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ストーンズが負けるわけねえ

四週間ぶりの週末連休。

先週の木金も連休したけど、のんびり休むのは久々。基本的にのんびり大好きなんでこういう何もない日は喜ばしい限り。

昨日は、仕事の方で今後の楽しくないというか気が重くなる話(しかも一辺に2つ!)聞かされて、新聞に目を通せば昨今の、世相を反映する事件の犯人の胸クソ悪くなる発言を知ることになって気が滅入っちゃったけど、今日は気分を変えてリラックス。天気も良くて気分よく過ごせた一日。

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未だストーンズのライヴの熱が醒めない日々なんだけど、主に初日を観た、それと其処での情報を得た人の間で話題になってたキースの不調。コレに対する個人的な思いを書いておこうかな。

リウマチになっちゃったとか指の関節炎だとかお腹壊してたとかいろんな噂があるけど実際、具合は悪かったんだろうね。でも、キースが前ほど弾かなくなったのは今に始まったことじゃない。もう10年以上前、40周年のリックス・ツアーの頃から徐々に手数は減り始まってた。次のビガバンの時は更に。俺、『シャイン・ア・ライト』観た時、愕然としたもん。‟スタイルを変えた”って言い方も出来るかもしれないけど、もう前みたいには弾けないんだろうなって正直言って思う。俺の観た最終日は回復してたようだし元気だったけど、それでも以前に比べると・・・。

でもさ。

それでも観たいし聴きたいんだよ、まだ。続けてほしいんだよ。古くから繋がってて一目も二目も置いてるネット仲間の方が「キースは居るだけでいいって言うけど、俺は嫌だよ。凄いギターを聴かせて欲しい。心からそう思う」って言ってて、それも物凄い判るし俺も心のどこかで期待はしてるけど・・・。

個人的な意見だけど、ストーンズは89~90年の、あのスティール・ホィールズ・ツアーで完成された気がする。結成から25年(今のちょうど半分か・・・)、7年のブランクを経て、その時点での現行のバンドに対抗しうるようにアップデートされて(賛否両論あって俺も手放しで受け入れられなかったけど)最大公約数的には最高のライヴで大成功して。

その後に続いたツアーはマイナー・チェンジしながらの‟アンコール”みたいなもんじゃないかと。ビルが離脱したり、生っぽさに振り戻しがあったり。それの集大成だったのがリックスの時だったと思う。スタジアム、アリーナ、シアターと3パターンのセットリスト。その中でも曲を入れ替えて117公演で80近い曲を披露した、このスタイルの究極のライヴ。

そこからのビガバンと今回の50周年絡みのは、もうアンコールも越えてカーテンコールってカンジがする。もう何やってもいいっていうかケチなんかつけちゃいけないと思うんだよな。ここから先はコレが何処まで行くのか見届ければいいんじゃないかな?余計なこと考えずに。続けてること自体がカッコイイと思えるし、俺は。

あっ、肝心なこと書いてなかった。

そうは言っても、キースうんぬん含めても充分に、充分過ぎるぐらい純粋に出てくる音に感動して興奮したよ、ライヴ観て。それは当たり前に。いや、当たり前以上に。

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今回の道中のお供に、別段深く考えずに手にした大好きな作家、伊坂幸太郎の『死神の精度』という文庫本。面白そうだけど読んでなかったから。

クールでちょっとズレてて何故か音楽をこよなく愛する‟千葉”と名付けられた死神が可否の判定をする為に出会う6人の人生。

行きのバスで何気に読み始めたら2つ目の「死神と藤田」の処で思いっきり興奮しちゃって。

判定対象者の藤田は誠実で任侠を重んじる古いタイプのヤクザ。その藤田がストーンズが好きっていう設定で。

これからストーンズを観に行くこととの偶然のリンク。

「ヤクザってのは、あんまりこういうの聴かねえんだけど、恰好いいもんは恰好いい。そうだろう?」

「還暦過ぎてもロックをやってるミック・ジャガーを見てると気分がいいよな。あんなに馬鹿馬鹿しくて恰好いい大人が偉そうにしてるなんて悪くない」

千葉にストーンズ好きを説明する藤田の台詞。カッコイイなぁ、俺と違ってストレートで(笑)

