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2014年3月の18件の記事

♪カモン、カモン、カモン、カモン、ナウ、タッチミー、ベイビー♪

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4月。新年度だ。

あと数分で。

今日、5時間残業で今年度最終日を締めくくってきた。

これまで何度か話が出ては、その度に立ち消えになってきたことが来年度早々にとうとう現実化するかもしれない。

それに昨年のリベンジ、敗者復活戦も・・・。

いよいよ、呑気に構えてる訳にはいかなくなりそう、マジで。

果たして俺は持ち堪えられるのか?

とりあえず、明日のコレを思いっきり楽しんでこよう。

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俺がこの2人の揃い踏みを観るのはこの日以来。

あの時期にはコンスタントに活動してたけどライヴ自体も3年ぶりぐらいじゃないかな?

俺にとっては、この2人が21世紀の今になって一緒にやってるだけでも充分過ぎるほど嬉しいんだけど、演奏内容が、そういう思い入れ抜きにしても圧倒的に凄まじいからなぁ。

おっと、能書きの続きは観てきた後でまた。

明日もまた、いつものようにこの曲に乗って登場するのかな?あの2人。

The Doors - Touch Me

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楽しみすぎて眠れそうにないよ。

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奥行きの深い平日休暇/うわの空

今日は平日休暇。そして土、日、月と明日から週末返上勤務。

シフト出た時、大将に「なんで?」って聞いたら「アンタの為だろうが!」と言われてしまった(苦笑) 週明け、火、水と連休するからね。

天気も良かったし気温も高かったし、学校春休みでウチに居る娘に煙たがらそうだから(苦笑)午前中、ちょっと外へ。

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山桜っていうんだっけ?コレ。ひと足先に咲くヤツ。この冬は寒かったけど、今年も春が来たんだね。来週、東京で満開の状態見れるかな?

いつもの本屋に寄った途端にメール。ご近所さんから。「発見しました(笑)」だって(笑)狭い地域だし、行くところ限られてるからなぁ。

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耳がヤバくてウォークマン自粛中なので、今回の道中のお供を買ってきた。明日公開の映画が話題の『白ゆき姫殺人事件』の原作小説。

湊かなえは『告白』も面白かったし、映画のみだけど『北のカナリアたち』も良かったし、コレはネタ的にもかなり期待出来そう。中村義洋が撮った映画も観たいけど、まずは本。

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併設されてるTSUTAYAでついでに映画も借りてきた。どっちも観たいと思って観てなかったヤツ。とりあえず『夢売るふたり』の方を観たけど、松たか子って上手いねぇ、観終わったら彼女の印象ばかりが強烈に残った。顔とか全然好みじゃないのに(笑)

それにしても、今日も呆けてるうちに一日終わっちゃったな。本当はこんなことしてられないんだけど・・・。

心配ごとは(とりあえず)ひとつ減ったけど、新年度に向けてデカいのふたつ抱えてるのになぁ。ふたつともありがたいことではあるんだけど俺には荷が重いというか、今はそんな気になれないというか・・・。

何だか仕事に身が入らないんだよね、最近。いい歳こいて甘ったれたこと言ってみっともないな。何とかモチベーション上げてかなきゃ、ホントにヤバい。

ここのところの、個人的なプチ清志郎・再ブームもあって、こんな曲を思い出した。

RCサクセション - うわの空

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76年、大ブレイクの全然前でリリースして間もなく廃盤になったという『シングルマン』の1曲。当然、俺も『ラプソディー』の後の再発盤で聴いて、当初は‟地味だなぁ”と思ったけど、その後いろいろあって(笑)大好きになった。個人的にはRCというよりも清志郎が関わった全ての作品で一番好きなアルバム。その話をし出すととんでもなく長くなりそうなので、それはまたいつか。

このアルバムの曲はどれも好きだけど、コレもいいなぁ。この浮遊感溢れるコーラスはプロデューサー、星勝のアイディアなのかな?何ともサイケデリックで心地良い。

さて明日から本腰入れるか・・・。いや、まず遊んできてからだな(苦笑)

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恋は神様

今朝、雨降ると予測して傘持って出たら降らなくて、帰りにその傘を忘れて途中で気づいたけど大丈夫だろうと思ったら見事に降られた。

いつものパターン。

裏目裏目で運が悪い。こないだのストーンズで死ぬまでの運を全部使い切っちゃったのかも(笑)

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持病の耳鳴りが発生してるのでウォークマン自粛中につき、通勤電車の車中でここ数日は、伊坂幸太郎の『死神の精度』の続きを読んでる。

今日読了したのは第4章の「恋愛と死神」

胸が張り裂けそうなぐらいに純粋で深くて、そして残酷なラヴストーリー。萩原はカッコイイし、古川朝美は可愛いし、死神・千葉はクールを装いつつやさしい。

‟誤りと嘘に大した違いはない。微妙な嘘というのは、ほとんど誤りに近い”

今後、嘘ついた時、このフレーズを自分に言い聞かせて罪悪感が消せるかもしれない(笑)

昨夜、ひょんなことから目にしたある老夫婦の画像。人様のごくプライベートなモノなので説明は出来ない。その結末を知ってる所為か悲しさも感じたけど、同時にとても美しいと思った。

自分もこれから人生の夕方を迎えるにあたって、いろんなことを考えさせられた。

もっと純粋に、素直に生きていきたいと思った。なるべく思いどおりに楽しんで生きたい。最後は笑って死にたいよね。後悔ばかりじゃ死んでも死にきれないもん。

今日、画像を思い出しながら脳内プレイヤーで鳴ってた曲。

The Rolling Stones - That's How Strong My Love Is

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こないだも此処で取り上げたばかりのライヴ盤(とDVD)に収録されてたローリングストーンズによるオーティス・レディングのカバー。

絶品。この手の曲を唄うミックは敵なしだな。大好きなんだ、コレ

Otis Redding - That's How Strong My Love Is

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オーティスのバージョン。いいねぇ。ブ熱いラヴソングってカンジで。清志郎が唄うのも聴いてみたかったな。

さて今からはコレ聴こう。

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俺が愛してやまない、THE GOD、90年作の『LOVE IS GOD

‟神様”つっても、伊坂幸太郎の本は‟死神”の話なんだけどね(苦笑)

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上を向いて歩こう

月曜だね。また新しい週が始まった。

相変わらず、やらなくちゃいけないことは気が進まず手をつけてない。

やりたいことも気持ちが集中出来ずに滞り気味。

心配なことと不安なことが気になり過ぎてどうしようもない。

もう、こんな歳なのに。これからこういうことはどんどん増えてくのに。

ダメだね、これじゃ。もう少し慣れなきゃ。

でも、感覚が麻痺して何も感じなくはなりたくないなぁ。

めんどくせーヤツだな、俺も(苦笑)

ここのところ、ブログで何度か触れた所為か清志郎の曲をちょこちょこ聴く機会が増えた。一時は敢えてなるべく触らないようにしてたし、もう、余計なこと考えずにまっさらな気持ちで聴けるようになったとも思ってないけど、それでもいいかって気もして。

やっぱり、とんでもない存在だったなぁと改めて思う。

他の誰とも違う。全然違う。清志郎の替えは利かない。

RCサクセション - 上を向いて歩こう

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今日聴きたくなって聴いてるのはこの‟日本の有名なロックンロール”。

以前、此処で洋楽オンリーで自分の好きなカバー・ベスト10って記事を書いたことあるけど、日本モノだったらコレが1位だな、俺は。ミチロウの「仰げば尊し」、「天国の扉」よりも、同じ清志郎絡みの幾つもの名カバーよりも。コレ、革命だったと思うから。こんな曲をこんなふうにやって、しかも自分の定番曲にしちゃった人、この前には居なかったと思うもん。

