たましいの場所
人と出会うことよりお別れすることの方が多くなってしまったなぁ。
今日、ぼんやり考えたこと。
嘆いてるんじゃなくて。
嘆いたところでどうなるもんでもないし。
ただ、もう事実としてそういう年齢になってしまってるんだな、と改めて思った。
これから益々、そうなっていって、最後には自分のフィナーレ。
残された時間を限られた持ち札でどう生きていくか?
そんなことを考えてしまった。
残されたって言っても、もしかすると、あと何十年も、ひょっとするとまだ折り返し地点で今の倍ぐらいまで生きるかもしれないけど・・・。よく「呑気で図太いから長生きするよ」って言われるし(笑)
でも普通に考えたら、そろそろ夕方だからな、人生の。
“自分は若い頃と全く変わらない”って言う人がたまに居るけど、アレ、嘘だよね。もしくは自分にも嘘ついてるっていうか。本気でそう思ってる人が居たら、医者行ってアタマ見てもらった方がいいと思う。気が狂ってるから。朝は朝の、昼は昼の、そして夕方には夕方の時間の過ごし方ってのがあると思う。何も他の人と同じじゃなくてもいい。自分の夕方の過ごし方がある筈だ。
少し前に友人が貸してくれた本を読み始めた。
早川義夫の『たましいの場所』
元は2002年に出て昨年暮れに文庫化されたエッセイ集。
早川の本は『ラヴ・ゼネレーション』しか読んだことがないけど、アレと同じく素晴らしく印象に残る言葉のオンパレード。全部引用したいぐらいに。彼がよく言う、“歌うことだけが歌じゃない”って価値観そのままの、まるで全てが音楽のような言葉で満ち溢れてる。
『ラヴ・ゼネレーション』から一番変化したのはよりスケベになった処。しかも具体的に(笑)ここまで書くか?ってぐらいに。コレは加齢の所為だろうな(笑)
二章目の「たましいの場所」まで読んだんだけど、彼の家族の極々、プライベートな、デリケートなことが赤裸々に綴られてて読んでて切なくなってくる。ホントに歌のよう。
コレ、ノンフィクションだったんだね。94年、25年ぶりの復活作『この世で一番キレイなもの』収録曲。気違いじみた真っ直ぐさ。
スゴイ。
こういうのが俺の思うロック。
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コメント
あっ、この本
マリちゃんの仏壇脇においてあった。
読んで来よう。
投稿: megumick | 2013年5月23日 (木) 22時05分
あっ、その本 僕も読みたい!
貸して下さい!
投稿: 西成沢のきゃりーぱむぱむ | 2013年5月24日 (金) 16時45分
>megumick様
あぁ、好きそうだもんねぇ。
スゴイいいよ!
>西成沢のきゃりーぱむぱむ様
ごめんよ、先に読んじゃって(笑)
しかもちょっと濡らしてふやけてしまってるっていう・・・。
投稿: LA MOSCA | 2013年5月24日 (金) 21時35分