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2013年11月27日 (水)

1983年のSATELLITE OF LOVE

今日、仕事帰りの電車内で男子高校生がおばさんに席を譲るのを見るともなく見ててふと思った。俺にもそう遠くない日にこういう日が来ちゃうなぁって。

最初にこういうこと言われた時はショックというか少し悲しいだろうな。今日のおばさんだって、そう年輩でもなかったし、ホント、いつ言われてもいいように覚悟決めておこう(笑)

でも意地張って「いいよ、大丈夫だよ。そんな年寄でもねーし!」みたいな対応はしたくないな。譲る子だって勇気出して言ってるんだろうし、その親切心を踏みにじって傷つけたくないからね。

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予告どおり、昨日から強引に繋げて、今夜はコレ。

LOU REEDの84年リリース(録音は83年)のライヴ・アルバム、『LIVE IN ITALY』

昨日紹介したディランの裏ジャケと同じ会場、同じ構図のジャケットだから・・・。

ルーのバック・バンドのメンバーとしては全時代を通じて最強の布陣と言われることの多いロバート・クワイン、フェルナンド・ソンダース、フレッド・マーによるライヴ盤。俺もパート別ベスト10って記事を書いた時、ルーを含めた全員をランキングさせてる。収録曲もこの段階でのベストと言える選曲。

10種類以上あるルーのライヴ作(映像含む)でも1,2を争うぐらい評価の高いアルバム。けど、実は個人的にはルーのライヴ作品中、一番、聴き返す回数の少ないのがコレかもしれない。

演奏は申し分なしだし、同じメンツによる前年のビデオ『ア・ナイト・ウイズ・ルー・リード』もとても良かったんだけど・・・。

音がクリア過ぎるからかなぁ?ざらついたカンジが無くてあっけらかんとしてるというか。あと、ルーのヴォーカルに力みと粗さみたいなのをちょっとだけ感じちゃうんだよね。

それでも、あくまで中ではってことだし、カッコイイ、本物のサイコーなロックンロールが聴けるアルバムではあるんだけどね。

ちなみに、俺の大好きなルーのライヴ作は『テイク・ノー・プリズナーズ』、『アニマル・セレナーデ』の2作。キーボード、サックス、女性コーラスを入れた大掛かりな編成で曲の触りだけ唄って、あとは延々と即興でラップ?しまくる前者。ドラムレスにチェロ、個性派シンガーのアントニー、果てはルーも指導してもらってた太極拳の先生による演武という奇天烈な編成で地味な曲多めの後者。どっちも異色作だけど、物凄い思い入れある、両方。

正規の作品以外(俺の聴いたのは6作ぐらい)含めて、大抵のに入ってる同じ曲を聴き比べると驚くほど変わる、いつも。でも、そのどれもがいい。

Lou Reed -Satellite of Love

定番のコレも、このテイクもサイコー(クワインのギター!)だけど、他の、表情を変えた聴いたすべてのバージョンが良かった。まぁ、曲自体が1,2を争うぐらい好きだからかもしれないけど(笑)一番は90年の夏にNHKホールで聴いたヤツかな?

Lou Reed - Walk on the wild side

前述のビデオから代表曲中の代表曲。時期も近いし、メンツも同じなのでアルバムでもほぼ変わらない演奏が聴ける。ソンダースの円やかなフレッドレスとマ-のタイトなドラミングが心地良い。

Lou Reed - Rock & Roll

ルーのヴォーカルは粗いし、オリジナルバージョンにあったギターソロが無いのが不満だけど、何処までも駆け昇って行くような感動的な名演の最終曲。涙が出そう。

今、ふと思ったんだけど。

滅多に他のアーティストを誉めないルーがディランを褒めちぎってるインタビューを読んだことあるんだけどディランはルーをどう思ってたのかな?

同世代で共に時代を代表する孤高の詩人の一人として、ディランがルーをどう思ってたのか、いつか聞いてみたいな。

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コメント

こんにちは、初めてコメントさせて頂きますm(_ _)m

ルー・リードいいですよね、一時期ヴェルヴェットアンダーグラウンドアンドニコのアルバムをよく聴いていました。
私はジョニー・サンダースやガンズも大好きですので、過去に書かれている記事にもコメントさせていただくかもしれません(^_^;)
よろしくお願いします。

投稿: sable | 2013年11月30日 (土) 16時33分

> sable様

初コメントありがとうございます。

ルー・リード、物凄い好きなんです。
もう居ないってことがまだ信じられません・・・。

あっ、こんなのでよかったら過去記事でも何でもご自由にコメントしてくださいね。

こちらこそ今後もよろしくお願いします。

投稿: LA MOSCA | 2013年11月30日 (土) 21時02分

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