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2014年7月の18件の記事

2014年7月29日 (火)

食いかけのハンバーグ

「そんなキツい仕事させられるほど給料貰ってないからね」

久しぶりに聞いたな、この台詞。

こんなの甘えだよ、ただの。

言っても仕方ないところで言ってないでしかるべきところに言えばいい。

どうにもならなくて、どうしても嫌だったら辞めればいい。

それが出来ないなら黙ってやれって話。

大体さ、分相応なんだよ、大抵の場合。

‟お前、どうせ辞められないだろう?”って足元見られた扱い受けてるところまで含めて。

俺も随分言ったけどね、以前は。

でも意地でも言わないよ、もう。

みっともないし惨めな気持ちになるから。

ミチロウゼルダと来て、なんとなく昨夜からじゃがたらを聴いてる。

82年リリースの1stアルバム、暗黒大陸じゃがたら名義の『南蛮渡来』

俺が盤で所有してるのは87年の(確か)三度目の再発盤。じゃがたらとは縁の深かったイラストレーター、八木康夫によるディープなライナーブックレット「黒い種馬」付きのヤツ。


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あと、99年にボーナストラック入りでBMGから出たCDも。アケミ没後9年を経て20世紀の最後になってのメジャーリリース。


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未だにコレを一番の傑作とする声も多いみたいだけど、俺は違う。89年のメジャーデビュー作、『それから』の方が全然好き。

当時、ライヴ観てればまた違った感想持てたかもしれないけどね。

じゃがたらは1回もライヴ観てないんだよ。国内のバンドでは一番それが悔やまれるバンド。もう絶対観れないもんね・・・。


JAGATARA - タンゴ


そうは言っても、この名曲の数あるバージョンでナンバー1なのはやっぱりコレ。
突き放したようなクールさとどうしようもないほどのウェットさが混在してるのがたまらなく良い。

♪ゴミの街に埋もれた
 食いかけのハンバーグ
 あんたの手から落ちて まわり巡って
 地面に吸いとられた♪

この強烈に印象に残る箇所を聴く度に(記憶が定かじゃないけど、確かアケミが)初期に雑誌(DOLLだったかな?)のインタビューで
「こういう取材の時(大抵、取材場所は喫茶店)は飲み物じゃなく食い物を注文するようにしてる」
と言ってたのを思い出す。
あと、アタマに収録のコレ。

JAGATARA - でも・デモ・Demo

ハミ出しそうなほど過剰で熱い。
アケミ特有のアイデンティティというか持論のぶちまけぶりを否定する人も居たな、「説教臭い」とか言って。俺、そんなふうに思ったこと、1回もない。

極端なことを挑発するように言ったアケミ。でも、そこには迷いや葛藤が感じられた。「ホントにこれでいいのか?」的な。

だからあんなにリアルだったんじゃないかな?

この曲の中間部で♪でも、でも、でも、でも♪と震える声で唄うのを聴くとつくづくそう思う。

そして、今の(特に日本の)音楽に足りないのはこのカンジだと思うんだけど、どうだろう?

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2014年7月28日 (月)

はるばる来たのよ 近くて遠い此処に

今日は降るとは思わなかったな、雨。

帰ってきて今夜の予報図を見たら、茨城だけ・・・。

おかげでかなり涼しくなったけど。

一昨日の夜、情けなくも嬉しかった出来事。

「●●までお願いします」

「●●ね。はい、わかりました」

(しばらく走ってから)

「あっ、やっぱり次の信号過ぎた辺りでいいです」

「えっ?あそこから歩くの?まだ遠いでしょ?いいよ、此処でメーター切ってやるから乗っていきなよ」

「え?ホントですか?いいんですか?」

「いいよ。見つかるとヤバいから体屈めて他の車から見えないようにしてて」

「すいません・・・。助かります!」

「終電乗り遅れたの?」

「時刻表見間違えてて・・・」

「メーター、カチャカチャ上がってくと酔い醒めちゃうよね(笑)」

「ハハハ・・・。ですね」

「はい、着いたよ。3000円ちょうどでいいよ」(メーターには3070円と表示されてた)

「本当にありがとうございました!」

まったく無益な、自分がリスク背負ってまでの親切にじーん。

同じサービス業のはしくれとしてちょっと見習いたいと思ったよ。

それにしても、俺、よっぽど困った顔してたんだろうな(笑)もしかすると何か言ったのかも、酔ってたから・・・(苦笑)それとも泣いてたのだろうか?・・・(笑)

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今夜はとてもポジティヴなこのアルバムを聴いてる。

 

ZELDAの88年の5thアルバム、『SHOUT SISTER SHOUT』

 

出た頃に聴いてたはいたけど、盤を手に入れたのはつい最近のこと。

それまでのゼルダのイメージを思いきり払拭した作品(ここまでもアルバムごとに結構、変化はあったけど、コレは飛躍的)だったから、良いとは思いつつ、ちょっと違和感も感じて聴き返した回数は少なかったかも。

パンク、ニューウェイヴに影響されて東京ロッカーズのシーンから出てきたバンドって印象が強かったからね。ブラック・ミュージックに傾倒したのがモロわかりで、その変貌ぶりに‟単純でミーハーだなぁ”と思っちゃったし。今思うとそのミーハーさが良いところだな、このバンドの。コレもこうして久々に聴くと良いなぁ。

ZELDA - Manhattan Hole

単身ニューヨーク旅行した影響が判り易く出たサヨコの歌詞もいいゴキゲンな1曲。

ZELDA - My Diamond Your Dynamite~Holiday Everyday~Dancing Days

3曲まとめて。曲調違ったり、作曲手がけたメンバーもそれぞれに違うけど、どれも楽しい気分になれて良いな。ホントは「69times」ってファンキーでエッチな歌詞の曲を貼りたかったんだけどyoutubeに無かった。‟サヨコがこんな歌詞を書くなんて!”って衝撃だったよ、当時(笑)

ZELDA - Darling Missing

アルバムで一番のお気に入りでおそらく人気も高い曲。切ない歌詞なのにコレもポジティヴな雰囲気。コレは当時から好き。改めて聴いて思ったけどサヨコの声って良い声だなぁ。

未だに思い入れがあるのは初期の作品の方だけど、運あって数年前に遅ればせながら聴けたラスト作、『虹色のあわ』もスゴク良かったし、コレ以降の未聴の3枚のアルバムも聴いてみたいな。

