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直球という名の変化球

昨日は一昨日以上に気持ちが揺れてしまった。1つ1つは大したことじゃなかったけど、いろいろ重なって・・・。
何もかも投げ出したくなっちゃって。

でも今日は復活。
劇的な変化があった訳じゃないけど、充実感を感じられることもあったし、こういうのは気分の問題だしね。

思うに俺は今、大きく意識を変えなきゃいけない状態なのかもしれない。ずっと、48年間(!)も正攻法というか真っ当にものごとを考えず行動してこなかったけど、いいよいよそうしなくちゃいけないのかも。このまま一生を終われたら、とも思うけどそう甘くはなかったというか・・・。

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前記事で名前を出して思い出し、久々にジョンスぺとギターウルフを昨日から聴いてる。今夜はコレ。

JON SPENCER BLUES EXPLOSION、2002年の通算7枚目のアルバム、『PLASTIC FANG』

根っこにオーソドックスなロックン・ロール、ブルースを持ちつつそれをストレートに出さず、プッシー・ガロア時代からのジャンクっぽさ、ヒップ・ホップなどの同時代性、そして地元NYの脈々と続くアンダーグランドの雰囲気も含みつつ、独自の音を鳴らしてきたジョンスぺが、ほぼはじめて投げたど真ん中ストレートの直球。説明不要の‟ただの”ロックン・ロール。

これまでだと演奏した素材を弄っったり、切ったり貼ったりしてきたのをそのまま丸出しにしてきた印象。

曲ごとにプロデューサー/エンジニアを変えて、ギミックも入れまくって、このアルバムとは真逆に振り切れてた前作の『アクメ』とは当然違って、プロデュースも一本化。しかも、それまでのような‟身内”的な人選ではなく、ベテランにして大物セッション・ドラマーでキース・リチャーズの『トーク・イズ・チープ』のプロデュース(勿論ドラム、曲によってはベースも担当)で名を上げたスティーヴ・ジョーダンが担当。真っ当過ぎるぐらいに真っ当。

他のバンドだとただの直球だけど、ジョンスぺにとっては変化球、逆に。バンド史上、最大のチャレンジ。そこが面白い。そして肝心なのは出てきた音が滅茶苦茶カッコイイこと。


アルバムのアタマに収録の問答無用のロケンロー。痛快この上ない。

まるでルー・リードなジョンの低音トーキングスタイルのヴォーカルがクール!

この後、バンド名をブルース・エクスプロージョンに縮めたり、沈黙したりを経て、8年ぶりのアルバムを出したのが2年前。バンド名も戻ってたね。例によって俺は聴けてないけど・・・。いつか聴いてみたい。

俺も投げてみようかな?直球という名の変化球を。

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