昨日のクソみたいな仕事終えて今日一日休んで明日からまた6連続勤務。で、5月に入ると更に忙しくなる予定。
吹き出物は潰れて少し小さくなったけど今度は瞼の腫れが酷い。今朝なんか目開けられなかった。だいぶ良くなったけど・・・。いいことなんかひとつもねーよ。
こんな気分にピッタリのコレを狂ったように聴き続けてる。
正直言って、今になってここまでのモノが聴けるとは思ってなかった。
ズバリ傑作。
IGGY & THE STOOGESの、前作『ザ・ウィヤードネス』から6年ぶりの新作『READY TO DIE』
6年ぶりとは言っても、前作はロン・アシュトンがギターの“ザ・ストゥージズ”名義のアルバムで“イギー&ザ・ストゥージズ”とは別バンドという考え方もあって(俺もちょっとそう思う)、そうなると『ロウ・パワー』から40年ぶりってことになる。気が遠くなるほどのブランク。
でも、イギー&ザ・ストゥージズなんだよ、紛れもなく。同時に、今は2013年だってことも感じられる奇跡のような作品。
先週の火曜に入手してからずっと繰り返し聴き続けてる。終わったらまた最初からってカンジで。こんなに聴き続けるアルバムは昨年のマニッシュ・ボーイズ以来。
03年にストゥージズが再結成した時には、今度のアルバムのギタリストにしてプロデューサー、そして全曲をイギーと共作(最終曲、「THE DEPARTED」のみ、ドラムのスコット・アシュトンも作曲に参加)したジェイムス・ウィリアムスン(俺のギタリスト部門4位の人)は不参加だった。ロン、スコットのアシュトン兄弟とイギーのオリジナルメンバーのみの“ザ・ストゥージズ”編成だったから。既に亡くなってたオリジナル・ベーシストのデイヴ・アレキサンダーの代わりは元ミニットメンのマイク・ワットが担当。2nd『ファンハウス』に数曲参加したサックスのスティーヴ・マッケイも参加してた。
この編成だった為、ジェイムス参加の『ロウ・パワー』以降の曲はライヴでは演奏されなかったんだよね。ジェイムス参加後、ベースにパートチェンジさせられたロンが演るのを嫌がったんじゃないかと俺は思う。再結成後のインタビューで「二度とベースは弾かない」とか言ってたし・・・。一方、ジェイムスは再結成する時に声が掛からなかったことに不満だったコメントを残してる。こういうの知ってたから、ロンが亡くなった後、ジェイムスが混ざったことには複雑な思いもあった。ロンが亡くなった時に脳裏を掠めたけど“まさか、それはやらないよなぁ”と思ったし。
ジェイムスが再参加後のライヴ音源や映像を見聴きしてもその思いはあまり変わらなかった。いや、カッコイイけどさ、勿論。でも同時に痛々しさみたいなのも感じて。“そこまでして続けなくてもなぁ”って。
だからアルバム出るって知った時も、それほど期待してなかった。ライヴはとても良かった“ザ・ストゥージズ”も『ウィヤードネス』は個人的にはいまひとつだったし、リリースに先駆けてネットで公開されたアルバム1曲目の「BURN」聴いてもピンと来なかったしね。
で、アルバム実際に聴いたら“あれ?意外にいいな”と。もう1回聴いたら“ちょっとスゴイかも?”、更にもう1回聴いたら“なんだよ、コレ!サイコーじゃねーか?!”って。
エアロやキッスの最新作聴いた時にも思ったけど、年齢的なこともあって、あとどのぐらい出来るか判らないし、コレは相当本気出して作ったんじゃないかなぁ?まして彼らの場合、下手なの作ったら、ロンに怒られちゃいそうだもんねぇ。
最近、つってもいつからだろう?イギーの作品に感じてた、悪くないけど何処か煮え切らない歯切れの悪さを全く感じない。吹っ切れてるというか開き直ってるというか。はっきり言って、イギー作品では93年の『アメリカン・シーザー』以来のクォリティーだと思う、俺的には。
『ロウ・パワー』から地続きのような、ジェイムスのカミソリ・ギターが炸裂する「JOB」や「GUN」、R&B風のノリのいい曲調にスケベな歌詞が乗る「DD’S」、苦味ばしったバラードの「UNFRIENDLY WORLD」、ドラマチックに盛り上がる「BEAT THAT GUY」(キーボードにスコット・サーストンのクレジットがあるのが嬉しい)、そして、イントロとエンディングに(アコギで)「アイ・ワナ・ビー・ユア・ドッグ」のフレーズ、そして歌詞には「デス・トリップ」の一節が挿入された、ロン、それからファンへ向けたラストメッセージのような最終曲「THE DEPARTED」。
殆ど全ての曲がとてもいい。つまんなかったのは先述の「BURN」ぐらい(笑)
そうそう、歌詞。「どんな意味にも取れるようなことは唄わない。歌詞を聴いたらそうとしか意味の取れないようなのがいい」と豪語するイギーっぷりは今回も健在。
♪仕事はあるけど全然カネにならない
もううんざりだ♪
-「JOB」-
♪毎日毎日を生きるんじゃなく
思い出の小道をひたすら歩くばかり
だから恋人にしがみつくんだ
何しろ此処は薄情な世界だから♪
-「UNFRIENDLY WORLD」-
♪どんよりした曇り空みたいにくたびれた俺だけど
アイツを叩きのめす手段を見つけるぜ♪
-「BEAT THAT GUY」-
♪昨日は死者たちの為に開いてるドアだ
で、俺たちが始めた人生は何処にある?♪
-「THE DEPARTED」-
66歳のイギーの正直な言葉。
前に“まだハードなのを作るなら、俺が土下座したくなるぐらいテンションの高いのを作ってほしい”とか書いたことあるんだけど、ホントに作るとは思わなかった(笑)これなら土下座するよ、イギー(笑)
こんなの聴けるとはなぁ!
IGGY & THE STOOGES - READY TO DIE
“死ぬ覚悟は出来てる”か・・・。
まるで遺言だよ、コレ。
カッコイイなぁ。
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