 

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2014年7月27日 (日)

溺愛⑦/マイナスワン

昨夜は仕事関係の飲み会。

最後にちょっとドジっちゃったけど楽しかったな。

人のやさしさに感激出来たし。
俺もあのぐらいの心構えで仕事したい。


今日は暑さと昨日の深酒も祟ったのか一日、グダッとしてしまった・・・。


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今月の二週目に高円寺に遊びに出かけた日、ヤボ用で新宿に行った際にわざわざ立ち寄ったこの場所。この日も暑かったっけ・・・。

勿論、『いいとも!』を懐かしんでって訳ではない。87年4月21日のことを思い出して、この記事の為にロケに行ったんだよ(笑)

イギー・ポップをはじめて観てきて(@青年館。イギー、40歳の誕生日!)、ロフトに行って翌月のビデオスターリンのデビューGIGの前売り買ってきた直後、此処で人と待ち合わせしててミチロウに偶然、遭遇しちゃった場所。

もう何回も書いてるけどさ(苦笑)

そのシチュエーションに物凄い興奮しちゃって未だに忘れられない。


迷走してる感のあった86年の暮れに告知されたのがビデオスターリンのメンバー募集。その意図を語るミチロウの意欲的な発言には期待出来た。蓋を開けてみれば、同時にパラノイアスターという、ある意味、正反対のバンドをスタートさせるってことで、更にコレは面白そうだなと。

末期ザ・スターリンがひとつの形態でやってた二重人格的な活動を徹底的にやるんだなって。どっちも本音でどっちも建前みたいな・・・。考えたら、86年の暮れに『FISH‐INN』、87年アタマに『STALINISM』というタイプの違う2作品がリイシューされたのがそのプロローグだったのかも。

ミチロウの当初の思惑どおりに活動出来てれば面白いことになったと思うけど、実際はそうはいかなくて、パラノイアの方はあっという間に消滅してしまったのが残念。俺はライヴも観れなかったし・・・。作品を残してくれたのがせめてもの救い。

ビデスタ1本の活動は次第に普通になっていって、ミチロウならではの味わいは薄れてしまった気がする。中ぐらいの出来のパンクバンドってカンジで。「出さない」ことが売りだったアルバムも最終的には出たし、2つあるビデオ作品も新曲メインの2ndよりザ・スターリン曲ばかりの1stの方が全然良かったし・・・。


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それでも2回観たライヴはどっちも楽しかったけどね。デビューGIGも87年暮れの「リクエスト・ライヴ」も。

リクエストの日には一発目に選ばれた(曲は「水銀」)のもいい想い出だし。コレも何回も書いてるけど(苦笑)

思い起こせば、‟個人的”ってことで言えば、ビデスタが一番想い出深いかもなぁ。アルタとリクエストの他にビデオに映ったってのもあったし。勿論、コレも何度も何度も書いたことだけど(苦笑)


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タバコを燻らせながら開演を待つLA MOSCA (21歳)
ちなみにグラサンは85年頃にミチロウがかけてたのと同じモノ。ミチロウと関係なくたまたま持ってた友人から奪った一品。もうひとつおまけに言うと、ロフトの前で開場待ちしてるシーンにも映ってる、アップで(笑)


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リクエスト・ライヴの日のチケット(整理番号1番!)とファンクラブの会員証。ファンクラブなんて入ったのは後にも先にもコレだけ。


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リリースから20年、2008年に‟デッドストックが出てきた”ってことでいぬん堂から販売されたビデスタ唯一の音源、『-1(MINUS ONE)』のアナログ。当時はCDしか購入しなかったので迷わず入手。あるライヴの時に配布されたのみのソノシート付きだったしね。どうしてもそのライヴに行けなくて、でも欲しくてBQ(当時のミチロウの事務所)に電話して「売って」って言って断られたのを20年かかって手に出来た(笑)

2年前に復刻されたレガシーエディションには1stビデオの音のみ(追加曲あり)が収録されてたけど、いつか映像作品として復刻して欲しいな、勿論、2ndの方も。

 
youtubeにあった動画を2つ程。

ミチロウのノイジーなスライドギターをフィーチャーしたアレンジが珍しい1つ目が1st、丸尾末広の絵が気持ち悪い2つ目が2ndビデオより。

フジロックには出られなかったミチロウ・・・。

いくらでも待ってるからいつかまた唄ってほしい。

 

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2014年7月23日 (水)

カッコイイ

少し前に耳にした良くない情報が現実味を帯びてきた。

どうしてもいろいろ考えちゃうけど、今から悩んでも仕方ない。なるようになれだな。

黄金のメロディ マッスル・ショールズ』の記事からデレク&ドミノス~ロバジョンと続けて辿り着いたのはやっぱりストーンズ。

この流れで触れないと手落ちだなと思って・・・。

ホントはマッスル・ショールズで録られた3曲のうちのひとつ、「ブラウン・シュガー」のことを書こうと思ってた。ライヴで聴くと盛り上がるけど、そんなに思い入れのある曲じゃなかったのに映画観て改めていいなと思えたから。
でも、それはまたいつかに。今夜はコレ。

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この曲をメインにした記事、幾つ書いただろう?
ざっと思い出しただけで2つ。他にも触れたことは数知れず。

03年の武道館、記憶に新しい今年のドーム で1曲目に聴いて大興奮したことも書いたしな。

先々週、高円寺でこのシングル(美品、2800円!)見つけて、後ろ髪引かれながら置いてきちゃったのを未だに後悔してる。来月、また同じ店行くけどもう無いよなぁ・・・。

一番好きな曲ではない。

一番の傑作でもないかもしれない。

一番重要な曲でもないと思う。

でも、一番カッコイイのはコレじゃないかな?

あのギターリフ、あの歌詞、あの歌い方、あのサウンド・・・。
そして「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」ってタイトル。
ロック的価値観そのままのカッコよさ。
パーフェクトだよなぁ。
カッコイイって表現がこんなにしっくりくる曲は他に無いと思う。

キースの家を訪れたミックが、雷雨の中、仕事をしてた庭師のジャックのバシャバシャいう足音を聞いて「何だ、あれ?」とキースに尋ねて「あぁ、あれはジャックだ。ジャンピン・ジャックさ」と返されて、雷光を見て「フラッシュ」と付け足した、というキースによるタイトル由来の与太も好き。まぁ、キースのことだから何割が真実か判らないけど(笑)でも、信じたくなる。カッコイイから。


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来月行って残ってたら絶対買うよ。

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2014年7月22日 (火)

他に何があるのさ? 十字路に立ってて

一気に暑くなったね、今日。

梅雨明けたんだよね?

