蒼いソフィンクス
昼間、白いモノ、ちらついた。
寒い訳だよねぇ。
すんなり通ったから怖かった年末のシフト、やっぱり此処に来て大幅に変わらざるをえなくなってきた。
朝一発目に聞かされて、帰り間際にもういっちょう追加。
俺を歯医者に行かせろよ。
でも、俺んところだけじゃないんだよなぁ。まだまだマシな方で。
仕方ない、やってやろうじゃないの。
昨日からの流れで今夜はコレ。
ツネマツマサトシ率いるE.D.P.Sの1stフル・アルバム、『BLUE SPHINX』
83年11月のリリース。リリース時から聴きまくった作品だけど盤を持ってなくて、先月に高円寺で新規開拓したレコ屋(笑)、ヨーロピアンパパで発掘。
このバンドの前にツネマツが在籍してたフリクションの冷たい感触とは違って、おそらくレックが意識的に排除してたであろうエモーショナルなカンジが炸裂したアルバム。今にして思えば、マッチャンの本来の持ち味はこういう方なのかも。
でも熱いけど硬質。そこはフリクションと同じ。それがまたカッコイイ。
BOY(Ds)と共にスピードから移籍したヴァニラ(B)がレコーディング直前に抜けて、このアルバムでベースを弾いてるのは井手裕之。どちらも川田良一派というか自然な人選だね。
アルバム・リリース頃にはヴァニラが復帰してるからホントに短期間だったんだな、イデが居たのは。
E.D.P.S - Be Your Slave
3人のみの曲がよかったんだけど見つけられなくてコレ。ex.NON BANDの人のヴァイオリンが幻想的な1曲。
ヴァニラが復帰した翌年のライヴ作、『DECEMBER 14th 1983 MAY 27th 1984』での、このアルバムの曲を聴き比べると・・・。
よく違いが判らない(苦笑)
似てるよね、2人のプレイ・スタイル。
強いて言えば、イデの方が太いかな、音が。ヴァニラの方がシャープな気がする。
どっちもカッコイイよなぁ。
E.D.P.S - Keep On
ちゃんと封入されてて嬉しかった初回限定のソノシートの曲。コレはヴァニラなんだね。アルバム録った後、復帰してからのレコーディングなのかな?
こんな寒い夜にはもってこいの熱い名曲。
昨日のジャングルズもそうだけど、当時は斬新と思ってたけど今、聴くと、物凄い真っ当な、当たり前のロックだな。
あの時代に真っ当なロックが無かったから斬新に聴こえたのか?それとも彼らや彼らに影響を受けたバンドたちがこういうのを浸透させて当たり前に聴こえるようになったのか?
両方だな、たぶん。
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