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2014年10月23日 (木)

伝説の愚行

朝っぱらから人身事故。駅で30分ほど足止め食った。こんな寒い日に・・・。

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おかげで、一昨日に届いた、31年前の‟愚行”を余すところなく収録したコレを通勤中に1周半ぐらい聴けてしまった。

当時、東のスターリン、西の非常階段などと呼ばれるほど、東西を代表した‟変態”で‟過激”なバンドの合体ライヴ盤、『スター階段 京大西部講堂 1983.9.17 LIVE』

09年、非常階段結成30周年を記念した30枚組ボックスセットのうちの1枚として世に出たことはあったけど、単独で、しかもメジャーからリリースとはねぇ。

音質は客席からのカセット録音だし、映像も残されてないようだし、本人たちも30年過ぎても語り継がれてるとは思ってなかったんだろう。今だったら絶対、撮るだろうからね。大体、この日の写真だって、モノクロのしか見たことないし。誰かカラーで撮った人、居ないのかね?

この時期、スターリンは人気的なピーク期だったけど、同年5~6月の『』のツアーを最後に空中分解し、みちろう独りになってしまって活動休止中。非常階段の方もライヴ活動が止まってた。で、コンチネンタル・キッズのしのやんが立ち上げたライヴ企画団体、ビートクレイジーの西部講堂での最初のライヴに非常階段が誘いを受け、どうせならそれ以前にみちろうと「いつかやりたいね」と話した合体ライヴで出演を、というのがことの経緯。

その後の、原爆オナニーズとの合体、S.O.B.との合体、果ては近年のアイドルユニット、bisやボーカロイド、初音ミクとの合体、そして記憶に新しい09年の原爆スター階段の切っ掛けとなったこのライヴはずっと伝説的に語られてきてた。

合体とは言っても、スターリンの演奏に非常階段が彩りを添えてるって印象。ノイズで(笑)曲もスターリンのレパートリー、もしくはスターリンのメンバー作曲の未発表曲が大半だし。そもそも非常階段に‟曲”という概念があるのか疑問だけど(笑)

選曲は代表曲と言うより、上手くハマる、非常階段が混ざれやすい曲が選ばれてる気がする。インプロビゼーションしやすいというかフリーフォームなカンジの。

その結果、ライヴ全体にドロドロした雰囲気が感じられる。26年後の原爆スター階段のお祭りみたいな楽しさとは違うカンジ。いろんな側面のあったスターリンだけど、俺の最も好きな部分。

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ブックレットには『ING,O!』に掲載されたこの日の写真が収められてるので、そこには無かった写真を幾つか貼っておこう。

ミチロウのメイクが普段と若干違ってて新鮮だね。やっぱり通常のスターリンよりおどろおどろしいイメージ。モノクロだから余計に思うのかな?3つ目のヤツは『ベトナム伝説』の宣伝用ポスターになった写真。確か、BOYに貼ってあるのを見た。

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『ING,O!』のスタッフでもあったあべなおみって人が制作してた名古屋のミニコミ、『ME‐HER』のスター階段掲載号。

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東西横綱のメンバー紹介ページ。此処での再演が切っ掛けで初代ドラマーでミチロウの盟友、イヌイジュンは末期スターリンに加わることになったんだろう。今、こうして見て改めて思ったけどシンタロウと林はもう居ないんだもんね・・・。

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そのシンタロウと、この後、結婚したユカの雄姿(コレは『ING,O!』に載ってた)。

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ブックレットに掲載されたインタビュー(以前、非常階段の本に載ったものらしい。俺は初見)でミチロウは、「過激なことをしてたのは他のメンバーで俺は何もしてない」なんて言ってたけどしっかりペンキ投げてるね(笑)

ペンキ、臓物、牛乳、ミミズ、血糊に消火器、畳、スコップ。そして絶叫と放尿。

メジャー進出後は特に、何かと制約が多く思ったようなライヴが出来てなかったであろうスターリン、もしかするとこの日が一番、やりきれた日だったのかもしれないな。

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コメント

凄いのが発売されてたんですねっ!!
未チェックでした。。。

コレはヤバそうな感じがします。。。

添付画像、全て頂きました(笑)

>666様

いろんな意味でヤバいです(笑)
しかし、音だけでここまでなんだから映像、いや実際観たらさぞ凄かったんだろうなぁ。

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