今年はじめてみんみん蝉の鳴き声聞いた。

来たよ、夏が。


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アパートの部屋出た階段の踊り場にこんなの居たしね、昨日。

怒って威嚇してたみたいだけど、お前が後から勝手に来たんだろうが(笑)

俺んちだぜ、此処は。

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昨日からの流れで予定通り、計画どおりに今夜はコレ。

キング・オブ・デルタ・ブルース、ROBERT JOHNSONの『THE COMPLETE RECORDINGS』

1961年と1970年に出た2枚のLPに未収録だったバージョンも追加して1990年にリリースされた29曲、41バージョンの全集。録音は1936年と1937年。2011年には更に1バージョンを追加した改訂版も出てるけど俺は未入手。

ストーンズやクラプトンがカバーしたことで知名度が上がったんだと思うけど、彼らも61年のLPで聴いたんだろうな。俺もストーンズからその名を知ったけど、このCD出るまで聴いたことなかった。その当時もLPは出回ってたのかな?そこまで熱心に求めてなかったから判らない・・・。

このCD、鳴り物入りで出されたから、かなり売れたらしい。俺みたいなヤツがこぞって買ったんだろうね。

で、聴いてみて。

はっきり言ってよく判らなかった。そして今もってよく判ってないと思う・・・。

ストーンズの「むなしき愛」や「ストップ・ブレイキング・ダウン」が頭にあったから肩透かし食ったというか。あまりにも素朴でね。

大体が俺は、ホンモノのブルースよりストーンズとかの白人のやるブルースの方が好きってレベルのヤツだし、未だに。

いつか本当に心からカッコイイ!サイコー!と思える日は来るのか?

Robert Johnson - Stop Breakin' Down Blues


そうは言っても、こうして聴くとカッコよく聴こえるねぇ。いい加減だな、俺(笑)

‟十字路で悪魔に魂を売り渡して引き換えにギター・テクニックを身につけた”とか‟人の女に手を出して毒殺された”というまことしやかに語り継がれるエピソードに気が行ってるうちは理解出来ないだろうなぁ(苦笑)

あと5年後、10年後にどういうふうに聴こえるか楽しみだな、自分でも。

後者はこのCDが出た翌年に素早くカバーしたレッチリの高速バージョンもサイコーだったラグタイム・ブルース。ゴキゲンだな。


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先日、高円寺で入手したバッヂ。ミーハーだからこういうのは欲しくなる(笑)

次はT-シャツが欲しい(笑)

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2014年7月21日 (月)

LA MOSCAの苦手科目⑦/ベルボトム・ブルース

珍しく祝日休暇。

人手も足りてたんでたまにはいいかな?と思って休み入れたんだけど、パッとしない一日だったな。なんか、ものごとがスムーズに行かなくて。

ひとつひとつは物凄い小さなどーでもいいことなんだけど続くとちょっとメゲる。明日から気を取り直していこう。


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黄金のメロディ マッスル・ショールズ』観て、ぼんやり持ってたの思い出してコレを聴いた。

DEREK AND DOMINOSの『LAYLA and assorted love songs』

エリック・クラプトンが70年に結成して、前バンドのブラインドフェイス同様、短命に終わったバンドの唯一のアルバム。

何で思い出したかというと、大半の曲にゲスト参加したデュアン・オールマンが『マッスル・ショールズ』で印象的に紹介されてたから。俺、オールマン・ブラザーズ・バンド、聴いたことないんだ・・・。近いうちに聴いてみたい。

ていうか、クラプトン。

ダメなんだよなぁ、この人が。

コレの他に持ってるのってクリームの「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」が入ってるヤツだけ。まぁ、他に何曲か知ってる曲もあるけど。この2枚だって、どっちもロック史に残る名曲が収録された名盤だと思って入手したっていう・・・。

ジミー・ペイジは大好きだし、ジェフ・ベックも詳しくないながらも好きなんだけどな。なんでクラプトンは好きになれないんだろう?

レイドバックした‟唄うギタリスト”って雰囲気かな?でも、その手で好きなのなんて幾らでも居るしなぁ。声が嫌な訳でもないし、ホント、なんでだろう?

どんどん拘りが無くなって、過去に好きじゃなかったモノも好きになってる近年、クラプトンもいつか好きになれる日が来るかな?

自分でも判らないから楽しみだな、どうなるか。


勿論、デュアン・オールマンのスライドが泣きまくる‟あの”タイトル曲もいいけど、このアルバムで一番好きなのはこの曲。コレにはオールマンは不参加。ギターはクラプトンのみ。メロディもギターもストレートですっと入ってくるね。

数年前、大好きなマシュー・スウィートがスザンナ・ホフスと作ったカバー・アルバムでこの曲を取り上げてた時、嬉しかった、その選曲が。

次回はこの流れで行くと‟アレ”だな、いよいよ。

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2014年7月19日 (土)

黄金の‟リズム”

3連休?ていうか夏休みだね、子供は。

俺は今日が休みで明日は行事ありの出勤、で明後日がまた休み。

来月の、生涯でも指折りになるであろうビッグイベント(規模は小さいけど・笑)の日の指定休確保が危ぶまれるようなお願いごとを昨日されたけど上手くかわした。あぶねー、あぶねー。何が何でも行くぞ、俺は。

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先週末に劇場公開されて話題のコレを縁あって観ることが出来た。

数多くの名曲を生み出したアラバマ州の田舎町、マッスル・ショールズの伝説的スタジオの歴史を追ったドキュメンタリー、『黄金のメロディ マッスル・ショールズ』


マッスル・ショールズって単語はストーンズ絡みで認識してたけど地名じゃなくスタジオの名前だと勘違いしてた俺みたいなボケ野郎でも存分に楽しめる、映画として素晴らしい作品。

勿論、俺の最大のお目当てはストーンズでそれはそれで大いに満喫出来るんだけど、それだけじゃないというかあまりにドラマチックな内容に持ってかれた。映画だから、そういうふうに見せようと意図的に構成されてるのも判るけどそれにしても凄い。