「サム・クックに通じるロックンロールぽさと何よりもあの軽薄さが最高だから」

何故、この曲をカバーしたか質問された本人の回答。

俺はオーティスにカバーしてほしかったなぁ、と思う。

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ただプレイボタンを押せ

お墓参りで終わってしまった週イチ休みの今日。

でも気分は悪くない。昨日、コレが密林から届いたから。

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おニューのCDプレイヤー。ティアックの製品って使うのはじめて。

需要が無いのか、今どきは店頭に単品のCDプレイヤーなんて置いてないんだね、コンポみたいなのはちょっとあるけど。

もう完全にデジタル・プレイヤーが主流なんだなぁ。別に意固地になってる訳じゃないし、音質うんぬんにうるさい訳でもないけど、単純に大量にあるソフトを変換するのも面倒だし、何よりパッケージ版で持っていたいっていう所有欲が強いから自分の気の済むまで、可能な限りは使うつもり。

ちなみにレコードは勿論、MD、カセットテープ、ビデオテープも再生可能な環境を保ってるよ、未だに。でも、ブルーレイは俺の部屋には無い、リビングにはあるけど。古い奴と笑いたければ笑ってもらって結構。俺は俺の道を行く(笑)

今回のを選ぶ時も、正直言うとデジタルプレイヤーと連動機能のあるモノにしようかちょっと迷ったんだけど、結局、至ってシンプルなヤツにした。その方が故障の可能性も減ると思うし。ただ、ボタンを押してプレイする。コレだけで充分。

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無理矢理気味だけどコレに辿り着けた(笑)

AEROSMITHの01年のアルバム、『JUST PUSH PLAY』

エアロはコレのひとつ前、97年作の『ナイン・ライヴス』を最後に興味が薄くなって聴いてなかったんだけど、一昨年に出た、もっかのところの最新作、『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション!』を、人のご厚意で聴くことが出来て、それが思ったのより全然良くて。コレも聴いてみたくなって少し前に中古で購入。

‟あの”「ミス・ア・シング」の大ヒットの追い風に乗ってスティーヴン&ジョーが初のプロデュースも務めた意欲作。そうは言ってもエゴに走ることなく、シーンへの目配りもしつつ、エアロらしさもちゃんと感じられるのがスゴイ。思ってたのより全然良い。

「自分たちが伝統的で保守的なバンドだなんて思ったことはない。俺たちはまだゲームの中に居るんだ。チリペッパーズやU2のアルバムなんか聴くと、絶対に奴らに勝ってやるって気持ちになる。俺たちもいつの日か腰を落ち着けて同じことを繰り返すような日が来るのかも知れないけど、まだ俺にはそんなのは理解出来ないな」

リリース時のジョー・ペリーの発言。当時は「ケッ!こういうのじゃなくてよぉ、もっとゴツいエアロらしいの作ってくれよ!」って思ったけど今はなんとなく判る気がする。そういうのがエアロなんだなって。

と言いつつ、アルバム中で一番好きなのは「ウォーク・ディス・ウェイ」の引用もある過去のエアロっぽさを感じさせるこのタイトル曲なんだけどね(笑)

Aerosmith - Just Push Play

今、チェックしてみたら5月からまたツアーするんだな。昨年夏には来日もしてたし、次に来たらちょっと観たいな、今のエアロ。

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読むと聴きたくなる、聴いてると読みたくなる

CDプレイヤー、明日届くみたい。楽しみだな~。

今日も仕事だったけど、祝日だったから割と暇だったな。こう時間に余裕あると余計にいろいろ考えちゃって・・・。なら、どうだと満足なのよ?って話(苦笑)

何でも悪い方に考えちゃいけないね。出来れば真逆で行きたい、難しいけどなるべく。

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ここ数日、通勤電車の中でちょこちょこコレを読んでる。

レコードコレクターズ増刊、同誌の元編集長でストーンズ研究家としても知られる寺田正典による『ザ・ローリング・ストーンズ ライナーノーツ』

今回の来日に合わせて沢山出てたストーンズ本、‟要らねーぞ、買わねーぞ”と思ってたのにやっぱりコレは買っちゃった(笑)

タイトルどおり、彼の書いたストーンズ関連のライナーノートをまとめた一冊。その殆どが販売が終了されてるプレスの盤のモノでこうして簡単に読めるようになったのはありがたい限り。俺も掲載されたライナーの盤、5枚ぐらいしか持ってないし。

寺田氏は、それまでにあまり居なかったタイプのストーンズ論を書くライターで。精神論やスキャンダラスなところが語られがちなストーンズを真っ向から音楽で論じるのが斬新だった。これまでの通説を覆して新たな解釈を当たり前にしてきた部分も少なからずある。

俺もこの人がレココレに書いたのを読んで知ったこと結構あるもん。「ビッチ」のメインリフがキースじゃなくミック・テイラーだったとか、「ストップ・ブレイキング・ダウン」のリズムギターをミックが弾いたとか・・・。

何故、そんな曲が出来たのか?何故、そういう音作りになったのか?etc

プロデューサー、ゲストプレイヤー、使用スタジオ、時代背景、そしてストーンズのルーツや影響を受けたであろう同時代の音楽などを探究し(判り易く)説明してくれる。

自身のレーベルを設立しての第一弾、71年の『スティッキー・フィンガーズ』から91年の初来日公演のテイクも含んだライヴ、『フラッシュポイント』までは抜けなく収録されてて、音楽そのもの以外のエピソード(ミックがどうした、キースがこうした的な)も少し入ってるしで、続けて読むと読み物としても面白い。

読んでるとそのアルバムが聴きたくなるのは勿論、ひょっとすると聴いてると読みたくなるかもしれない。

薀蓄大好きな俺には最新で最強のネタ帳だな(笑)でも、ホント決定版かも、コレ。ブログ書くのに、もう何冊も資料並べないでコレ一冊出せば済みそうだもん(笑)

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聴きたくなって今、聴いてるのはコレ。

02~03年の40周年記念ツアー、‟リックス・ワールド・ツアー”を収録した『LIVE LICKS』

あんまり評判よくなかったみたいだけど、寺田氏が書いてるように大胆な音処理が迫力あって聴き応えのあるなかなかのアルバム。惜しむらくは、がさつさも感じる曲中の切り貼り。コレがなきゃもっと良かったんだけどなぁ・・・。

The Rolling Stones - If You Can't Rock Me

アルバムより一足先にリリースされたDVDより。

この曲、アルバムでは同じテイクが日本盤のみのボーナストラック扱いで収録されてたけど‟なんでボートラ?”ってぐらいにカッコイイ。音質もDVDよりアルバムの方が断然良かった。

この曲、聴けると期待してたんだけどなぁ、今回。

いつかの次の機会には是非!

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聴けばわかる

まだ木曜か・・・。

長いなぁ、今週。勿論、明日もそして明後日も仕事。

早送りボタン押しまくりたい。

やらなきゃいけない沢山の(大事な)ことと、やりたい沢山の(くだらない)ことの狭間で混乱してる。

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今週の初っ端、月曜日、CDプレイヤーが壊れた。いきなり。

メインで使ってたヤツ。4年弱ぐらいかな?3年前のあの日にこんなことになっても壊れなかったのに・・・。

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修理に出すか、新規購入するか悩んでたんだけど、さっき密林でポチった。早く届かないかなぁ?ボタン!

