイイ。
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