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2015年10月14日 (水)

ブロウ、スティーヴ

吉報じゃなきゃ持ってくるなって言ったのに。

言った途端に。

悪い報せがふたつ。

がっかりなヤツと不安なヤツと。

‟幸福は目に見えて、少しずつ成長する。不幸は見えない所で勝手に育って、ある日、突然、目の前に現れる”

昔、村上龍の小説で読んだとおりだ。

まぁ、ホントはそんな騒ぐほどのもんでもないんだけど。

いや、どうだろうな?

昨夜、知った、もうひとつの良くない報せ。訃報。

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THE STOOGESのサックス・プレイヤー、STEVE MACKAYが10月11日に亡くなった。享年66歳。ロンスコットに続いて・・・。

2ndアルバム、『FUNHOUSE』のレコーディングとツアーに参加し、短期間で離脱したものの、2003年の再結成以降の『ザ・ウィヤードネス』、イギー&ザ・ストゥージズ名義の『レディ・トゥ・ダイ』の2枚のアルバムと全てのライヴ(俺も2004年2007年の2回観た)に参加してきた。イギーとはアートスクール時代に知り合ったらしい。

再結成以降の作品も良かったけど、何と言ってもコレだよな。

The Stooges - 1970

信じられないぐらいカッコイイこの曲への彼の貢献は決して小さくない。やたらあって、それぞれにカッコいいカバー・バージョン(この曲をやってカッコ悪くなるってことは考えにくいけど)よりこのオリジナルが勝ってるのはこのサックスも大きいと思う。この何とも邪悪な音色!

The Stooges - Fun House

The Stooges - L.A. Blues

「1970」に続く、ラスト2曲にはロックの範疇をはみ出した凄まじいエネルギーを感じる。後のザ・ポップ・グループ辺りはたぶん、相当コレからヒントを得てる筈。

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俺が聴いた、すべてのアルバムを並べても、ベスト10に入るぐらい好きだな、『FUNHOUSE』は。

怒りというかフラストレーションというかエネルギーがここまで爆発してるアルバムもそうはないと思う。

それにしても、このアルバムで演奏したプレイヤーで生存してるのは、とうとうイギーだけになっちゃった。

俺が寂しく感じるんだからスゲー寂しいだろうなぁ、イギー。

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