サブの方のチープな(しかも中古・笑)のコンポでここ数日、こんなの聴いてる。

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日本最古のグラムロック・バンドと言われるルージュと、そのメンバーが中心となったスクリューバンカーズでギターを弾いてたオスと、東京ロッカーズの生き残り組のジョージ(ex.自殺、コックサッカーズ、ウィスキーズ、現・藻の月)、宮岡(ex.自殺、コックサッカーズ、ウィスキーズ)、中村清(ex.ジャングルズ、THE GOD etc、現在もいろいろやりつつオスともやってるらしい)による、80年代後半~90年代初頭に活動してたロックンロール・バンド、カノンの『ソウルマガジン』

先日のドームで、開場前の物販の辺りでばったりキヨシさんに会ってご挨拶させていただいて思い出して久々に。

キヨシさんとはツィッターで繋がらせてもらってて、彼が昔、LA MOSCAで働いてたのを知って驚いたりなんてこともあって。昨年末のオキシドールの時も見かけたんだけど畏れ多くて声かけられなかった。でも今回は勇気を出してみた。会えた場所が嬉しかったしね。

スゲーやさしそうな笑顔で答えてくれて嬉しかったなぁ。ちょっと酒臭かったけど、既に(笑)

白髪だったり普通の恰好だったりしたけどロックンロールのオーラ出てたな。革ジャンにキースTで頑張っても所詮、ダサ坊の俺には到底出せないカンジの(苦笑)

ホンモノなんだなぁ。

俺、カノンは自分で購入したのは最初のEPだけで、コレもネット繋がりの、キヨシさんから「呑みなよ~」ってボトル渡されたこともある(笑)友人からの貰い物。

もう1枚、コレの前なのかな?『ハイダダイフィ島の真説』ってアルバムも古い友人に当時、聴かせてもらってたんだけど、それに入ってる「十字路」って曲がメチャクチャ好きでコレもここのところ、毎晩聴いてる。

歌詞カードにこの曲だけ歌詞載ってなくて、ひとこと、「聴けばわかる」って書いてあった。

カッコイイよな、やることが。

よし、今からもう1回聴こう。

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ROCK ACTION

いくつかの心配ごとや不安を抱え込みながらこの時期特有の忙しさにメゲ気味の今週。

まだ火曜かよ・・・。

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ザ・ストゥージズのドラマー、‟ロックアクション”ことSCOTT ASHETONが亡くなった。

3月15日。享年64歳。

こないだ動画サイトで観た近年のライヴで別なドラマーが叩いてると思ったら、2011年に卒中で倒れて以来、ライヴ活動から退いてたらしい。昨年の傑作アルバム、『レディ・トゥ・ダイ』ではいつもながらの素晴らしいプレイをしてたのに・・・。

5年前に他界した兄貴のロン・アシュトン、もっと若くして亡くなってしまった初代ベースのデイヴ・アレクサンダー。

もう、ストゥージズのオリジナル・メンバーで残ってるのイギーだけになっちゃったのか・・・。

大好きだったな、気が狂ったように執拗に反復するスコッティのドラム。余計なことなんか一切しないのに物凄いグルーヴィーで。

生で2回聴いたよ。

2004年、フェスでの初来日時、渋谷AXでの一度限りの単独公演2007年のフジロックフェスティヴァル

AXの時、「TV EYE」のブレイクの処でレコードどおりの♪タッタッタタッタッタ♪っていうドラム聴けて嬉しくて震えた。‟そうそう、コレなんだよ~”って。普通、いいところ見せようとして余計なことをやりたくなるだろうに絶対しない。それ以前に観たイギーのソロ・ライヴでのストゥージズ曲への不満を一切感じなかったもん。本人がやってんだから当たり前か(笑)

AXの時のチケットってウチのすぐ近くのセヴンイレヴンで発券したんだけど、ペナペナのコピー紙みたいなチケットに「STOOGES」って書いたあったのが信じられなくてさぁ。‟スゲー!STOOGESって書いてある!”って興奮しちゃって(笑)

そのセヴンイレヴンはもう無いし、AXも5月で終わっちゃうみたいだし、ロンもスコッティも居なくなっちゃったけど・・・。

好きな考え方だから前にも書いたけど、ヨーロッパ的死生観では肉体の崩壊が死を意味するけど、アフリカでは人々の記憶からその人が完全に消え去った時が死を意味するんだって。

その考え方だとスコッティもロンも生きてる。少なくとも俺が生きてるうちは。たぶん死ぬまで忘れないから。

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向こうでまた仲良しだった兄貴とバンド組むよね、きっと。

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今からコレ聴こう。

2004年AXをフル収録したセミオフィシャル盤、『TELLURIC CHAOS』

Iggy & the Stooges - T.V. Eye (live 2004)

さよなら、ロックアクション。

 

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b.c.Succession Ⓡ

充実の連休が終わる。充実ったって呆けてただけで何もしてないけど(笑)でも、そういうのが好きだから。

次はエイプリルフールまで連休は無い。いろいろ面倒になっていきそうだけど持ち堪えなくちゃ。

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昨夜、玄関に置かれた娘の通学用に購入された安物の靴を見るともなく見てて思わず吹いた。そしてコレは使えると思った(笑)

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b.c.Succession Ⓡって(笑)ネーミングした人は知ってか知らずか・・・。

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RCサクセション - あの娘のレター

こないだ、ブログ記事のタイトルに歌詞を拝借したこの曲を思い出して聴こう聴こうと思ってて聴いてなかったコレを聴いてる。

RCサクセション、81年のアルバム 『BLUE』

何度も此処に書いたけど、RCはブームが沈静化してた微妙な時期にも強い思い入れがあるし、一番好きなアルバムは『シングルマン』だったりするんだけど・・・。

そうは言っても、このアルバムがRCの5人組バンドとしての最高傑作だと思う。人気的にというよりバンドの熱というか密度のようなモノのピーク、間違いなく。

5人が同じ方向を向いてて気持ちにズレが無かったんだと思う。改めて聴いて、よりそう思った。濃さが半端じゃない。前作、『プリーズ』の音の軽さへの不満から、普段使ってるリハーサルスタジオに16chのレコーダー持ち込んで録った密室的な音も濃い印象の要因かも。時代がハイファイへ突き進んでた時期に独りだけローファイ(笑)でも、その所為かRCのアルバムで一番、音の鳴りが時代を超越してる気がする。

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そのリハスタで撮ったと思われる(勿論、おおくぼひさこ撮影)ジャケのカッコよさも尋常じゃない。モノクロ写真にでっかく、何故か青じゃなくピンクで書かれたタイトル文字も含めて。インナーのこの写真にも痺れるね、カッコよくて。

一番好きなアルバムじゃなくても、聴いた回数と、その頃のRCに対する思いの深さが反映されてるのか、聴くと全部、鮮明に蘇るね。どの曲がどうとか無くて、どれもがサイコーにいい、流れも含めて。強いて言うと「あの娘のレター」かな?コレが最後なのがとてもいいと思う。

RCサクセション - Johnny Blue

今日の午前中、ちょっと出掛けた時、ウォークマンで聴いてたんだけど不覚にもこの曲で涙腺が緩んでしまった。元は古井戸時代のチャボ作の曲だけど、完全に清志郎、いや、RCサクセションの曲になってる。

♪今夜の宿は彼女の胸♪

なんてカッコイイ言い回しなんだろう!

