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誰かが誰かを愛してる

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仕事始め。

火曜、30日に納めてきたばかりだけど(苦笑)

画像は今朝の通勤電車の中から撮った日の出。

殆ど誰も乗ってないから何でも出来ちゃう(笑)

今年の初夢は割と憶えてるヤツだった。

仕事でトラブル発生してなんとか手を打つと次々、発生してくっていう・・・。

洒落になんないな(笑)夢でよかった、ホントに。後味悪かったけど、気持ち切り替えて真面目に働いてきたよ。

後味悪いといえば年末に観たこの映画。

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公開時に観たかったけど行けなくてレンタル始まって即借りてきた。

コレ、酷い。

元々、この手の残酷でショッキングでえげつない映画は好きなんだよ。『告白』(監督が同じ)、『悪の教典』なんかも楽しめたし、『さよなら渓谷』、『へルタースケルター』辺りも観たし、何よりたけしの、『アウトレイジ』を始めとする一連のも大好きだし。

でも、コレは本当に酷い。どのキャラクターにも感情移入出来ないというか、ほぼ全員がクズ。タイプは違えど根本的にクズ。

‟バケモノ”、‟悪魔”と言われる、役所広司演ずる主人公、藤島の娘・加奈子。普通だとバケモノ、悪魔になった背景、原因らしきものが少しは描かれるもんだけど一切無し。この悪魔はシンパシーを拒絶してる。

というか‟理由なんてない”というのを強引に押しつけてくる。何かあってほしい。あればちょっとだけでもホッと出来るのにそうさせない。

そういう意味では藤島は判りやすい。相当、イカレてるけど。原因のあるキチガイってカンジ。

それにしても役所広司ってスゴい役者だな。ホントにサイテーなヤツに見えてきちゃうもん。怪演。彼と妻夫木(これまたサイテーな役)のようなどメジャーで好感度の強い役者が見事に演じてるのが、たとえば、向こうもんのカルトムービー(『ピンクフラミンゴ』とか)がイカレてるのよりよっぽど空恐ろしい。そして、コレがデビュー作のモデル、加奈子役の小松奈菜のゾッとするような演技で怖ろしさ倍増。

こういう映画には目がない俺でさえ、後半息苦しくなったし、観終わった後のドロッとした後味の悪さはあまり味わったことのないものだった。

でも強烈に残る。で、また観たくなってる、ちょっとだけ。きっと、いつか、そう遠くない日に観ちゃうと思う。

‟こんなイカレたヤツは居ない”、‟ここまで酷い話、ある訳ない”と思いながら観てたけど果たして本当にそうだろうか?ここまでやらなくても予備軍ならいくらでも居そうだよな。変にリアリティあるから怖いのかもしれない。

なんて、もっともらしく薀蓄語ったけど、ホントは只々、興奮出来るから、自分に出来ないことをバンバンやってくれるからこの手の話が好きなだけ。けど予想を遥かに上回る壮絶な映画だった。

Dean Martin - Everybody Loves Somebody

エンディングで唐突に流れる、このスタンダードへの強力な違和感と虚しさ。

ホントに後味悪いなぁ。

「アイシテル」って言葉がこんなに悲しく聞こえた映画ははじめて。

ひょっとすると傑作なのかも、コレ。

映画『渇き。』予告編

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