スタジオ「FAME」の創設者で、この映画の主人公、リック・ホールの波乱に満ちた半生。それが彼の音楽に対する並外れた情熱のモチベーションになってるのがよく判る内容で。

リックが見出して、ポール・サイモンに「その黒人ミュージシャンと俺もレコーディングしたい」と言わしめた(本人たちにしたら褒め言葉だ、絶対)ハウス・バンドのスワンパーズが独立することでリックと反目してしまう。

競い合うように作品を生み出していく「FAME」とスワンパーズが設立した「マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ」

それから時代と地域性による大きな人種偏見ね。此処に携わった人たちが音楽でそれを乗り越えてたことに胸が熱くなった。

そして最後の、お約束かもしれないけど、じーんと感動させられたシーン
ストーンズうんぬん抜きでサイコーの音楽映画、いや、音楽映画としてだけじゃなく人間ドラマとしても素晴らしい映画だな。

勿論、ストーンズの登場シーンもいいよ。スタジオでの様子は『ギミー・シャエルター』で見たことあるものばかりだけどやっぱりカッコイイし、現在のミックとキース(個別)による回想インタビューも面白い。キースはいつもの、例のお伽噺を話すような喋りっぷりで楽しませてくれる。パターン判りきってるけどいいんだよなぁ。

それにしても、登場する楽曲、アーティストに疎いな、俺。まだまだだなぁ。

とりあえず、アレサ・フランクリン、エタ・ジェイムス、それにオールマン・ブラザーズ・バンドとレナード・スキナード、あとスティーヴ・ウィンウッドをおさえないと。

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手元に盤があるのはコレぐらい。あっ、あとジミー・クリフか。


「マッスル・ショールズの音楽で特徴的なのはベースとドラムの主張が強いことだ」 -デヴィッド・フッド(スワンパーズのベーシスト)-

「あのドラマー(ロジャー・ホーキンス。同じくスワンパーズ)、ファンキーなんだけどハチャメチャじゃなく確実にリズムを刻むんだ」 -ウィルソン・ピケット-

ホントだよな。‟黄金のメロディ”って云うけどリズムが物凄い。無意識に鼓動が早くなるほどグルーヴィー。

綿花畑とテネシー川が生んだ最高のグルーヴ。

とりあえず、来月、少し探してみるか。

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2014年7月17日 (木)

こんな気持ち、うまく言えたことがない

「そんなつもりで言ったんじゃない」と言ったところで相手が受けた気持ちは変わらない。

思いとは裏腹に人を傷つけたりってことは多々ある。コミュニケーションって難しいな。

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先日、高円寺で買った(駅前のあゆみBOOKS。ポイントカード持ってるんだ・笑)この本を読了。

初期からの筋金入りのファンで情熱が高じてスタッフになってしまった片岡たまきが書いた『あの頃、忌野清志郎と ボスと私の40年

あの日以降、数多く出されるこの手の本は買ったり買わなかったりだった俺もコレは読みたくて即、購入。そして、ほぼ一気読み。

こういう人が書いた本だから、ファンが知りたかったことが沢山書かれてると思う表には出てなかった裏側というか、半プライベートというか。

想像してたとおりだったり、絵が浮かぶ場面が多数。読んでて楽しい。切なかったり悲しかったりする場面もあるにはあるけどそれも含めて良い。

一番印象に残ってじーんと来たのは葬儀の時のチャボとひさこさんの描写。ここはダメだった。視界がぼやけてしまった。あと、‟自分の中の清志郎”って件は良かったな。俺も見習おうと思ったよ。

高円寺でチモール に行ったりしたこともあって、ここ数日、RCサクセションのことに思いをめぐらせてばかり居る。

心の奥に大事にしまっておいたのを久々に開けたら溢れ出てきた。そんなカンジ。

そう、清志郎じゃなくてRC。

清志郎の『レザー・シャープ』やチャボの『THE 仲井戸麗市 BOOK』はRCのどのアルバムと比較してもひけをとらないぐらい好きだし、タイマーズや麗蘭もスゲーと思ったし、ソロでもRC時代より良いんじゃないか?って曲も何曲もあるとは思うけどそれでもRC。

清志郎がまだ居た頃には意地になって認めなかった。RC、RC言うヤツに対する反発心もあったし。「RCも良かったけど今も良いんだよ!」って。

でもね、やっぱり、あまりにも素晴らしかったし好きだから、未だに。時間が経ったから素直にそう思えるのかもしれない。

俺はずっと、‟清志郎が好きというより、清志郎とチャボが一緒なのが好き”と思ってたんだけど、2人だけじゃないんだって気づいた。

破廉ケンチ、春日博文、小川銀次、厚見玲衣。この中の誰にも悪感情は無いけど、どうしても清志郎、リンコ、チャボ、コーちゃん、G-2、この5人のRCが好き。あと梅津&片山ね。この編成じゃなきゃ違和感がある。

「輝く10年。ハジけまくった10年。喧嘩したりも含めて。本当に一丸となってやってた」

79年~89年、ほぼ80年代丸々のRCでの日々を05年に振り返ってのチャボの発言。

RC SUCCESSION - トランジスタ・ラジオ

他のバンドでは味わえないRCならではの曲を考えてみた。たぶん、俺が一番それを感じるのは「ラプソディー」なんだけど、さっき真っ先に頭に浮かんだのはコレ。

ロックとかR&Bとかフォークとか果てはパンクとか(笑)じゃなくRC。

時代性とか少年の心とかいう安易な形容も浮かぶけど言葉にすると陳腐になるから言いたくない。

こんな気持ちにさせてくれるのはRCだけだな。

♪フーフッ、フフッフー♪っていうこのコーラスをライヴで一緒に唄う幸福感は他にちょっと無かった。

RCはもう何処にも無いし、これから先も絶対無いけど、俺の中にはまだあった。

それが感じられて嬉しいよ。

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2014年7月16日 (水)

WHEN I SAY I’M IN LOVE, YOU’Ⅾ BEST BELIEVE I’M IN LOVE, L‐U‐V.

暑い日が続いてるけど、まだまだ序の口だよね。こんなもんじゃない筈。
例年だと憂鬱な時期なんだけど今年の真夏には超ド級のお楽しみが待ってる。

早く真夏になれ!