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ストーンズが負けるわけねえ

四週間ぶりの週末連休。

先週の木金も連休したけど、のんびり休むのは久々。基本的にのんびり大好きなんでこういう何もない日は喜ばしい限り。

昨日は、仕事の方で今後の楽しくないというか気が重くなる話(しかも一辺に2つ!)聞かされて、新聞に目を通せば昨今の、世相を反映する事件の犯人の胸クソ悪くなる発言を知ることになって気が滅入っちゃったけど、今日は気分を変えてリラックス。天気も良くて気分よく過ごせた一日。

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未だストーンズのライヴの熱が醒めない日々なんだけど、主に初日を観た、それと其処での情報を得た人の間で話題になってたキースの不調。コレに対する個人的な思いを書いておこうかな。

リウマチになっちゃったとか指の関節炎だとかお腹壊してたとかいろんな噂があるけど実際、具合は悪かったんだろうね。でも、キースが前ほど弾かなくなったのは今に始まったことじゃない。もう10年以上前、40周年のリックス・ツアーの頃から徐々に手数は減り始まってた。次のビガバンの時は更に。俺、『シャイン・ア・ライト』観た時、愕然としたもん。‟スタイルを変えた”って言い方も出来るかもしれないけど、もう前みたいには弾けないんだろうなって正直言って思う。俺の観た最終日は回復してたようだし元気だったけど、それでも以前に比べると・・・。

でもさ。

それでも観たいし聴きたいんだよ、まだ。続けてほしいんだよ。古くから繋がってて一目も二目も置いてるネット仲間の方が「キースは居るだけでいいって言うけど、俺は嫌だよ。凄いギターを聴かせて欲しい。心からそう思う」って言ってて、それも物凄い判るし俺も心のどこかで期待はしてるけど・・・。

個人的な意見だけど、ストーンズは89~90年の、あのスティール・ホィールズ・ツアーで完成された気がする。結成から25年(今のちょうど半分か・・・)、7年のブランクを経て、その時点での現行のバンドに対抗しうるようにアップデートされて(賛否両論あって俺も手放しで受け入れられなかったけど)最大公約数的には最高のライヴで大成功して。

その後に続いたツアーはマイナー・チェンジしながらの‟アンコール”みたいなもんじゃないかと。ビルが離脱したり、生っぽさに振り戻しがあったり。それの集大成だったのがリックスの時だったと思う。スタジアム、アリーナ、シアターと3パターンのセットリスト。その中でも曲を入れ替えて117公演で80近い曲を披露した、このスタイルの究極のライヴ。

そこからのビガバンと今回の50周年絡みのは、もうアンコールも越えてカーテンコールってカンジがする。もう何やってもいいっていうかケチなんかつけちゃいけないと思うんだよな。ここから先はコレが何処まで行くのか見届ければいいんじゃないかな?余計なこと考えずに。続けてること自体がカッコイイと思えるし、俺は。

あっ、肝心なこと書いてなかった。

そうは言っても、キースうんぬん含めても充分に、充分過ぎるぐらい純粋に出てくる音に感動して興奮したよ、ライヴ観て。それは当たり前に。いや、当たり前以上に。

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今回の道中のお供に、別段深く考えずに手にした大好きな作家、伊坂幸太郎の『死神の精度』という文庫本。面白そうだけど読んでなかったから。

クールでちょっとズレてて何故か音楽をこよなく愛する‟千葉”と名付けられた死神が可否の判定をする為に出会う6人の人生。

行きのバスで何気に読み始めたら2つ目の「死神と藤田」の処で思いっきり興奮しちゃって。

判定対象者の藤田は誠実で任侠を重んじる古いタイプのヤクザ。その藤田がストーンズが好きっていう設定で。

これからストーンズを観に行くこととの偶然のリンク。

「ヤクザってのは、あんまりこういうの聴かねえんだけど、恰好いいもんは恰好いい。そうだろう?」

「還暦過ぎてもロックをやってるミック・ジャガーを見てると気分がいいよな。あんなに馬鹿馬鹿しくて恰好いい大人が偉そうにしてるなんて悪くない」

千葉にストーンズ好きを説明する藤田の台詞。カッコイイなぁ、俺と違ってストレートで(笑)

「藤田さんが負けるわけねえ」

藤田を慕う子分の阿久津が何度も口にする台詞。

「あんた、死ぬことについてどう思う?もし、死んだらどうするんだ?」

千葉のこんな問いへの藤田の答え。

「死ぬことより負けることの方が怖い。逃げるよりはマシだ」

カッコいい。まるでキースみたいだ(笑)

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藤田のフェイバリット・ソング。

問答無用の『メインストリートのならず者』のオープニング曲。力の抜けた軽やかなイントロからサイケデリックな中間部を経て盛り上がっていくカンジがたまらなく好き。声がひっくり返りそうになりながら突っ走るミックと絶妙にハモるキース。威勢のいいボビー・キーズ&ジム・プライスのホーンとニッキー・ホプキンスの賑やかなピアノもサイコーだ。なんか聴いてると無敵!って感じる。

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前に書いた「JJF」で見えちゃったグリマーツインズの絡み、イメージ的にはこんなカンジ。やっぱり無敵だな、この2人。

また観たい。観れる筈だ。

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LA MOSCA旅日記/カエッテキタゾトキオ篇

酷い雨。帰ってきた後でよかった・・・。

それにしても、カウンタックなんて見たの、小6の時以来だな。

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もう一週間かぁ。先週の木曜、ピーカンの朝、出発した、個人的には11年ぶりのストーンズ、16年ぶりの東京ドームの日の旅日記。
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珍しく遅延した高速バス(30分ぐらいの遅延はよくあるらしいね、俺は滅多に当らない)の車窓から、一昨年の9月に幼稚園児の遠足風景見てじーんときた公園に気づく。高速降りてすぐ。隅田川の辺り。公園っていうか運動場かな?

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まずは、せっかくだから行こうと決めてた期間限定のローリングストーンズ・カフェ、ホンキー・トンク・ダイナーへ。霞が関なんて歩いたの初めてかもしれない。

予定してたのより若干遅れちゃって、ちょうど昼時だったから混むかな?と思ってたけど何とか席を確保。平日だったので近辺のオフィスで働くストーンズに縁のなさそうな人たちもチラホラ。20代前半ぐらいの女子が「なんか70歳なんですってね、ストーンズって」と一緒に来た上司(たって俺より全然若い)に言ってるのや、壁のライヴ告知ポスターのチケット料金(8万円!)見ながら「桁見間違えちゃった・・・」と笑い合うOLさんの声が聞えた。

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Tシャツやグッズも展示されてたけど一際目を引いたのが壁一面に張り巡らされた写真の数々。モノクロがメインで沢山あるのにうるさく感じずに落ち着いた雰囲気。眺めてるだけで全然飽きない。見事にボケてるけど下の方のは89年、和解してツアーを再開する直前の「ロックの殿堂」入りした式典の時のグリマーツインズ。ミックが「ジャン・コクトーは言った。『アメリカ人はまず仰天する。それからミュージアムに入れる』」ってスピーチをかました場面。

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事前にネットで調べた時は値段高めだなと思ってたけどランチは手頃で味もなかなか。俺の食ったのは豚テキ。ライスとドリンクついて1000円だったかな?恥ずかしくてウェイトレスの娘に聞けなかった日替わりランチを隣りに座った人が頼んでて、見たら唐揚げ。美味そうだったなぁ。来月、もう1回行こうかな?(笑)

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他に今回食べたモノ。Becker’sのモーニング・プレート。飯田橋駅前店にて翌朝に。コレは500円ぐらいだったかな?田舎もんだから、すぐ地元にない店へ行きたくなる(笑)クロワッサンがサクサクしてて美味しかった。

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事前に調べて気合い入れて出向いた「青葉」(コレも飯田橋店)のラーメンはちょっと好みと違ったなぁ。俺、魚介系スープ、あんまりなんだよな。もっとちゃんと調べなきゃダメだね(笑)それでも美味かったけど。こういうの好みの人にはいいかも。混んでたしね。

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千代田区は条例で路上喫煙禁止。噂には聞いてた駅近くの喫煙所を発見。入らなかったけどね、有料だと思って(笑)フリーって書いてあるね(笑)

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帰り間際に、ある目的地があって、北の丸公園へ。目的地は無事発見。ついでに武道館へ。清志郎を観た‟あの日”以来だ。もう、此処へ来ることはないと思ってたけど・・・。

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二日目もずっと晴れてたのに、時間が迫ってきたら‟帰らなきゃいけない”とちょっとブルーになってた俺の気持ちを反映するように曇ってきて高速バスに乗った途端に雪。ビックリしたな~。

でも、またすぐ‟カエッテクルゼ、トキオ!”

