隙間を探せ

ここ数年、すき屋でコレを、しかも毎年同じ人と同じ時期に食ってる。
今年もあと少しで終わりだな。たぶん、あっと言う間だ。
週末恒例の向こう1週間の俺のスケジュール。
明日から5連チャン。水、金に5時間残業あり。土曜のみ休み。
ついでにその次の週も。
日曜の夕方から月曜の夕方まで逆24時間。それで、金曜まで普通に連勤。それ終わると2ヶ月ぶりに連休。そろそろいいよね?休んでも。
昨日の、今年最後の率の悪い仕事を終えて今日は休み。だらけながらも地味な作業に終始した1日。でも気分は悪くない。リフレッシュ出来たと思う。
久々に‟観よう!”と思ってTV観たりもして。
「歌詞だけ読んでも『何じゃこりゃ』っていうのはあるかもしんないですよね。歌詞はやっぱり歌詞ですからね。唄われてなんぼのもんですから、メロディに乗って」
さすがだな、マーシー。あれだけの歌詞を書く人が言うと説得力あるね。

1週間ぐらい前に5日間で読み切ったこの本のことをまだ書いてなかった。
大好きな作家、伊坂幸太郎の『グラスホッパー』
割と初期の作品かな?と思って、さっき調べたら04年作だって。10年以上前か。
もう既に伊坂ワールド炸裂しててちっとも古いとは感じない。
幾つかある未読の作品中、このタイミングで手にしたのは勿論、映画化されて話題になってたから。レジ持ってく時、ちょっと恥ずかしかった(笑)
でも、映画も面白そうだし、観たい。映画館では観れそうにないけど・・・。
復讐を横取りされた‟鈴木”と標的を必ず自殺させる異色の殺し屋‟鯨”とナイフ専門の若き殺し屋‟蝉”の3者の視点が交互に出てくる構成で、‟押し屋”と呼ばれる殺し屋をめぐり、徐々に3者が絡んで行くという伊坂作品ではお馴染みの展開。
それでも予定調和に感じないし、「え?」って場面もあるし、想像力を掻き立てられるエンディングも良かったし、とても楽しめた。
登場人物の粋な台詞が取り沙汰されることの多い伊坂作品。コレも御多分に洩れずカッコいい台詞が沢山出てくるけど、蝉の上司、岩西が心酔してて、蝉との会話中にやたらと語録を引用するジャック・クリスピンなる架空のミュージシャンの言葉(「ジャック・クリスピンも言ってるだろうが」とか。他人とは思えない・笑)、コレがいちいちカッコいい。
「二十代の男は知らないことが多い方が幸福だ」
「やったら逃げろ」
「トンネルから飛び出す前こそ気をつけろ」
「許してやるのは最初だけ」
「評論家が名曲を作ったことはない。せっせと作っているのは『迷惑』と『野暮』だ」
「同じ場所に置かれたものは腐る」
「仕事と女の価値を決めるのは他の奴らじゃない。俺だ」
「目の前の楽譜を演奏しろ。自由はそれからだ」
「本当に国を導く人間は政治家の恰好をして現れない」
(引退したら何をしたいかと質問されて)「ピザを食いたい」
サイコーだな。
劇中歌をジャック・クリスピン名義で担当したのは伊坂がファンだというジョン・スペンサー。ジャックの名言のひとつをタイトルにした書下ろし。限定でCD出てたの知らなかった。聴けないなぁ・・・。
代わりにコレ聴こう。

ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンのアルバムは6枚ほど聴いて、どれも良かったけど、やっぱりコレが一番かな。
Jon Spencer Blues Explosion - Orange
今日の記事タイトルに戴いたジャックの名言じゃないけど、ジョンスぺの作品はアルバムごとに結構、音作りとか変えてるのに(音楽性そのものは基本的に変わらない)違和感を感じないのは、このタイトル曲のように隙間があるからかな?だから、やかましい曲をやっても聴いてて疲れないのかも。キースや小山田圭吾も「音の鳴ってないところが大事」みたいなこと言ってたもんな。
俺も隙間が欲しいよ。仕事と仕事の間の(笑)
それにしても、伊坂幸太郎って斎藤和義と組んだり、ルー・リードやマシュー・スウィートが好きだったり、作品中の台詞にラモーンズやストーンズが登場したり(この作品でも重要な場面でブライアン・ジョーンズの名前が出てくる)、ディープなロック・リスナーなんだな、ホントに。
もっと他のも読みたい。
ジョンスぺの『オレンジ』からもう1曲。
Jon Spencer Blues Explosion - brenda
隙間だらけスカスカで聴き心地いい。























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