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昨日に続き、高円寺で入手したレコードの話。

NEW YORK DOLLSのベスト・アルバム、『NIGHT OF THE LIVING DOLLS』

バンドが解散してほぼ10年後の85年のリリース。日本盤は86年になってからだったね。ミュージックマガジンのディスクレビューをメンバーだったジョニー・サンダースの『ケ・セラ・セラ』と同じ号で見た記憶がある。『ケ・セラ~』はレンタルで聴けたから、コレは1曲以外は既にオリジナル・アルバムで聴いてたから、両方買わずに手にするまでに時間がかかっちゃった・・・

昨日のピストルズのも探してはいたけど、‟見つかるといいなぁ”ってレベルだった。でも、コレはホントに欲しかった、ずっと。ウォントリスト作り直す度に書いてた。何回、このタイトル書いたか判らないぐらい。で、とっくに諦めてたら今になって見つけられた。

唯一のオリジナル未収録曲がコレ。

シャングリ・ラスのカバーで後にジョニサンが『ソー・アローン』でカバーしたヤツのドールズ版。ジョニサンのはパティ・パラディンとデュエットしてたけど、ここでもヨハンセンと一緒に唄ってるね。データが記載されてないけどシャングリ・ラスの作曲とプロデューサーだったジョージ‟シャドウ”モートンがプロデュースした2ndのアウトテイクなのかな?

特筆すべき出来でも無いし、聴こうと思えばこうしてyoutubeで聴けちゃうけどやっぱり盤で欲しいもんね。良かった、見つかって。28年もかかっちゃったけど(笑)

今日の記事タイトル。

シャングリ・ラスのオリジナルにあるイントロの台詞。
ドールズのには無いけど、1st収録の自作曲、「ルッキング・フォー・ア・キス」のイントロに借用してる。

10曲しか入ってないし、未収録曲は1曲だしで、大したアルバムでもないけどタイトルがカッコイイのと「ショウダウン」で締めてるのがいいなぁ。


コレもカバーなんだけどドールズの曲で一番好き。
サイコー。

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2014年7月15日 (火)

NO ONE IS INNOCENT

月イチのプレッシャー・デイ終了。

先月よりは落ち着いて喋れたかな?
ちょっと、ほんのちょっとだけ慣れてきたかも。それでもまだ全然だけど。

そういえば、昨日でツィッターはじめて4年目だったらしいんだ、俺。ご丁寧におめでとうメールが来て判った。
ブログはあと数ヶ月で7年。

元々、人見知りでシャイだから、うわべの軽い挨拶程度は苦じゃないものの、腰を据えて人と話すのが大の苦手だった俺、ネットに手を出すようになってからますますその傾向は強くなっちゃったな。ネットは顔も見えないし、声も聞こえないし、文字だけだから気楽だもんね。ただ、その反面、ニュアンスが上手く伝わらなくて大きな誤解も生じるよね、お互いに。‟そんなつもりじゃなかったのに”ってことは多々あると思う。

やっぱり、大事な人との話、それに大事な話は直接会話しないとダメだね。出来れば顔を見ながら。

俺もいい歳こいて「対人恐怖症だから」なんて言ってられないな。
今更ながらだけど、ちゃんと話せるようになりたい。


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楽しかった高円寺の日にガード下の店で入手したレコードを聴いてる。

SEX PISTOLSの12インチシングル、『The Biggest Blow A PUNK PRAYER by Ronnie Biggs』

翌年のドキュメンタリー映画、『ロックン・ロール・スウィンドル』のサントラにも収録されたジョニー・ロットン離脱後、初のシングル。通常の7インチの方のタイトル、『NO ONE IS INOCENT』の方が馴染み深いね。あと邦題の『ゴッド・セイヴ・ザ・ピストルズ』も。

サブタイトルにあるように有名な英国の大列車強盗でブラジルにて逃亡生活を送ってたロナルド・ビッグスをスティーヴ・ジョーンズとポール・クックが訪ねてレコーディングされたこの曲、当時はあんまり興味持てなかった、ジョニーが居ないから・・・。『スウィンドル』で聴くには聴けたけど、数年後から盤で欲しくなって見かけては見送ってを繰り返してるうちに見かけない、あっても高いという状況になっちゃって忘れかけてた頃に手にすることが出来たという・・・。何でもさ、諦めちゃダメだね。よかった、手に入れられて。


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で、コレのB面ね。言わずと知れたシドが唄うパンク・スタンダード。ジャニーズの子のCMに使用されたことにケチつけたこともあったけど、大丈夫。もう皆、忘れてるだろうから(苦笑)

シドのことを「ベースも弾けない才能のカケラもないヤツ」とか言う人が居るけど(俺も言ってた・・・)この口のひしゃげ方は才能だよね(笑)誰もこんなに上手に出来ない。これだけで充分だよ。あと勿論、あの完璧なルックスね。

それにしても‟直接話す方がいい”たって、こんな凶悪犯と直に会ってコラボするなんて無茶苦茶だよな。怖くなかったのかな?

いろいろ言われたマルコムだけど、彼のこういうあざといセンス大好きだな。パンクだと思う。

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2014年7月13日 (日)

LA MOSCA旅日記/チモール

今日はビッグイベントありと思って出勤したら来週だった。一週間勘違い。

昨日、一昨日と過ごした楽しい時間の所為でボケちゃった(笑)

自分にご褒美のつもりがあまりの暑さにヤボ用で最初に出向いた新宿で駅を出た時、一瞬、帰ろうかと思った。ご褒美というより拷問だよ、あの暑さ(苦笑)

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若かりし頃の憧れの地、そして今、当時よりも大好きな街、高円寺に移動してそんな気分も忘れた。‟帰ってきたぞ、高円寺!”

地方、都市部を問わず、何処へ行っても同じような店に同じようなモノが並んで同じような街並みになってしまった今の時代を寂しく思う俺には楽しくて仕方ないのがこの街。

時代に沿ったところもあるけど街のカラーがあって、そしてそれが心地良い。身構えずにリラックスしてられるのがいいんだよなぁ。商店街もそれぞれに個性的で。

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まずはガード下のレコード、CD&DVDショップのレア高円寺店へ。‟シルバー割引”のフレーズにやられたなぁ。俺もそろそろ使えると思う(笑)

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あらゆるジャンルが所狭しと(入口の階段にまで)並ぶ店内。もうね、何時間でも居られるよ、此処に。居心地サイコー。

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パル商店街に移動してBE‐INへ。こっちはレコードだけだったかな?興奮しちゃっててよく憶えてない(笑)棚が多すぎて奥のレジまでたどり着くのが大変(笑)

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今回の戦利品。どっちもいつか欲しくて長年ウォント・リストに入れてた2枚。昔じゃ考えられないぐらい安かった。後ろ髪引かれつつ置いてきた盤も1枚や2枚じゃない・・・。「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の日本盤シングル(美品)¥2800、来月まで残ってるかなぁ?