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一日目、ドームの前に立ち寄った渋谷で開かれてた小さな写真展。

スウィンギング・ロンドンの時代にストーンズやあの時代のバンドの撮影をしてたゲレッド・マンコウィッツのうっとりするような写真の数々。ポストカードやTシャツにもなってたドラムの後ろから撮ったチャーリーとブライアンのステージ写真のカッコよさにしばし見とれる。

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今夜はコレ聴いてる。マンコウィッツがジャケ撮影した67年のアルバム『BETWEEN THE BUTTONS』

俺の所有してるのは米国仕様盤だけど英国仕様の方がホントは良い、選曲が。

どっちにしても微妙だけどね、翌年からの怖ろしいぐらい素晴らしいアルバムの数々と比較すると。でも、この時期ならではの雰囲気が感じられる。

レーベル・ロゴ以外の文字はチャーリーの上着のボタンにバンド名とタイトルしかないデザインはサイコーにイカしてるよなぁ。


Rolling Stones - Connection

このアルバムで一番好きな曲。

いいね、せつなくて。

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人類は深刻な問題を抱えたままさ

今日の14時46分、サイテーな客のサイテーな戯言を聞かされてた。俺、しばらくコイツに当たらなかったのに今日に限って。

せっかく昨夜、好青年と楽しい時間が過ごせて気分よかったのになぁ・・・。

ゴキゲンな音楽聴いて気分変えよう。

先週のストーンズ最終公演の日替わりバラード・コーナーで予想外の「ルビー・チューズデイ」が演奏された時、ふと、この曲をカバーしてた清志郎のことが頭に浮かんだ。

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何故か帰ってきてから聴いたのは、「ルビー~」が入ってるアルバムじゃなくコレ。

覆面バンド、タイマーズの唯一のスタジオ・アルバム

3年前の今日の少し後ぐらいから、ツィッターやらブログやらで「清志郎がもし、生きててくれたら・・・」みたいな言葉をよく見かけた。

正直言うと俺も一瞬思った。でも、まず‟清志郎がやってくれる”みたいな他力本願的な発想が嫌だと思った。何とかしなくちゃと思うなら自分でやるべき。俺は出来ないから言えないし言いたくない。いけないのかもしれないけどさ、こういう考え方は。あと、清志郎を反体制のヒーローみたいに祀り上げるのも大嫌い。だから思わないようにした。

大体、みんながそっち方向に騒いだらやらないかもよ、この人、天邪鬼なところあったから(笑)‟反原発ロック”なんて言われたのに腹立てて「原発賛成音頭」なんて曲作ったぐらいだからねぇ(笑)

いや、やったかな。自転車でアコギ持って被災地行ったりしたかも。でも青筋立てたり、悲壮感出さずにあくまでユーモラスに。

TIMERS  3部作:イ.人類の深刻な問題/ロ.ブームブーム/ハ.ビンジョー 

粒揃いのアルバム中、俺が一番好きなのがこのメドレー。

いかにも清志郎ってカンジの言い回しで現代社会への違和感を唄うプロテストソングの「人類の深刻な問題」。どことなくジョンの「平和を我らに」や「パワー・トゥー・ザ・ピープル」を思わせるぐらいカッコイイのに、この人にしか思い浮かばないであろうふざけたコーラスで笑わされる。

前年88年の、本体RCの『カバーズ』への不本意なリアクションへの不満をぶちまけた「ブームブーム」と「ビンジョー」。「ブームブーム」だけだと拗ねてるみたいな印象で終わってたかもしれないけど「ビンジョー」へ続くのがさすが。ただ闇雲に怒ってるんじゃないクールな視点。冴えてたよなぁ、この頃の清志郎。

「朝の4時か5時ぐらいまでレコーディングして、昼の12時にまた集合して録音再開するんですけど、その間にざらに2~3曲出来てるんです。それが毎日続いた。本当に取り憑かれてるカンジでした」

アルバム・レコーディング時のことを回想した三宅伸治の発言。

君はLOVE ME TENDERを聴いたか?(フルバージョン)

こういうことを唄えるのが清志郎。

さっき言ったことと思いっきり矛盾するけどやっぱり居ないのは寂しい。

居てほしかった、今も。

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28回目、39回目、5回目、8回目のストーンズ

昨日、夢見心地のまま一日だけ仕事してきて今日はまた休み。未だ、ローリングストーンズの余韻に浸ってる。

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今回は、もうスポーツ新聞なんて買わない、要らないと思ってたのに買っちゃった(笑)キースのスカジャン、イヴサンローランのモノで30万以上するらしいね。しまむらで買ったのかと思った(笑)ミックが着ると違うんだろうなぁ、着ないと思うけど(笑)

俺の観た3月6日の最終公演はストーンズにとって通算28回目の東京ドームでのショウだったらしい。ミックがMCで言ってた。スゲーな。単独アーティストでは最多かな?

来日公演自体の回数は39回目。そのうち、俺がドームで観たのは5回。90年2回、95年、98年、そして今回。89年のロス2回03年の武道館入れると8回観たんだな、ストーンズを。

今回が一番のグッドシート、ダントツで。ライヴ観る前は‟最後の最後にようやく!”って思ってたけど実際に観たら、まだまだやりそう。「また会おう、トーキョー」って言ってたし、ミックも。

昔は、老いてストーンズを続けることに消極的な発言をしてたミック、くたばるまでやる決心がついてるカンジがする、最近は。

前記事にチラッと書いた、こんな席だから気づけた生々しく感じた場面を中心に思い出せる限りライヴのことを書き留めておこうかな。沢山居るだろう観たくても観れなかった人へのお裾分けと自分の為の覚え書き。相当、長くなると思うけど(苦笑)

まず開演前にステージセットのしょぼいとも言えるぐらいのシンプルさにこれまでと違うムードを感じた。音と佇まいで勝負するつもりなのか?と嬉しくなった。実際、余計なことに気を取られずに集中出来たね。

俺の予想が的中した1曲目の「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」はキースのギターの音のバカデカさに驚く。そして改めてこの曲の有無を言わさぬカッコよさを痛感。長年、嫌になるほど聴いてるのに。こんなに興奮させられる曲、他にあるか?あと、前記事に書いたシーンにはビリビリ痺れた。アレ、死ぬまで忘れないな、きっと。

2曲目の「ユー・ガット・ミー・ロッキング」は個人的な前回、11年前の武道館の1~2曲目もこの流れだったことに気づいて何だか嬉しくなる。他に日替わりバラードの「ルビー・チューズデイ」、リクエスト曲の「リスペクタブル」、キースの「ビフォア・ゼイ・メイク・ミー・ラン」もそうなんだけど、期待してた曲とは違ったのに良かった、どれも。「ユー・ガット・ミー~」は♪ヘイ!ヘイ!♪のコーラスに参加出来るのが楽しいし、「ビフォア・ゼイ~」はキースのギターが冴えてたし。

