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2014年1月26日 (日)

But remneber that the city is a funny place, Something like a circus or a sewer

この週末は久々の連休。

いつ以来かというと、元旦&二日以来・・・。例年、1月は元からハードだけど今年はアクシデントもプラスして、よりキツ目だった。でも、そんな日々も終わった。後は年度切り替えの時期まであんまりストレス感じずに過ごせる筈。早く、次なるお楽しみのある3月にならないかなぁ・・・。

勿論、この連休は緩々で過ごした。かなりリフレッシュ出来たと思う。

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金曜に買った、コレをのんびり熟読したり。

ロッキン・オンレコード・コレクターズユリイカの特集号に続いて、河出書房から出た『文藝別冊・追悼 ルー・リード』のムック本。

まずは表紙がサイコー。手堅いチョイスのロキノン、ユリイカ、ちょっと捻ったレココレも良かったけど、この写真を選ぶセンスがいい。

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76年のアルバム、『CONEY ISLAND BABY』のジャケット写真。個人的には同じくミック・ロックが撮った‟あの”『トランスフォーマー』と双璧するカッコいいジャケだと思う。

本の内容は、ユリイカと被り多めの執筆陣(山崎春美、Phew、七尾旅人、大鷹俊一、岡村詩野)が綴るルー・リード。被ってない人で目を引くというか嬉しかったったのは鳥井賀句、小野島大、和久井光司、湯浅学などの‟らしい”人たち。

いろんな切り口、角度からのそれぞれのルー・リード論はどれも興味深い内容だった。たとえ、俺とは全く意見が違っても、批判的な内容でも。このバラバラなようで意外と統一された個々の文章が、とっ散らかってるようでいて一貫してたルーの表現活動を見事に言い表してると思うから。

あっ、これまでルー・リードというと必ずのように登場してた大鷹氏と鳥井氏は対談なんだけど、コレが噛みあってるような噛みあってないようなスリリングさがあって面白かった(笑)お互いに、ルーをはじめとしたNYパンク系やストーンズなんかを得意分野にする、いわばライバル的存在だもんね、この2人。考えたら、この4冊、全部に書いてるのって大鷹氏ひとりだけだな。賀句さん、頑張れ!(ちなみに俺はどっちも大好き)

個人的に一番ぐっと来たのはPhewの「その人にしかできない音楽がロックだとしたら、ルー・リードは、まぎれもなくロックンローラーだった」という締めの一言。震えちゃう、カッコよくて。

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今夜は表紙にジャケを選ばれたアルバムのタイトル曲を聴こうかな。

このアルバムは‟あの”悪名高き『メタル・マシーン・ミュージック』の次のリリースで、周囲の反対を押し切って出したそれが、「こんなの絶対売れないし、滅茶苦茶叩かれる」という反対理由どおりの結果だった所為か、そこから真逆に振り切れたような、ひょっとするとルーの作品中、もっとも穏やかな作品になってる。バックの演奏も地味ながら手堅く、リラックスした雰囲気。こういうルーは好きじゃないファンも居るだろうけど俺はオーケー。というか、かなり好み。

曲は突出してるのはタイトル曲ぐらいだけど、小粒ながらどれも悪くないと思う。穏やかと言いつつ、かなりドギツいことを唄ってる曲もあるんだけど(笑)そこはルー・リードだから。

Lou Reed - Coney Island Baby

Lou Reed- Coney Island Baby LIVE Take No Prisoners

Lou Reed - Coney Island Baby ’84 LIVE

最初のが抑制された、静かな部屋で向き合って自分だけに語りかけてくれてるようなオリジナル・スタジオ・バージョン。2つ目が大好きなライヴ・アルバムの重厚なバージョン。昔、このバージョンを生聴きして号泣してる夢を見たことがあって、目覚めた時、実際に涙が出てた想い出深いバージョン(笑)。最後のがロバート・クワインの泣きまくるギターに触発されて熱くなってる様がいい、84年の同曲をタイトルにしたビデオ作品のバージョン。どれも甲乙つけがたいほどいいなぁ。俺、この曲がナンバー1かもな、全ルー・リードの曲の中で。一度でいいから生聴きしたかった・・・。

♪あぁ、それにしても此処は面白い街だよなぁ

 まるでサーカスか下水溝のようだけどさ♪

高校時代に鬼のように厳しいコーチに好意を持ったのが理由でフットボールをしてた話から始まる自伝的モノローグ。ルーしか書かないだろう、ルーにしか書けないであろう後半に出てくるこのセンテンスがたまらなく好き。‟City”というのは勿論、ニューヨークのことだろう。

やっぱりロックンローラーだな、まぎれもなく。

さて、薀蓄はこの辺にして久々に『ウォリアーズ』(VHS)でも観よう。

それにしても「コニーアイランド・ベイビー」ってカッコいいタイトルだな。

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コメント

ハードワーキングお疲れ様です、僕も明日4時起きの早番です。毎日楽しみに拝見してました、初コメントです。ルーリードはフアン歴30年の浅く広くの野郎です。加藤和彦さん(合掌)のラジオでオンエアされていたイタリアライブのヘロインをエアチエック(死語、笑)夢中になってリピートしてた学生の頃をおもいだしちゃいました。いよいよ来月はストーンズ26日、行ってきます!
ではまた。埼玉のかんちゃん、でした。

投稿: かんちゃん | 2014年1月27日 (月) 19時56分

>かんちゃん様

初コメントありがとうございます。
4時起きですか!俺より全然早い・・・。キツいですね~。
エアチェック、俺もよくしてましたよ、ジャンル問わずいろんなモノを。懐かしい!
ストーンズは俺もたぶん行けそうです。
お互い、楽しみましょうね。
今後もよろしくお願いします!

投稿: LA MOSCA | 2014年1月27日 (月) 20時43分

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