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同じくパル商店街にある此処もいいよなぁ。マイルスのアルバム・タイトルを店名にするセンスとか。

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此処では大好きな『タクシードライバー』のTシャツをゲット。あとロバート・ジョンソンのバッヂも。

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そうこうしてるうちに夕方。何しろ暑いから早く呑みたくてガード下へ戻ってこちらで一杯。

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ドリンク一杯につき餃子がタダでついてくる「たちばな」。ドリンクが高いかと思いきや普通、というか安い(笑)なかなか美味い。

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純情商店街へ移動してこの店へ。早くも酔ってブレちゃってるね(笑)

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ニンニクの効いた唐揚げ(仕事先でよく頼む歯っ欠け弁当屋の味にそっくり!)にハイボールが最高に合う。かなり美味い。若者ばかりで元気のいい店員さんたちもとてもカンジがいい。「次は骨なしに挑戦してくださいね」ってあんな笑顔で言われたらまた来たくなっちゃう。

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時間飛ぶけど、今回、下調べしてきたラーメン屋。バヤーリスオレンジの入ったガラスケースの冷蔵庫などタイムスリップ感たっぷりの店内、ラーメンも見た目どおり思ったとおりのお味。当たりだったね。

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今回、絶対行く!と決めてた店へ、唐揚げ食った後に向かう。

駅のトイレの男女マークが阿波踊りなのがこの町ならではでいいなぁ。

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中通り商店街に入って、何やら妖しげな一角を抜けて住宅地みたいなところにその店はあった。

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狭い店内に乱雑に無造作に並べられたRC、清志郎のあらゆるモノに目を奪われてるとマスターに声を掛けられポツリポツリと会話。貴重な映像など観せていただいてたら「こないだのジョニー・サンダースのCD-Rがさぁ・・」と入ってきたイカシたお客が居てしばし話に花が咲く。一緒に行ったお姉さんとも会話弾んでたなぁ。後で店内の写真撮らせてもらおうと思ってたの忘れちゃうぐらい楽しかった。

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ドクトル梅津バンド&清志郎/メロディ

「チモール」がyoutubeに無かったから代わりにコレ。

久々に聴いたな、このレコード。

来月、また行く、絶対。

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2014年7月10日 (木)

ユルユルのちタイト

日曜から始まった俺の今週、今日で終了。

明日&明後日と久々に心おきなく楽しむ予定。

4月中旬頃から精神的にも肉体的にも(俺個人の基準で)キツいことが多かったので自分にご褒美。

心配してた台風もたぶん大丈夫そう。大丈夫だよね?

細かいこと決めずに、思いきりリラックスしてユルユルで過ごそうと思ってたけど、どうにも性分でチマチマ下準備してるのが悲しい・・・(苦笑)

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準備しながら流してるのはコレ。

FOOLSの90年作、『憎まれっ子世に憚る』

このバンドには珍しく安定した活動をしてた時期のアルバム。

ブルージーな「Come On Boogie」に始まり、明るいフィーリングのレゲエ「あの娘はメロディ」までゴキゲンな全8曲。冨二夫がギターじゃなくハープ(!)で参加した「いい時も悪い時も」、♪よぉ、なんかいいモノ持ってんだろ?♪という伊藤耕のフレーズにいつも笑っちゃう、お得意の長尺ファンク「となりの誰かに」など、すべての曲がサイコー。緩いのに気づくとタイトに盛りあがってくんだよなぁ。

一度だけ、このアルバムの前年に観たライヴも、川田良なんか飲み過ぎてたのかどうか知らないけど具合悪そうな、吐くんじゃないか?ってカンジで出てきて、ユルユルに始まったのにいつのまにかノリノリになってたもんな。

俺の2日間はユルユルで終わるか?それともタイトになるのか?

判んないし、どっちでもいいや、楽しければ。

THE FOOLS / OH BABY

このアルバムの曲は無かったので代わりにこの名曲を。
イカシたバンドだったな、フールズ。

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2014年7月 8日 (火)

汚れたくはない、キレイにもなりたくない

俺、空廻ってるかな?

空廻ってるよなぁ。

全然伝わってないと思う。

それで焦って言葉を重ねてどんどん遠ざかってる。

真面目とか情熱的とか言うんじゃなく、ちゃんとやりたいから、どうせやるなら。

でも、ホントに気になってるのはそれじゃなくて・・・。

♪だけども問題は・・・♪ってヤツ。

落ち着かない。全くもって落ち着かない。

‟何で俺が何かしようとするとこうなんだ!”って一瞬、思ったけど、振り返ってみれば、そういうダメなことばかりでも無かったな、と思い直した。

恵まれてると思う、よく考えると。

いい思いも沢山したし。分不相応なね。

ずるして得したことも一度や二度じゃなかったな(笑)一応、良心がとがめるんだけど、結局、ずるしちゃうっていう…(苦笑)

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半年以上、遅れてようやくこの2枚を聴いた。

斎藤和義の2枚同時リリースの最新アルバム、『斎藤』と『和義』

正直言うと、ちょっと醒めてきてたんだ、せっちゃん。

「やさしくなりたい」以降、人気がランクアップした所為なのかバリエーション豊富なリリースものが次々出るし、タイアップとかやたらあるし。

そんな気分だったので、大して期待せずに聴いてみたら。

実際、『斎藤』の方は未だにそれほどピンと来てないし、まだよく聴き込んではないんだけど・・・。

『和義』に収録されてる「MUSIC」、コレにちょっとゾクッときた。

この手の歌詞には無条件に弱いけど、こういうテーマだと熱くなりがちなのを打ち込み使ったクールな曲調にしたのが滅茶苦茶カッコイイ。

こういう曲があると、まだまだ目が離せないなぁって思っちゃう。

もう1曲、ぐっときたのが「それから」

コレもよくあるテーマだし、曲調がポリスの大ヒット曲に似すぎな気もするけどコレにはやられたなぁ。今のところ、コレがナンバー1フェイバリット。

もうちょっと聴き込んでみよう。俺を救えるのもコレしかないからな。

「斉藤」「和義」スペシャルダイジェストムービー


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2014年7月 7日 (月)