「ルビー~」では、また「あっ!」と思う場面が。始まって間もなく、キースが舞台袖に向かって怖い形相で自分の口元を指さしながらジェスチャー。スタッフがコーラスマイクを出し忘れたらしい。初来日のレギュラー曲だった時もそうだったけど、近年は殆どコーラスしないキースもコレは唄いたいんだね。何もここで出してすぐ片づけないで出しっぱなしでいいじゃん?って思った。邪魔なのかな?(笑)あと、この曲の時、コレをカバーしてた清志郎が脳裏に浮かんだ。そして冨士夫、川田良、ルー・リードと、ここのところ逝ってしまった人たちのことも・・・。ストーンズが此処に居て演奏してることの奇跡を感じたよ。当たり前に観ちゃうけど全然、当たり前じゃない。

「リスペクタブル」でのスペシャルゲスト、HOTEI(ホッタァイね・笑)は賛否両論あるみたいで、俺もこの人には思い入れも無いし(嫌いではない)出てきた時には「要らねーよ!」と言っちゃったけど、悔しいかな、カッコよかったんだ、ギターが。演奏の良さで納得させるなんてカッコよすぎ。布袋より相応しい、どうせならこの人の方がって人は何人も頭に浮かぶけど、全ての人を満足させられる人は居ないだろうし、そういうのもひっくるめて判ったうえで引き受けてきっちりこなしたのは凄いことだと思う。

というより子供みたいに嬉しそうに演奏する姿に頬が緩んだ、理屈抜きで。ミックとはワンマイクでコーラスして絡んだし、ロニーはああいうヤツだから笑顔を返しながら向き合って弾いてくれたけど、キースは隣りに行ってじっと見つめても一心不乱にリフを刻んで布袋の方を見ない。‟キース、目線合わせて笑ってやれよ”と思ってたら曲が終わった時にスゲー、ニコニコしながらがっちり握手。良かったなぁ、布袋。観てるこっちまで嬉しくなったよ。

この日のことを綴った布袋のブログ。じーんときちゃうね。

ゲストといえば、遂に観れたミック・テイラーね。この人のストーンズへの貢献度を考えると扱いが小さすぎる気もしたけど、彼の後、長い期間、このポジションを守り続けるロニーのことを思えば仕方ないのかな?3曲に参加して他の2曲ではあんまり存在感感じなかったけど、やっぱり「ミッドナイト・ランブラー」、コレは凄かった。メンバーもテイラーに触発されてテンション上がってるカンジで間違いなくハイライトだった、この曲が。このカッコよさがストーンズなんだよなぁ、他のバンドでは絶対に味わえないカンジの。

定番曲では今まであまりピンと来たことのない「ミス・ユー」、「黒くぬれ」がなんか良かったな。「ランブラー」からこの2曲を経て「ギミー・シェルター」へ続くパートはとても印象に残った。この後の「スタート・ミー・アップ」~「悪魔を憐れむ歌」~「ブラウン・シュガー」の怒涛の流れへの良いメリハリになってた気がする。

「ミス・ユー」なんか、あのファルセットのコーラス部分、初めて唄ったしね(笑)花道(近かった)に出てきたミックに「イッショニウタオウ」って言われちゃったら唄うしかないよな(笑)あっ、この曲のボビー・キーズのサックス・ソロのところでミック、キース、ロニーの3人で花道出てくる段取りだったっぽいんだけど、キースが忘れてたらしく、ミックに肩ポンポンされてたのが可笑しかった(笑)「ほらっ、キース、行くぞ!」ってカンジで(笑)

あと定番では俺のナンバー1フェイバリット、前半4曲目に登場した「ダイスをころがせ」が良かったなぁ、キースもちゃんと弾いてて(笑)この曲への満足度はキースがサボらずに弾くがどうかがポイント(笑)特に後半の延々と続くリフの箇所。「ダイス」がライヴで演奏される時の‟あぁ、今、俺、ストーンズ観てるんだなぁ”って感じられる至福感は何度味わってもサイコー。

恒例のチャーリー・コール(ミックに連れられて花道まで来てくれた!)に参加出来たことが嬉しかったメンバー紹介の後のキース・コーナーは「ビフォア・ゼイ~」も悪くなかったけど「スリッピング・アウェイ」、コレが意外なぐらいきた。テイラー含めたバックの手堅い演奏に乗るキースのヨレヨレの唄とギター(あんまり弾かなかったけど・笑)。涙腺緩んだのは個人的には此処が一番。

そう、キースね。今回の50周年の各種映像とか観てても段々ノッてきて終盤に全開になってる印象があったけどこの日もそうで。イントロのキレも良かった「スタート・ミー~」からのラスト3曲は圧巻だった。「ブラウン~」では進行を無視してエンディングのリフを弾き続けたっぽくて、ミックが合図出しに寄ってってもシカト。「えっ?」ってカンジのミックに顔を向けられたロニーの楽しくて仕方ないってカンジの満面の笑みもサイコーだった。そうそう、ロニーだけじゃなくメンバー全員の笑顔が沢山見れた、肉眼で。ホントに楽しんでるんだなぁ。アレが演技だとしたらバンド辞めて俳優になった方がいいと思う(笑)絶対、素で笑ってた。

強引にエンディングを伸ばしたのはキースだけじゃなかった。「悪魔」とオーラスの「サティスファクション」で暴走したのはミック。どっちもなんだかバタバタして締まらない終わり方だったけど、スティール・ホィールズ・ツアー以降に顕著だったカチッとした進行を牽引してたあのミックが、って思ったら嬉しくて興奮。前記事にコメントくれた全日観た人に依ると最終日だけだったみたい。いいなぁ、人間臭くて。そういえば、「スタート・ミー~」だったかな?ミックが後半の唄い出しを間違った時のリサ・フィッシャーの戸惑った顔も見逃さなかったよ(笑)ホントに生ものだね、ライヴは。

オーラス前、アンコール1曲目の「無情の世界」で、たぶん俺は初めてミックの100%スウィッチオン状態を観れた。途中までは普通だったのに、明らかに‟今、入りました”って瞬間が判った。ステージの左端へ向かってた後半。俺は真ん中のキース観てて瞬間は見逃しちゃった(笑)コーラス部隊の洗足フレッシュマン・シンガーズも動揺してたね(笑)

コレで憶えてたこと全部書けたかな?最低でもあと1回はストーンズ来日ネタで書くつもりだから思い出せたら追加しよう。

これだけ細かく見てるなんて冷静だったのか?と思われるかもしれないけど全然違う。大興奮状態だった。前の人の座席に膝ぶつけながら騒いでてアザが出来て昨日まで声ガラガラだったぐらいには(笑)俺の隣りでキチガイみたいに騒いでたお姉さんには負けるけど(笑)でも、何もかも見逃したくなくて。瞬きするのももどかしいぐらい(苦笑)

このお姉さん、すべてが終わって帰って行くミックの背中を見ながら「行かないで!帰っちゃ嫌!」って泣いてたけど大丈夫。また来るよ、きっと。

ドームからの帰り道、前を歩いてた人の会話が聞こえた。

「8年後とかはアレかもしれないけど2年後ぐらいだったら余裕じゃね?」

俺も思った。

ドームで30回、俺個人は10回の回数更新を祈願(笑)

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2014年3月6日 東京ドーム ローリング・ストーンズ

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過去最高だったとか「やっぱりストーンズが一番だぜ!」とかじゃなくて。