「藤田さんが負けるわけねえ」

藤田を慕う子分の阿久津が何度も口にする台詞。

「あんた、死ぬことについてどう思う?もし、死んだらどうするんだ?」

千葉のこんな問いへの藤田の答え。

「死ぬことより負けることの方が怖い。逃げるよりはマシだ」

カッコいい。まるでキースみたいだ(笑)

Rolling Stones-Rocks off

藤田のフェイバリット・ソング。

問答無用の『メインストリートのならず者』のオープニング曲。力の抜けた軽やかなイントロからサイケデリックな中間部を経て盛り上がっていくカンジがたまらなく好き。声がひっくり返りそうになりながら突っ走るミックと絶妙にハモるキース。威勢のいいボビー・キーズ&ジム・プライスのホーンとニッキー・ホプキンスの賑やかなピアノもサイコーだ。なんか聴いてると無敵!って感じる。

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前に書いた「JJF」で見えちゃったグリマーツインズの絡み、イメージ的にはこんなカンジ。やっぱり無敵だな、この2人。

また観たい。観れる筈だ。

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コメント

LA MOSCAさんこんばんは。出ましたね!クリアフアイル(笑)僕は何度も行ったり来たりしながら結局5つゲットしました。そうですよね、キースも生身の人間ですからね(ミックは死にそうもないですけどね)でもLAMOSCAさんが書かれたように大好きで、やっぱりうちのめされてしまうんですよね最後には!そしてOKと言える、感じている自分に満足、感動している僕です。伊坂幸太郎さんはLA MOSCAさんの記事「終末のフール」ではまり今16冊目の本をアマゾンで取り寄せ読んでます。陳腐な表現ですがロックを感じる、やみつきで文中にアーテイスト、曲名が出てくるだけで「わかってるじゃねえか!」と一人読みながら盛り上がってます。特に引用された藤田の言葉、カッコE!!ですよね。僕も毎日文字通り転がりながら彼らがやって来るのを待つとします!!

投稿: かんちゃん | 2014年3月15日 (土) 23時21分

ラモさん、こんばんは!
色んな理屈言う人いるけど、私は単純にストーンズが
好きだから見たいし見に行ったの。
出来るだけ近くで見たいって思ってたら
神様が見せてくれた(笑)
ストーンズだって好きだからやってると思う。
お金ならいくらでもあるんだしあんな大変な事しなくても
全然困らないもん。
写真いい感じ(笑)
私もおんなじのミックの下で撮って貰ったけど
逆光だった(笑)
クリアファイルはもらえてよかったよねhappy01

投稿: megu | 2014年3月16日 (日) 21時16分

>かんちゃん様

クリアファイル、俺は2つしかゲット出来ませんでした(笑)
ぴあ自体を買ってないし、こう見えても気が小さいので(笑)
16冊?俺、半分ぐらいしか読んでませんよ(笑)
俺の『終末のフール』の記事って5ヶ月前だったけど
その短期間に16冊とは凄い読書量ですね!
俺には真似出来ません・・・。
うん、確かにロック感もあるんだけどそれ抜きでも俺は
全然好きかな?

>megu様

いや、俺もっていうか、人以上に理屈言うけど俺だって同じだよ。
大好きだから、キチガイみたいに。
好きでやってるっていうのは間違いないと思う。
やりたくなかったら絶対やらないよね
もうやる必要ないもん、金が目的なら。
確かに金は法外に取るけどさ(笑)
写真ありがとうね。
そして逆光でごめんなさい(笑)
クリアファイルはひとつご近所さんにあげちゃった(笑)

投稿: LA MOSCA | 2014年3月16日 (日) 21時29分

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