キープ・ミー・ハッピー

そっか、今日は月曜か。

滅多にしない日曜勤務なんかしたからピンとこない。しかも、過去に日曜出た時のパターンは日曜まで出て月曜休むというカンジだったから余計に。今日は火曜日な気分。

昨日は天気良かったけど、今日はこんなだったし、皆、憂鬱だっただろうなぁ。

もう、毎年のように今日の日は雨だよね。いっそ、日にちずらせばいいのにな。

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毎年、楽しみにしてるんだけど年々、面白いのが減ってる気がする職場の学生さんたちによる短冊。今年一番、「おっ!」と思ったのはコレ。続くといいね、幸せが。

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もうひとつ。誰でも自由にと用意されてる、職場付近の民家の庭先で見つけたヤツ。買えるといいな、テレキャス。ウチで埃被ってるの売ろうかな?貰い物だし、ネック反ってるし、フェンダージャパンだけど(笑)

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The Rolling Stones - Happy

この2つの短冊見ちゃったら、思い出すのはこの曲しかないよな。

黒のテレキャス弾いて「ハッピー」を唄うキース。
06年、コパカバーナ・ビーチでの150万人とも言われる記録的集客だったフリー・コンサートでのバージョン。

この時から既に8年か・・・。
俺の行った日にはやらなかったけど今年の来日でも唄われたキース・ヴォーカル曲の代表作。

そうだな、キープ・ミー・ハッピーだな、ホントに。
キース・リチャーズの言うとおりだ。

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2014年7月 6日 (日)

DID YOU STAND BY ME, NO WAY

久々の日曜出勤。

いつ以来だろう?

今月は今週から3週続けて。自分で決めたんだけどね、思うところあって。

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このあいだの水曜、平日休暇の日に床屋の帰りに隣りのリサイクルショップで入手したクラッシュのビデオ・クリップ集(今の言い方だとPVだね)、『THIS IS VIDEO CLASH』

そう、DVDどころかVHSでもない。レーザーディスク。

レーザーディスク・プレイヤーを所有したことはないし、今後もまずそういう機会は無いだろうけど迷わず購入。だって100円だったから(笑)

1stシングルのあまりにもカッコいい画像をそのまま流用したジャケットだけで持ってたいもんね。

すぐさま部屋にディスプレイしたよ。

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今は亡き『DOLL』のパンク10周年記念特集号と個人的に一番好きなパンク・コンピ盤、『BURNING AMBITIONS』の裏ジャケ。ポール・シムノンの背中の文字はこっちがホンモノなんだろうね、きっと。ジャケのは加工で。

再生出来ないけど、何となく観たくなってコレで代用。

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全部入ってるからね、このクリップ集のPVが。

The Clash - Train in Vain


何度も書いたけど、クラッシュは気分によって好きだったりそうでもなかったりが激しいバンドなんだけど、この曲はいつでも変わらず好き。別に一番好きな曲でも無いし、ミック・ジョーンズより断然、ジョー・ストラマーだけど何故か。

何でかな?

判んないけどカッコいいし、とてもロマンチックでクラッシュらしい曲だと思う。

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2014年7月 5日 (土)

CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU

昨日、また5時間残業して今日は休み。明日から5立て。
今日は下準備。いろいろと。

「いつまで、あと何年ぐらい、此処に居ます?」
昨日の5時間残業時、先日と同様に再会が嬉しかった(と言っても、こっちは4ヶ月ぐらいだけど・笑)好青年に聞かれて
「そんなの知らねーよ。俺が聞きたいぐらいだよ。明日、どうなるかだってわかんねーんだからさ(笑)」
一瞬、考えたあと、こう答えた。

おおげさじゃなく、ひねくれでも心配し過ぎなんでもなく本当にそうだと思う。

自分の年齢、今の状況、そして3年前の‟あの日”
‟とても大きな変換期に自分は生きている”っていうのはエゴかもしれない。でもね・・・。


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プラトーン』と『ディアハンター』というベトナム戦争を題材にした映画を最近になって改めて観た。

ベトナム戦争が好きな訳でもないし、詳しい訳でもない。これから凄い調べて詳しくなろうと思ってる訳でもないんだけど・・・。

個人的に3本の指に入る映画、『地獄の黙示録』の他にベトナム戦争を扱ったのはどんなカンジか観たくなっただけ。

ちなみにベスト3のうちのもうひとつ、『タクシードライバー』の主人公、トラヴィス(演じるのは『ディアハンター』の主人公も演じたデ・ニーロ)もベトナム帰還兵だったし、残るひとつ、『時計じかけのオレンジ』を撮ったキューブリック監督にも『フルメタルジャケット』というベトナム戦争を取り上げた名作がある。

米国のあのぐらいの世代の表現者には避けられない題材なのかも。『プラトーン』のオリヴァー・ストーン監督なんか、実際、ベトナム帰還兵だし。

『プラトーン』は俺が20歳過ぎてからの映画だけど、たぶん今度、はじめて観た。コレ、一見、小部隊内の正VS悪って構図が判り易く描かれてるけど、視点を変えると逆転しちゃうってところがポイント高いね。一概にあっちが悪くて、だから、こっちはこうすればいいとは言い切れない。そんな単純なもんじゃないっていうか。いい映画だと思う。遅ればせながら観れてよかった。

『ディアハンター』は大昔、中学とか高校ぐらいの時にTV放映を観た記憶があるけど全然、判んなかったな(笑)ダラダラして話の進まない映画だなぁぐらいの感想しか持てなかった。あっ、でも、今回観て、ロシアンルーレットの場面が凄い怖いと思ったのは思い出したね。今観ると、デ・ニーロもクリストファー・ウォーケンもメリル・ストリープも若くて輝いてるなぁ。