実際、そうじゃないかも知れないし。

そんな安易な言い方じゃ軽くなってしまうから言いたくない。

そんなんじゃ言い足りない気もする。

とても言葉では言い表せない。

感傷的な気分になってる暇なんて無かった。

アレはもう神の域に達してるよ。

特にミック・ジャガー。

ロックがどうとか音楽がこうとこか言うより、もっと凄まじい、人間の限界への挑戦を更新していくのを目の当たりにしたような・・・。

でも、それと同時にただ単純に「ストーンズ最高!」と一言で終わらせたい気持ちもある。

「ストーンズが一番好きな訳じゃない」とか偉そうなことを言う俺だけど、一番とか何番とかじゃなく、自分は物凄くストーンズが好きなんだな、と気がついた。

ライヴの間中、目まぐるしく、いろんな気持ちになったよ。

ジェットコースターでブン廻され続けてるような。

でも、相反するようだけど、キースが「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」(予想が当たった!)のイントロを弾き始めた瞬間から「サティスファクション」の強引に伸ばしたエンディングまでずっと真っ白で空っぽだった気もする。

まだまだ書くと思うけど今日は此処まで。まだ全然、自分の中で整理出来ない。

昨夜は感情が爆発してしまったから。

あっ、ひとつだけ。

「JJF」の“あの”♪ジャッジャーン♪ってリフのトコで、ミックがジャブをかますようなアクション(よくやるヤツね)を、顔がぶつかりそうな位置で向き合ったキースの目を見ながら、「オラッ!キース、やったろうぜ!」ってカンジでスゲー真剣な表情でやるのが肉眼で見えた時、体に電気が走った。

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いつもは“人の意見は人それぞれだから”と物分りの良い言い方をする俺だけど、今はこう言いたい。

「ストーンズは終わってる」だの「ストーンズは死んだ」だの言うヤツ。

何も判ってねーよ。アレを観たか?観てから言えよ。観ねーなら黙ってろ!

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もう二度と会えない そんな気がしてさ

今日は雨。帰りに酷く濡れた。そしてまだ降ってる。

でも明日は晴れる。いよいよだ・・・。

ツィッターの方でフォロワーの方と今回の来日についてやりとりしてて

「70歳を越えたストーンズを見たくない」

という意見を聞いた(読んだ、だね)

判る気がする。

俺も前回、8年前の来日をスルーしたのはチケットの高騰やドームとさいたまスーパーアリーナしかなかったってのもあったけど、個人的に今の、スティール・ホィールズ・ツアーから続くスタイルの完成形で一番の出来だったと思う03年のリックス・ツアーを最高のシチュエーションで観てしまって、そこから後退するストーンズを観たくないと思ったのかもしれない。自分が思う最高の状態のライヴで見納めにしたい的な。

でも今度は違う。

ほぼ確実に今回が最後だろうって思いはやっぱりある。こればかりは判んないけど・・・。でも、だったら観たいと思った、正直言って。

これまで、『女たち』を買った36年前からずっと、励まされ、慰められ、喜ばされ、助けられ、沢山の力を貰ってきた感謝と此処まで続けたことに対する敬意を表したい気持ちもある。

先月26日の初日と昨日の2日目の感想やレビュー読んだり、動画を観たりして‟キースが元気なかった”、‟キースが元気になってた”、‟アレやった、コレやった”とかに一喜一憂もするけど、ホントはさ、どーでもいいんだ。ただ、そこに居てくれれば。

「来るってことは帰るんじゃないか」

チャボがビートルズの来日について語った時に残した名言。

物凄く判る。俺も今、そんな思いがある。

今度帰っちゃったら、もう会えないんじゃないかって・・・。

俺は明日、ドームで感傷的になってしまうのか?

判んないな、いざ、その時にならないと。

余計なこと考えずに頭カラッポにして自分の中をストーンズで満たして来よう。

The Rolling Stones - 14 ON FIRE - Second show at the Tokyo Dome

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GOD教授(笑)

寒かったなぁ、今日。

あと3日。明日、明後日と仕事して明々後日の今頃は・・・。

そわそわしてきたぞ!

今日はブログ書くつもりじゃなかったんだけど、昨日の信じられないぐらい嬉しかった出来事をどうしても書き残しておきたくて・・・。

藤岡良次雄の昨日のブログ記事

良次雄っつたらアレだよ、あの俺がキチガイ・レベルでウルトラミーハーに愛し続けるTHE GODの唯一のオールタイムメンバーにしてリーダーでスタークラブの極く初期(ほぼ初代)ギタリストで原爆オナニーズの生みの親でザ・スターリンの『虫』のツアー時のメンバーで名古屋パンクの大御所にして日本のロックンロール・シーンの重要人物で・・・。

何と言っても、俺の日本のギタリスト部門1位の人だからさぁ。身に余る光栄だよ。もう思い残すことないね。これで心おきなく死ねるよ。あっ、今度の木曜の後だったら、いや4月1日以降だったらね(笑)

その前日、3月1日と同じく3月2日の、良次雄のパートナー、Hagalのブログ記事。

もう嬉しすぎてどうしていいか判んない(笑)

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今夜、聴いてるのはコレ。

Hagalと良次雄が組んでたHagal & Volsevikの唯一の音源、『Can’t Get Enough! PEACE!!!』 2004年リリースのミニアルバム。

俺、コレ出てたの知らなくて少し遅れて入手したんだよな。その頃はネットを見る習慣も無かったし、良次雄の健在っぷりが嬉しかったっけ。

一応、Hagalがヴォーカルで良次雄はギターとバック・ヴォーカルってカンジだけど結構、リョウの声も聴ける。ギターは1曲目からニヤリと来るいかにもリョウなギターが聴けるし、タイトル曲は、また出た!GODの「ストリートジャンキーブルース」~「山あり谷あり」~「ROCK’N ROLL TOY」のリメイクだし、ライナーはタイロウだし、もうサイコーだよ。

ベースの安井MOON伸二、ドラムの加藤JUN潤の2人にセカンド・ギターの小笠原OGA健治を加えてTHE GOD名義の16年ぶりのアルバムを出したのが、この3年後の07年。コレもホントにサイコーだった、思ってた以上に。謝りたくなったもん、聴いた時。「リョウくん、ごめん、なめてて」って(笑)

昨年10月に心身のバランスを崩して入院、療養生活してた良次雄。1月20日に退院したということでひと安心。

これからもまだまだロックンロールし続けてほしい。

それにしてもホントに嬉しかったな。

ラモスカッティって(笑)

GOD教授って(笑)

本人公認だ、これから使わせてもらおう(笑)

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72回目の3月2日に/Isn’t it nice,when your heart is made out of ice

今週も週イチ休み。でも、いいって言うか仕方ない。

平日2連休するから。あと4日!

