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2013年3月 6日 (水)

トレイシー・チャップマンと幻の(笑)ロック・バー“doors”

暖かいと言うより若干暑かった、午前中は。

で、午後から風がびゅーびゅーで寒かった。

なんだ、コレ。極端過ぎるよ。

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女性シンガーを続けて取り上げて思い出したこの人を聴いてる。

TRACY CHAPMAN、92年の3rdアルバム『matters of the heart』

トレイシーはデビュー・アルバムと其処からのシングル曲、「FAST CAR」がバカ売れして、その後は落ち着いちゃった所為か“一発屋”的なイメージがあるかも。俺が聴いたのは全8作のうち4枚だけど、どれも変わらぬクオリティーでいいんだけどな・・・。

「ファスト・カー」が売れまくってた頃は興味なくて聴いてなかったけど、キースが『トーク・イズ・チープ』のプロモーションでNHKに出た時に「最近のお気に入り」って言ってたから聴いたんだったっけ。

4枚とも借りたり貰ったりでまともに歌詞知らないんだけど、社会問題を含めたメッセージ性の強い歌詞が多いみたいだね。唯一、何処かで目にした「ファスト・カー」の訳詩もそんなだった。借り物じゃない地に足の着いた自分の言葉ってカンジの。そういう意味ではフォークかな?アコギが主体だし。

憂いを帯びてるって意味では、ある意味ブルースとも言えるかもしれないな。アコギ1本で赤裸々に唄ったロバート・ジョンソンのように。

でも、俺は“ロック”だと認識してる。強力な。

スピリットを感じるから。言葉なんて判らなくても響いてくるもん。って対訳付き持ってない強がりも言いたくなるぐらいに(苦笑)

Tracy Chapman - Bang Bang Bang

アルバム冒頭に収録されててシングルにもなった曲。

ね?歌詞判らなくても、なんか強い意志を感じるでしょ?(笑)

此処からは余談。

このアルバム、友人が借りパクしたんだよ、此処のオヤジから。

Img464

7年近く前、『ストレンジ・デイズ』って雑誌見てたら冒頭に1ページ丸々使ってロック・バーの広告。よく見たら日立市!ロック不毛の地の。

無くなる前に行っとこうって慌てて友人連れて出向いて、店にあったCDを貸してもらったんだ、友人が。

結構な時間居たけど、俺たちの他に客はゼロ。

「毎日、こんなもんだよ。一人も来ない日も珍しくないよ」

「食えてんの?」

「食える訳ねーじゃん(笑)昼間、宅配のバイトしてんだよ」

聞くとマスター(当時50歳ぐらい)は大手企業で真面目に働いて、コツコツ貯めた金で店を始めたらしい。広告は編集部に知り合いが居てタダで出してもらったって言ってた。

「絶対、また来るよ!」

「うん、来てね!」

マケてもらって、泡盛奢ってもらって、キツ目のタバコ(笑)ご馳走になって、ホントにまた行こうと思ってたんだけど・・・。

聞いた話だと、その少し後に火事になっちゃったらしくて。行ってみたら建物ごと無かった・・・。全焼。あのオヤジ、どうしてるかなぁ?めげずに生きてて、ロック聴いててくれてるといいんだけど。

「女の子で常連さん、一人居るよ。結構綺麗な子。こないだ、ドアーズ掛けて踊りまくって朝まで居たんだよ」

「マジ?今度、その子来たら、電話して、絶対!」

友人の希望もあえなく砕け散った(苦笑)

でも何処かで会ったら、連絡先聞いてCD返させよう。

一晩だけとはいえ楽しませてもらったもんな。

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コメント

いいなーロックバー。近所にこういう店あったら絶対行ってるのに。stoogesとかルーのベルリンとかラモーンズ大音量で聴きながら酒飲みてー。

投稿: stoned | 2013年3月 7日 (木) 18時32分

>stoned様

はじめまして。
コメントありがとうございます。
登場してる固有名詞、どれにも尋常じゃない思い入れがあります!
これからもよろしくお願いしますね!

投稿: LA MOSCA | 2013年3月 7日 (木) 21時55分

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