24年目の4月23日に / SOCIETY MAKES ME SAD
お天気続くと気分もいいね。
ちょっとぐらいの嫌なことは見過ごせる。それがちょっとの嫌なことなら(by江戸アケミ)
今日は4月23日。
前記事も然り、‟●年目の●日に”とか言って記念日的なことをよく此処に書いてるけど、イギーの誕生日同様、忘れないのがJOHHNY THUNDERSの命日。
そりゃ忘れないよ、浅草で青白い顔を観た21日後に死んじゃったんだもん、この人。
ヤツが最後に喰らった変なブツの支払いに俺の払ったチケット代も微量ながら含まれてると思うとなんかね・・・。
今日で24年目だってよ。
今年はコレを聴いてる。
99年リリースの2枚組ベスト、『Born Too Loose』(Born To Loseじゃなく、ね)
1枚目にまともなレコードに収録された、まともな音質の曲、2枚目はレア音源集といったカンジ。2枚目の目玉は何と言ってもジェリー・ノーランが脱退してテリー・チャイムズ(ex.クラッシュ)をドラムに加えた編成でのハートブレイカーズのデモ3曲。コレがすこぶる音もいいし、なかなかの出来栄え。この編成でもう1枚、アルバム作ってたら・・・と夢想するのも楽しい。
スタジオ音源ばかりのディスク1の最後に入ってるのは最後の来日公演のライヴ曲。
JOHNNY THUNDERS - Society Makes Me Sad
♪俺はこれまでの生き方に
罪の意識を感じてるのか?
幸せな時にさえ不機嫌にさせる今を生きたくはない
俺の過去は俺の未来に影響するんだ
未来には計画があるのに
もし俺が正気を失ってもどうってことないぜ
俺が正しくてもどうせ俺の間違いにされるんだから
アンタらの社会ってヤツが俺を悲しくさせるんだ♪
幾つか披露された、まさかの、しかもクオリティの高い新曲のひとつ。俺はコレが一番印象に残った。どこか、ルー・リードの「コニーアイランド・ベイビー」を思わせる意外な曲調に自身の半生を振り返ったような歌詞。ギター持たずにハンドマイクで唄ってたっけ・・・。
今夜はもっと聴いちゃおうかな?
ひょっとすると一番好きなアルバム。それにしてもカッコいいジャケットだなぁ。
自分が所持するレコードで‟一番カッコいいジャケットは?”と考えて真っ先に思い浮かぶのはコレ。‟優れた”でも‟好き”でもなく‟カッコいい”だとコレだな。
この表情でこのジャケでタイトルが「ソー・アローン」だよ?カッコいいしか言葉が浮かばないよ。
映画は観に行けそうにないな・・・。
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