「今日、誕生日でしょ?」

俺としたことが忘れてた。

俺のじゃないよ、俺が愛してやまないLOU REEDの。

72歳。ボブ・ディラインやポール・サイモンと同い年。あとチャーリーやブライアンとも。

もう4ケ月も経ったのか・・・。誰もルー・リードの話なんかしなくなっちゃったな。

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今夜はコレを聴こう。

きっかり40年前、74年のアルバム、『SALLY CAN’T DANCE』

ルー最大のヒット作で唯一、トップ10入りを果たしたアルバム。でも本人の評価はこうだ。

「コレは安っぽくて退屈だ」(76年)

「このアルバムはトップ10に入ったんだ。とんでもないよ。ナンバー10まで上がったのが最低のアルバムだなんて」(76年)

「レコーディングのあいだ、俺はずっと寝てた。秘密でもなんでもないよ。誰かが何か提案する度に『あぁ、いいね』って答えて、1テイク、20分ぐらいで歌入れを終えてお終い。けどさ、アルバムってのは酷ければ酷いほど売れるもんなんだな」(76年)

「アレにはガラクタが山ほど詰まってるけど、それでもやっぱりルー・リードの作品だ。音は酷いけど、世界一最低のクソのことを唄ってるんだからな」(78年)

ソウルフルな女性コーラスと分厚いホーンセクションに乗る何とも精気のないルーの声。プロデュースはブラス・ロック・バンド、ブラッド・スウェット&ティアーズのスティーヴ・カッツ。確かにルーらしくない音作りかもしれないけど、俺は本人が言うほど酷いアルバムだとは思わない。他のアルバムでは味わえない雰囲気が新鮮だったりもして。大体、この人は世間で思われてるより全然、振り幅が大きいからな。確かにタバコのパッケージみたいなジャケットは最低だと思うけどさ(笑)ちなみに裏も酷いよ(笑)

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そういえば、ちょっと前にレココレで、Phewが‟ルー・リード、私の1枚”にコレ、挙げてたな。曰く「ルーにしか作れない、良く出来たポップスのアルバム」だって。なるほど、言えてるかも。

でも本人の言うように唄われてるのは音に似つかわしくない最低なことばかり。

Lou Reed - Ride Sally Ride

♪素敵だなぁ

 君の心が氷で出来てるなんて♪

Lou Reed - Sally can't Dance

♪サリーはフォークシンガーとヤるのが好きだった♪

アルバム冒頭と後半のタイトル曲に登場するサリーのモデルはイーディ・セジウィッグかニコじゃないかという説が。

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アルバム・リリース後のツアーで観せた挑発的なパフォーマンス。キツいジョークだったんだろうな、コレ。「俺はドラッグなんてやらないよ。みんなにやってほしいだけで」という発言もあったらしいし(笑)

そしてこの頃、‟あの”レイチェルが登場し、向う3年もの間、ルーの最も重要な存在となっていく。

‟サイテー”な時期だったんだろうなぁ。ヤケっぱちというか。

こんなところも愛おしくて仕方なかったんだよ・・・。

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溺愛③/仰げば尊し

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3月。

いよいよだ。あと少し。

毎年、この日かこの時期に書いてるこの曲のお話。

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遠藤ミチロウ-仰げば尊し

アイディア的には完全に『マイ・ウェイ』だよね、ピストルズの(笑)以前、ミチロウの「もっと前にスターリンでやろうと思ってたんだけど、メンバーが『ピストルズの真似だと思われたら恥ずかしいから嫌だ』って言っててポシャった。恥ずかしがるような顔してないのにね」って発言を何かで読んだ記憶が・・・。

この曲にはそれはそれは個人的な思い入れがある。運命的なモノすら感じるぐらい。

てことで、個人的ミチロウ偏愛記、その3。

何度か此処にも書いてるけど、俺はダブって高校2年生を2回やってる。かろうじて3年に上がれることにはなったけど同い年のヤツを見送ることになってしまったのが84年3月。この曲の入った『ベトナム伝説』(ザ・スターリンが『虫』のツアーの後、空中分解して休止中にミチロウが作ったカセットブック)が発刊されたのは84年4月10日。

ダブってもニブくてず太い神経の持ち主だった俺はタメのヤツが学校に居る間はそれほど違和感を感じてなかったんだけど、さすがに卒業して居なくなられちゃったらね・・・。何とも感慨深い思いで聴いてたよ。

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宝島のカセットブックは第4弾ぐらいまで出たんだっけ?コレが第1弾なんだよね。音だけはCD化されてて聴けるけど、いつか本の方も復刻させた再発をして欲しいな。蛭子さんが描いたミチロウが演歌歌手になってる漫画とか秀逸だったし。最初の画像は同年7月にミチロウのマネージメントオフィスだったBQから出されたシングル盤。このえげつないジャケットがいいなぁ。

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翌85年2月1日、ザ・スターリン解散発表後に東芝EMIより再度リリースされたシングル。オープニングの女声合唱のパートの縮め方が若干違うけど同じテイク。ジャケは当たり障りないカンジ(笑)ちなみにB面はBQ盤が「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました。」、EMIの方が「お前の犬になる」。どちらもカセットと同じテイク。

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遠藤ミチロウ - SCHOOL’S END

それを先行シングルみたいな形にして3月30日にEMIから出たミニアルバム、『THE END』に収録されたグロテスクに変わり果てたバージョンがコレ。コレはコレで好き。♪ガッコー出たら未来はバラ色♪いつも思うけど、このジャケットのミチロウはサイコーにカッコイイよなぁ。

 

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宝島がカセットブックを足掛かりに発足したキャプテン・レコードから86年1月にレコード化されたLP(後にCD化もされたけど俺は未入手)と2003年5月に自身のレーベル、北極バクテリアより出たCD。コレにはボーナストラックで2002年のTOUCH‐ME(ミチロウ&中村達也)の「仰げば~」が収録されてる。今のところ、TOUCH‐MEの公式音源はコレ1曲のみ。

そうそう、EMIからの2枚の間、85年2月21日にはザ・スターリンの解散ライヴがあったんだよな。前にも書いてるけど、今度は卒業を賭けた単位取りが危うかった俺はその前日、2月20日に最後の難関、数学の単位を教師のお情け(未だに感謝してます、高島先生!)で取らせてもらって。卒業出来ることが決まった翌日に聴いたんだよ、ザ・スターリン最後の「仰げば尊し」を。

ザ・スターリンの活動期間はほぼ俺の高校生活期間と一致。俺が夢中になったのは82年の『STOP JAP』からだけど、ホント、家族からも友人からも気が狂ったんじゃないか?と思われるぐらいに夢中だったんだ、スターリンに。俺、誕生日5月だから、この3ヶ月後には20歳になるんだけど‟スターリンが終わる、俺の10代も終わる”って思ったらグワ~ッと気持ちが昂ぶって。あの時、「仰げば~」を唄うミチロウを観てた空気とあの気持ちは生涯忘れないと思う。

最後にもうひとつ。

FM フレッシュ・ウェーブ - 遠藤ミチロウ 1983 [Pt.3 of 3]   

リリースから遡ること約半年前、83年11月にFM東京の自主制作レコードを扱う番組に出演した(というよりミチロウが仕切ったみたいなカンジだった)時に‟究極の自主制作”ということで「生演奏を、番組聴いてるみんなが録音しちゃえば自主制作は完結する」とか言って演奏されたバージョン(8:00ぐらいから)

メンバーが『ベト伝』リリース時の、それまでと一新されたザ・スターリンのメンバー、JUN(ウィラードのヴォーカル)、テルヤ(スターリンの前身バンド、自閉体のギター)、イヌイジュン(ミチロウが最初に組んだバンド、コケシドールから一緒でこの時に復帰したオリジナルドラマー)なのがレア。このメンバーの音源は『ベト伝』収録の「渚の天婦羅ROCK」1曲のみだから。JUNとテルヤは全曲参加だけどジュンちゃんはリハだけやって事情があってレコーディングには参加出来なかったようなので。結局、ライヴも6回しかやらなかったみたいだしね、このメンツでは。JUNがウィラード復活させるので脱退しちゃったから。

いつか、このバージョンもCD化されないかなぁ?

2月20日に急病で入院して療養中のミチロウ。

経過良好のようで復帰も近そうだ。

まだまだずっとずっと唄い続けてほしい。

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