いい人に出会えばいい人になれる

予定どおりにコレ食って24時間勤務を乗りきって、今日は近しい人の告別式へ。
久々に、こんな時ぐらいしか顔を合わせない叔父・叔母たちが当たり前だけど、皆、歳食ってて‟そうだよな、だって俺が50になるんだから”と改めて思う。未だに自分が小さかった頃のイメージが強いけど、この人たちにも俺と同じだけの時間が流れてるんだもんね。
こうして段々減っていって、いつか自分の番が来るってことだ・・・。

先月、高円寺(あゆみBOOKS)で買ってきて先週読了したコレ。
早川義夫の『生きがいは愛しあうことだけ』
ツィッターでその素晴らしさをつぶやいたら早川氏本人にお気に入り登録されて、フォローしたらリフォローされるなんてこともあってびっくり。つくづく奇妙な時代だと感じた。
ツィッターでも言ったけど、アンダーライン引いてモットーにしたくなるような言葉の目白押し。推薦文を寄せてる斎藤和義の言うとおり、名言の湖。
もう、全部を此処に引用したくなるぐらいなんだけど
自分の考えは正しいと信じてもいいけれど、それを人に押し付けることはできない。もしかしたら自分は間違ってるかも知れないという疑いや謙虚さを持っている方がいい。
ちょっと言い方を変えて何度となく出てくるコレにヤラレた。肝に銘じたい。
それから、わかり合いたかった人とわかり合えなかった寂しさに比べれば、独りでいることなどちっとも寂しくないっていうのにも痺れたな。
早川本人の言い方で言うなら、もう‟歌”だよね、コレも。この本、全体がそんなカンジ。
佐久間正英、HONZI、高田渡、そして愛犬のチャコ。前半で丁寧に愛情を込めて綴られた好きだった、親しかった人たちとの日々にもじーんときた。
そこに嘘偽りをまったく感じないし、おこがましいけど自分が同年代の人たちより早くに近親者との別れを多く経験してきた所為もあるかもしれない。
坂本弘道、JOJO広重、山本精一、銀杏ボーイズなど、近年交流があったり好きだったりする人(ミチロウ、松村雄策なんていう嬉しくなる名前も)の話も出てて興味深かった。特に山本の「早川さんのライヴなら会場は代官山でもチラシを置くのは高円寺」という言葉には大きく頷いた、笑いながら。
あと、清志郎やチャボに触れた「スローバラードの情景」ってのもいいなぁ。コレは『ロック画報』って雑誌が初出で既読だったけど改めて読めて良かった。
もうひとつ、どうしても引用したい。
全身で歌っている。全身で演奏している。上手い下手ではなく、全身が音楽になっている。歌よりも歌っている人間が伝わってくる。
「好きな音楽」と題されたページに綴られた言葉の断片。意識しないで書いたのかもしれないけど、コレ、本人の音楽そのものを表してるよね。
最後にもう1個だけ引用。
本日の記事タイトル。
まるで小学生のような、クルクルパーなぐらいに真っ直ぐな言葉。
俺はこういうのがロックだと思う。
95年、はじめて佐久間正英がプロデュースしたアルバム。
コレ以降の作品は持ってないんだけど少しづつ聴いてみようと思ってる。
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