LA MOSCAの苦手科目⑥/ABOUT A BOY
びっくりしたな、昨日の雹。職場の方じゃ降ってなくて最寄り駅降りたら、地面が白くなってて一瞬、雪が降ったのかと思った。
今日も寒かったし、明日も雨っぽい。日立さくらまつりなのに・・・。
NIRVANAのライヴ・コンピレーション、『FROM THE MUDDY BANKS OF THE WISHKAH』
カート・コバーンの自殺でバンドが消滅して2年半後の96年10月にリリース。
カートが死んだ日、いや違った、それを知った日のことはよく憶えてる。友だちの引越しの手伝いしてて、遅れて手伝いにやってきた人に「今、(車の)ラジオでカートが死んだって言ってた」って聞かされたんだよ。
俺、ニルヴァーナはそんなでもなくて。俺と守備範囲近い人たちにも好きな人が多いよね、きっと。カッコイイとは思うし、好きな曲もあるけど、個人的にはそんなに大騒ぎするほどのもんじゃないと思ってる、今でも。苦手ってこともないけどのめり込みは無い。
やっぱりさ、カートが死んでることも人気の要因のひとつな気がするんだよなぁ。まぁ、死にざまもショッキングだったし、俺だってブライアンやジムモリなんかは同じく死んだこと(死に方も含めて)も好きな理由だと思うからそれを否定はしないけど、でもなんかね・・・。思うところはあるね。死んだっていう情報で興味持って聴いた人も居るだろうし。
沢山の若い子たちと接触する毎日の今の職場に配属されて今年で10年、当初、10年前はカートおよびニルヴァーナのTシャツ着てる子が沢山居たけど、最近は全然見かけなくなった・・・。
もう20年だもんね、今日で。
このライヴ盤のトップに入ってるのは『ネヴァーマインド』前、サブポップからのアルバム、『ブリーチ』に収録されてるこの曲。こうして今、聴くとオーソドックスながらセンスを感じさせるギターもともかく、声がいいな。先日、タッチミー観た時にもミチロウの何が好きって声だなって改めて思ったけど、声の魅力はデカいよなぁ。切羽詰まった、どうにも‟本気”なカートの声。
Nirvana - Heart Shaped Box
ニルヴァーナの曲で一番好きな曲。ライヴ盤にも勿論入ってる。01年に苗場でパティ・スミスが唐突にこの曲唄い出した時はホントに驚いたなぁ。
そのパティの96年のカムバック・アルバム、『ゴーン・アゲイン』に収録されたカートの死に触発されて作られた曲。深い慈しみを感じる。
いつか余計な先入観無しで聴ける日が来るといいな。
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