ジョニー・ボーイばれてる! 早く逃げろよ!
およそ1ヶ月ぶりの連休。
しかも何の用事も先行きの不安や心配事のない。
いや、不安や心配事はあるな。でも、それは当分つきまといそうなことだし、普通の大人なら許容範囲のレベルだからあまり考え込まないように、あまり言わないようにしよう。今からチマチマ考えたって仕方ねーし。
とにかく、久々のリラックス気分な休日。こういう日が来るのが待ち遠しかった。ありがたみを感じるね。
当然、ユルユルで過ごしたよ、今日は。そして、たぶん明日も。
ちょっと前までは、休みっていうといつもこうだったけど、久しぶりだもん、いいよね、今週は。やらなきゃいけないこともあるけどまだ期日あるし、それは週明けから手をつけよう。
緩む時は思いきり緩んで、やる時はシャッキっとだよね。要はメリハリだ。いやいや、無理はしたくないからメリメリハリぐらいにしとくか?(笑)
半年かかって、ようやくコレを観た。
マーティン・スコセッシ監督・脚本、ハーヴェイ・カイテル、ロバート・デ・ニーロ出演の73年の映画。
カイテル、デ・ニーロはスコセッシの次作、『タクシードライバー』はじめ、同監督作品に度々登場するお馴染みさん。そんなに観てる訳じゃないけどどっちも好きな役者だな。カイテルは『スモーク』&『ブルー・イン・ザ・フェイス』のオーギー役が凄い良かったっけなぁ。
この3年後の『タクシー~』同様、どんよりとした進行と台詞回しが妙にリアルなこの映画。ストーリーはある意味、ありきたりだし、結末も予想どおりだけど、カイテル演じるチャーリー、デ・ニーロ演じるジョニー・ボーイも含め登場人物とそれを演じる役者が魅力的で段々引き込まれていく。のっけからの「ビー・マイ・ベイビー」、そして「テル・ミー」や「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」といったストーンズ曲など音楽も効果的。
貼った過去記事に書いたような理由で俺なんかにしたら、避けられない映画と思って観たものの、最初は‟えっ?”ってカンジだったけど観終わってみるとヤケに印象に残ってる。また観たくなる。この辺はさすが、このスタッフならではだな。
とにかく、デ・ニーロ演じるジョニー・ボーイが酷い。ここまでのイカレぽんちもなかなか居ないだろうってぐらいに。そして、成長してって徐々に利害関係を考えつつ、腹を立てながらも、そんなジョニー・ボーイを見捨てられず巻き添えを食っていくカイテル演じるチャーリー。いいなぁ、チャーリー、カッコイイよ。無様なまでにやさしくて。俺はこんなジョニー・ボーイみたいな親友要らねーけど、やさしくないから(苦笑)
俺がキチガイみたいに大好きなTHE GODのキチガイみたいに大好きなこのアルバム収録のキチガイみたいに大好きな「STOCKING YOU」って曲の歌詞。
ちなみに、このフレーズに続くのが
♪ハンダでつなげよ!
ハンダでつなげよ!
回路が出来てないぜ!♪
どういう思考回路してたら、こんなカッコイイ歌詞思いつくんだろう?
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