一番、ダラダラさを感じたデ・ニーロ演じるマイケル含む3人の徴兵歓送会及びそのうちの一人の結婚式のシーンは今回も長いなぁと思ったけど、その後の劇的な展開を考えるとここでの幸福感いっぱいな雰囲気は効果的だな。最後まで観るとここが強烈に印象に残ってた。徴兵によって3人とその周囲の人生がどれほど変わってしまったかが嫌というほど強調されてる。


そのシーンとそれより前に、仲間でビリヤードを楽しむ悪い予感のかけらもない幸福を象徴するシーンで印象的に流れるのがこの曲。
数限りないカバー・バージョンのある古典的ポップス。


俺の世代に馴染み深いのはディスコ調にアレンジされて大ヒットしたコレだろうね。

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ウチにあったのはこのふたつ。
曲の良さも勿論あるけど、どっちもそれぞれにいい。

映画観てからずっと、このメロディが耳にこびりついてる。

やっぱり優れたポップスは悲しいね。
 

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2014年7月 3日 (木)

とても嬉しかった日

この仕事してると、思いがけない時に思いがけない人に遭遇することは珍しくないんだけど、今日のは驚いた。

高校時代の恩師。俺の留年を決定した人。約1年前に‟いつか、また会ってみたい”なんて書いたら、ホントに会えた!しかも、こんなに早く!

何年ぶりだろう?卒業後、友人の結婚式でお酌しに行ったら「いいか、教えてやるよ。お酌する時は片手じゃダメだ。左手も添えろ」と言われたり、街でばったり会って「連絡してこいよ。飯でも食おう」って電話番号貰って結局、かけなかったりなんてこともあったけど、どっちも20代前半の頃だから軽く四半世紀ぶりか?

「お前にはホントに申し訳なかったと思ってる。あの時は悪かった。俺の判断ミスだった。許してくれ」

「もういいって、先生。それ、あの時も言ってくれたし。それに本当に悪いのは単位落とした俺自身なんだし。おかげで打たれ強くなって少々のことじゃへこたれなくなれたから。神経ズ太くなりました(笑)」

「会えてよかった。胸のつかえが取れたよ。今日、お前に会えたこと、皆に自慢出来るなぁ」

恥ずかしながら、ちょっとうるっと来ちゃった。

昨日、貼った動画の陽水の言葉のまんまのことが起きてビックリ。悪くないね、こういうの。

大のジャズ好きだったんだ、この先生。それ思い出して帰りにもう1回寄ってくれた時、「先生、未だにジャズ聴いてます?」と聞いてみたら

「当たり前だろ。ガンガン聴いてるよ」

「俺も最近、ロックだけじゃなくなって、ほんのちょっと齧り出したんですよ、マイルスとか」

「お前みたいなパンク野郎がマイルス判るのか?(笑)」

この人と最初に1対1で喋った時のことを昨日のことのように思い出したよ。

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名刺渡しながら「何か困ったことあったら、いつでも連絡してこい。金以外だったら相談に乗るから(笑)」とつまんねーこと言いながら(笑)帰っていった恩師を思い出しながら今夜はコレ。

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの『MOANIN’』

2年ぐらい前かな?縁あって聴くことが出来て。カッコイイとは思うけど実はイマイチ判ってない。

この次、恩師に会った時、「先生、アート・ブレイキー、カッコイイよね」と語れるようになっとかなきゃな(笑)

Art Blakey & The Jazz Messengers - Moanin'

 

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2014年7月 2日 (水)

奥行きの深い平日休暇/長い坂の絵のフレーム

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7月かぁ・・・。早いなぁ。

昨日のイレギュラー5時間残業を経て今日は平日休暇。今週は金曜にもう1回残業して土曜休んで日曜出勤するからその前倒し的に。

ホントは、仕事絡みの、平日にしか出来ない用事があったから休み取ったんだけど、必要書類が間に合わなかったという・・・。また休み入れなきゃなぁ、そのうち。

せっかく梅雨の中休みですこぶる天気良かったのに、午前中に髪を切りに出た以外ずっと部屋に居た。まぁ、嫌いじゃないというか大好きだからいいんだけど。

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前記事書いた後、ハマっちゃって陽水を結構聴いてる。コレ、持ってたの思い出して久々に引っ張り出したり。

84年(てことは30年前か!)リリースの『9.5カラット』

前記事で取り上げたのは昭和歌謡を中心としたカバーアルバムだったけど、こっちは自作の、人に提供した曲のセルフカバー集。どれもこの人ならではでなかなかいい。

いっそ セレナーデ - 井上陽水 

収録曲中、唯一のオリジナル。当時、本人の出演したサントリー「角瓶」のCMソングでかなり売れたんじゃなかったかな?興味が無かった俺も憶えてるぐらいだから。

 

当時、35歳だった陽水の、20代のもじゃもじゃ頭時代とは違ったビターな雰囲気を感じるね。あの頃はどうとも思わなかったけど今、聴くといいな、とても♪さみしい、そして悲しい♪の後に♪いっそ やさしい♪と続くのがいかにもこの人でサイコー。

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前記事書いてもうひとつ思い出した。

NHKで、たぶん2000年(20世紀最後の、とか言ってるから)に放送された番組、『ハローグッバイ』

町蔵(町田康)やUAなどが陽水の曲を唄ったり、柳美里、ペギー葉山、山崎まさよしなどとのトーク(山崎とはセッションも)、自身による歌唱&曲解説からなる濃い内容で凄い面白い。

陽水本人の演目はこの時期のバンドが最高だったこともあってヤバいぐらいカッコイイ。「氷の世界」、「My House」、「コーヒールンバ」・・・。

井上陽水 - 長い坂の絵のフレーム 

今日、観てて一番ぐっと来たのがこの曲。曲前の本人のコメントも含めて。世間一般と足並み揃えてというのとは違った、本人ならではの歳を重ねたことと時間の経過を意識した素晴らしい曲だと思う。

 

前に何処かで「歌詞は時代とともに独り歩きする」みたいなこと言ってた陽水だけど(ミチロウも311以降、同じようなこと言ってたな)、コレと番組冒頭の「積み荷のない船」は特にそんなカンジがした、今日、聴いてて。

 

そういう意味で言ったら、コレもだな。

井上陽水 - 最後のニュース

これまで観た全ライヴの中でも3本の指に入るぐらいの名演だったフジロック’02から10年後のバージョン。悪い意味じゃなく、この枯れたカンジが味わい深くて凄くいい個人的にも大好きな曲

未だに有効だね、この曲。

 

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