Well Shake It Up Baby Now
年明けて、まだ一週間経たないっていうのに次から次へと心配事、気がかりなことが発生。何もこんなに一辺に来なくてもなぁ、こんな時期に。
考え過ぎても仕方ない。なるようになれだな。
前記事からの流れで、と言うよりも前記事を書いたり、最近、オールディーなロックンロールにハマった切っ掛けのひとつ(もうひとうは次回記事に書く予定)のコレを聴いて呑んで寝る。
BEATLESがカバーした曲の原曲を集めた『THE BEATLE CLASSICS』
コレ、89年リリースのようだけど、俺は昨年11月のこの日、初対面した古い仲間から廻してもらったばかり。
5年?越しの約束を果たしてくれた友に感謝(笑)
でも、今聴いてよかったかも。89年はおろか5年前でもここまでいいとは思えなかったと思うから。
収録曲は以下のとおり。
1. Twist And Shout (Russell/Medley) - The Isley Brothers
2. Dizzy Miss Lizzy (Williams) - Larry Williams
3. Roll Over Beethoven (Berry) - Chuck Berry
4. Anna (Alexander) - Arthur Alexander
5. Ain't She Sweet? (Yellen/Ager) - Gene Vincent
6. Everybody's Trying To Be My Baby (Perkins) - Carl Perkins
7. Boys (Dixon/Farrell) - The Shirelles
8. Hippy Hippy Shake (Romero) - Chan Romero
9. Long Tall Sally (Johnson/Blackwell/Penniman) - Little Richard
10. Till There Was You (Wilson) - Peggy Lee
11. Devil In His Heart (Drapkin) - The Donays
12. Words Of Love (Holly) - Buddy Holly
13. March Box (Perkins) - Carl Perkins
14. Bad Boy (Williams) - Larry Williams
15. Mister Moonlight (R.L.Johnson) - Dr.Feelgood & The Interns
16. Nothin' Shakin' (Colacrai/Fountaine/Lampert/Cleveland) - Eddie Fountaine
17. Lonesome Tears In My Eyes (Burnette/Burnette/Burlison/Mortimer) - Johnny Burnette Trio
18. Rock And Roll Music (Berry) - Chuck Berry
19. Honey Don't (Perkins) - Carl Perkins
20. Chains (Goffin/King) - The Cookies
21. Baby It's You (David/Bacharach/Williams) - The Shirelles
22. You've Really Got A Hold On Me (Robinson) - Smokey Robinson & The Miracles
23. Act Naturally (Morrison/Russell) - Buck Owens
24. Besame Mucho (Part 2) (Velazquez/Scott) - The Coasters
25. A Taste Of Honey (Marlow/Scott) - Lenny Welch
26. Please Mr.Postman (Dobbins/Garrett/Holland/Bateman/Gorman) - the Marvelettes
27. Slow Down (Larry Williams) - Larry Williams
28. Money (Gordy/Bradford) - Barrett Strong
29. Kansas City/Hey-Hey-Hey-Hey! (Stoller/Leiber/Penniman)- Little Richard
30. Don't Ever Change (Goffin/King) - The Crickets
同じくこういう趣旨のアルバムを聴いたストーンズとの違いは、ビートルズにはあんまり黒さを感じないってことかな。
ストーンズが好んだブルース系は皆無。R&Bやチャック・ベリー、リトル・リチャード辺りだって別に黒人だからとか思ってなさそうだもんね。ストーンズはブラック・ミュージックへの憧れが凄く強かったと思うから、その差が興味深い。どっちがどうとかじゃなく違うなぁって。
ビートルズはミュージカルの曲やら映画の曲まで拘りなくやっちゃってる。ガール・ポップスが多いのも特徴だね。
その後の両者の展開、ロックに留まらず、あらゆる音楽性を感じさせるオリジナル曲を作ったビートルズと未だに、50年経っても(!)黒人音楽に拘り続けるストーンズ。
面白いなぁ。
Larry Williams - Bad Boy
ポールがリトル・リチャードならジョンはこの人担当。でも、『ロックンロール』でリチャードの曲やってたのを考えるとジョンも唄いたかったのかもね、元から。
そんなどうでもいいこと思いながら聴くのが楽しい。
よかった、聴けて。
Isley Brothers - Twist and Shout
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コメント
LA MOSCAさん、毎度です。
おーっ、見たことある盤が(笑)。
ロックンロールに留まらずガールグループからスタンダードからカントリーまで、よくいえば幅の広い、悪くいえばとっちらかってしっちゃかめっちゃかな選曲、確かにブルースとR&B一筋のストーンズとは好対照ですね。
このシリーズのクラプトン版も持っているのですが、そっちはブルースだらけ。でもチャック・ベリーはやっぱり入っているのですよね。
で、ちゃんと厚い方のケースに入れ替えているのがLA MOSCAさんらしいな、と。僕も必ず入れ替えます(笑)。
投稿: goldenblue | 2015年1月 8日 (木) 00時38分
>goldenblue様
その節はありがとうございました!
どっちがいい悪いじゃなく好対照で面白いなぁと。
そして、それがその後のオリジナル曲中心の後期の音楽性に反映されてるのがよく判りました。
チャック・ベリーがあの年代にとってどれほど大きな存在なのかも判りますよねぇ。
厚いケースね(笑)
必ずやりますよ、俺だけじゃなくてよかった(笑)
投稿: LA MOSCA | 2015年1月 8日 (木) 06時37分