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2015年10月30日 (金)

1対1

休日。

不安で心配で気がかりなことを抱えてて気持ちが落ち着かなかったので現実逃避して映画やらTVドラマのDVD鑑賞(特別に好きだったり観たかったモノじゃなく、軽い気持ちで観れるモノ)に終始した一日。あっ、昼寝もしたけど(笑)

前記事を書いてから音楽はルー・リードばかり聴いてる。あらゆる時期のをとりとめもなく。およそ45年に及ぶルーの創作活動。作品の数も多いけど、その全部が素晴らしい訳じゃない。首を捻っちゃうモノ、波紋を呼んだモノ。明らかな失敗作もある。

でも、それは承知の上で全部好き。その時、その時の彼の本気の表現だったと思うから。その時点での100%のルー・リード。

‟ルー・リードを聴いた時だけにしかならない特別な気持ちは言葉で言い表せない”

此処で何度か書いたことあるし、こないだツィッターである人とのやりとりでも同じこと言ったんだけど、それって何なんだろう?って聴きながら考えてた。結局、答えは出なかったんだけど(苦笑)でも、理由はぼんやり判った。

それは距離感じゃないかと。

ルー・リードの音楽は近かった、いつも。

いや、ルーは生粋のニューヨーカーで俺は東洋のセコイ島国の田舎もんだし(嫌いじゃないし卑下してる訳でもないけど事実)、ルーはインテリで俺は馬鹿だから、意味を把握してるとは言いきれない。訳の分からない作品も1つや2つじゃない。それでも、全部が近かった。

話ちょっと逸れるけど、先日、好青年と呑んでた時にふと彼が言った言葉。

「音楽って独りで聴くもんじゃないですか?レコードでもライヴでも結局、独りでアーティストと向き合ってるというか・・・」

俺がロッキン行って感じた、周りの若い子たちへの違和感を話した時の返しだったと思う。

ハッとしたよね。コイツ、若いのに鋭いなと思った(笑)

数年前にライヴ観た時に「僕は1対1700(当日のキャパ)と思って唄ってない。1対1が1700個あって、1人1人に向けて唄ってるんです」って言ってたヤマタツのことを思い出した。

ジョンや清志郎にも感じるけど、ルーにもそういうのを感じる。しかも、その近さが半端じゃない。目の前でこっち向いて唄ってるみたいな。

どんな酷いことを唄っててもやさしかった、ルーの唄は。

間違いなく嫌な野郎、100歩譲った言い方しても絶対いいヤツではなかったと思うけどさ、本人は(笑)でも、根っこの部分にはやさしさがあったんだと思う。‟本当のことは歌の中にある”ってことだな。

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今、聴いてるのはコレ。

大昔に買ったブート、『The Shepherd of Brooklyn』

まぁ、ジャケ買いだね、コレは(笑)

T‐レックスのT‐シャツ着てラッキーストライク咥えたイギーと肩を組むボウイとルー。

でも悪くないよ。A面に78年、B面に74年のライヴが収録されてて、どっちにも「スウィート・ジェーン」と「ロックン・ロール」が入ってるけど、そんなの全然問題ない。

どっちもカッコイイし、俺はルー・リードが大好きだから。

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